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【レビュー】ネック・バンド式はワイヤレス・イヤホンの最適解かも!AUSOUNDS『AU-Flex ANC』はノイキャン・外音取込・ハイレゾ対応『無敵』の全部入り!

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こんにちは、イヤホン大好き!音楽大好き!

スタジオ・カミックス管理人のカーミー@StudioKamixです。

(➡︎プロフィールはこちら

 

今回はAUSOUNDSオーサウンズさんのAU-Flex ANCのレビュー記事。

AUSOUNDSさんは北米のメーカーさんでかの有名なBOSEさんやJBLさん、ゼンハイザーさんなどの開発もされているとか。

ミュージシャンやクリエイターをターゲットにした商品開発をされてる様ですね。

有名メーカーの開発もやってるなんて期待できるニャ!

今回レビューさせてもらう「AU-Flex ANC」はネックバンド型イヤホン

僕はこのタイプのイヤホンが初めてなので興奮です。

そして、ハイレゾ対応でありながらワイヤレス!

これってすごくないですか?

嫌でもサウンドに期待が高まる

おまけに名前の通りノイキャン搭載&外音取り込み機能搭載と云う贅沢仕様。

お値段は高めだけど、この無敵の全部入り仕様なら全然うなずける。

ポイントをまとめてみるとこうなる!

ポイント
  • ネックバンド・イヤホン
  • ワイヤレスでハイレゾ対応
  • ノイキャン・外音取込搭載

と云うわけで、さっそく行ってみましょう。

注意

このレビューはAusounds国内正規代理店「(株)コペックジャパン」さんに製品を提供して頂いて書いております。

開封動画!

さあ、今回もがんばって開封動画を撮影しました。

動画も頑張ってるカーミー@StudioKamixです(笑) (➡︎プロフィールはこちら

是非ご覧下さい。

化粧箱

白ベースのかなりしっかりしたつくりの箱でした。

開けてる時にテンション上がります。

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付属品が箱の中で、さらに3つの黒い箱に分かれて収納されていて、それぞれの箱がきちっと納まる様になってる。

箱にもこだわりが感じられて僕はこう云うの大好きです。

ディテールって大事だよね。

神は細部に宿るのじゃ!」と叫びたくなる。

メーカーさんと製品に対する信頼感が増しますね。

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付属品

AU-Flex-ancの付属品は

  • 各種マニュアル
  • イヤーパッドはSMLの3種類(Mサイズはデフォルトで本体に装着されてるの2セット)
  • USB-C充電用の短いケーブル
  • 収納用布ケース(ビロードっぽい)

という必要十分なシンプル構成。

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布ケースはビロードっぽい黒い生地でAUSOUNDSのロゴがブラック・オン・ブラックでプリントされてる。

渋い感じで気に入ってる。

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ファースト・インプレッション

ネックバンド型を使うのは初めてなので、持ってみた感じワクワクが高まります。

初めて手に持つと「お〜〜〜〜っ」っと声が漏れる。

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ネックバンドの部分がやはり新鮮でフォルムもカッコ良いので男心をコチョコチョくすぐられる・・・。

あと、ネックバンドの右側に物理ボタンがあるので最近のワイヤレス・イヤホンのタッチ操作に慣れていると物理ボタンのありがたさを思い出した。

やっぱボタンは「物理ボタン」が好きだ!

そう考えると意外にいいな・・・ネックバンド!

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本体の重さは「39g」

左右独立型のワイヤレス・イヤホン本体などからするともちろん重いけど、

「実際に手に持った感じ」はなんともなくてむしろ「軽い」と感じた。

装着感

ネックバンド・スタイルのイヤホンなので気になるのが装着感!

さてさて、どんな感じなのかな?

ネックバンド

結論から云うと、「すごく良い!

まず、ネックバンド部分は衣類の上に載せると重さを感じなくなる。

元々39gしかないので肩に載せても意識する重さではない。

おおげさではなくて、「付けた瞬間から忘れてしまう」くらいのものと思ってもらって良い。

事実僕はつけてるのを忘れていて、鏡を見てハッと思い出したくらい。

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装着感としてはケーブルも気にならないのでいわゆる左右独立ワイヤレス・イヤホンと大差がない。

「意外だ!こんなにもストレスフリーな装着感なんだ」

と感心。

今は左右独立型ワイヤレス・イヤホンが全盛期だけど、このネックバンド・スタイルって意外と「ワイヤレス・イヤホンの最適解じゃないの?」っていう気持ちがムクムクと湧き上がる。

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ひとつ疑問なのはネックバンド内部は機能的に何を担っているのだろう?という素朴な疑問。

想像ではBluetoothの送受信機能などだろうか?

それによって送受信機能が強化されてサウンドが安定するなどの効果が得られるのならネックバンド最強だな!

メーカーさんに聞いてみようかな?

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イヤーパッド

さてさてイヤホン部分の装着感やいかに・・・?

このモデルは「カナル型」なのでイヤーパッドが付属してる。

「カナル型」は耳に引っ掛ける「インイヤー型」とは異なり

イヤホン本体を耳の穴に突っ込んで塞ぐ様にして聴くタイプの方式。

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音質やノイキャンの性能も

自分の耳の穴にしっかりとフィットしているかどうか?

で随分変わってくるので

イヤーパッドは必ず、3種類全て試して自分に最も合っているものにしてもらいたい・・・、

でないと性能が十分に発揮されない事も多いので気をつけてもらいたい。

これは絶対にやっておいてください!カナル型ならどのイヤホンでも共通です!

ちなみに僕は最初「L」サイズを使用してたけど、最終的に「M」サイズがしっくりきた。

フィット状態で音質やノイキャンの効きはガラリと変わる

そこは面倒臭くてもやっておいてもらいたい。

注意

いつも云わせてもらっててマヂで伝えたいんだけど!

カナル型イヤホンはイヤーパッドが耳に合ってないと全く能力を発揮しません!!!!

面倒臭いけど、最初に必ず全てのイヤーパッド(付属品)を試して一番フィットするイヤーパッドを見つけて下さい!

耳に合っていないイヤーパッドを選んでいるばっかりに「こんなもんか・・・」と諦めてる人や、「期待して損した・・・」と云う人が居ますが、

イヤホンの能力を発揮できてない場合が多いです。

かつての僕もそうでした( ̄◇ ̄;)

カナル型・インイヤー型がよく分からない!と云う方向けの記事!是非読んで見て下さい。

earphone イヤホン使うなら「インナーイヤー(インイヤー)型」と「カナル型」の違いを知っておかねば!!〜誰も教えてくれなかった見分け方。

前置きが長くなったけど、肝心の装着感は最終的に「Good!

ただ僕の耳の形状がよくないのか・・・そこに至るまでに少し試行錯誤した。

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うまく行かなかった部分としてはイヤホン部分の「耳にかけるケーブル部分

ココが耳にかけた際に、イヤホン本体を引っ張ってフィットを妨げていたのだ。

試しに、耳にかけずに使用するとばっちりフィット。

その後色々と試している内に・・・耳にかけてもばっちりフィットする様になった。

耳にかける部分のケーブルが良い感じで馴染んだのか?

その後はフィット感ばっちり

「良サウンド」と「ノイキャン」をばっちり体感できた。

ノイキャン&外音取り込み

ネックバンド・ワイヤレスでありながらノイキャン・外音取込を搭載したAU-Flex ANC!

どのくらいの性能なのか?とても気になるところだ。

とりあえず、ノイキャン!

・・・・・・うん?・・・「お〜〜〜〜っ!」

と普通に感嘆レベル!

ノイキャンの効き、「良い」です!

「7〜8割くらいカットされてる」イメージ。

換気扇の下でテストすると顕著によく分かる。

換気扇 ファン

AU-Flex-ANCではノイキャン機能は「ANC」と呼ばれていて

(ANC=「Active Noise Canceling(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)」の頭文字をとった略称)

手動でノイキャンをONにした際には

「ANC ON(エイ・エヌ・シー・オン)」

とアナウンスが流れる。

外音取り込み

続いて「外音取り込み」

AU-Flex-ANCでは「Moniter Mode(モニター・モード)」と呼ばれてる。

 

で、この「Monitor Mode」もかなり優秀。

AU-Flex-ANC本体についているマイクが

外音を取り込んで耳の中に流し込んでくれる。

遅延もなく、外の音がしっかりと流れ込んでくる。

 

ノイキャン・外音取り込み機能は

完全合格点

au-flex-anc

AU-Flex-ANCのサウンドについて

そして、イヤホンだから

やっぱり大事なのがサウンド・クオリティ

一応、カーミー@StudioKamixはアマチュアミュージシャンの端くれなのでサウンドにはこだわっていきたい!

サウンド・クオリティ

さあ、期待のサウンドや!いかに?

・・・と勢い込んで聴いてみたところ・・・、

「めちゃんこ良い!」

お値段もそれなりなので結構期待をしてたんだけど、とは云えワイヤレスだからな・・・・と期待を下方修正してた。

その期待はガーンと超えてきてくれたので思わず「えいやん!」と呟いた(笑)

 

結論から云うと、サウンドは・・・、

「上の下」か「上の中か」・・・?・・・・で迷うくらいのところ。

いずれにしても、ワイヤレスの中ではガツンと上のクラス

1万円クラスのワイヤレス・イヤホンとは一線を画すサウンド。

3万円前後のクラスと遜色ないんじゃないかな?

これならケーブル・イヤホンと比較しても戦えるかも。

 

僕の持論で、良いイヤホンは音楽を流した1〜2秒で・・・・

「おっ!」・・・となるもんだ!

「おっ!」となるか?ならないか?それが中クラスと上クラスの分かれ目だ。

AU-Flex-ANCは間違いなく「上クラス」の上質サウンド。

サウンド・バランス

それからAU-Flex-ANCはサウンド・バランスが良い。

まず高音域がガツンとくる!

キンキン・シャンシャンとうるさい高音ではなくて「芯のある高音」なので心地よい。

中音域も同じく「骨太」でしっかりしてる。

低音域は普通にしっかりと出る。

変に強調したボーボー・サウンドではなく音源に忠実にしっかりと出してくれてる印象。

物足りなさは全く感じない必要十分な低音。

全体的にバランスがとても取れてて「芯のあるサウンド

音源を忠実に再現するモニター・イヤホンとかに近い様な・・・。

サウンドまとめ

解像度も高く分離も良いからそれぞれの楽器がしっかり聴き取れるし、楽器ごとの小さなニュアンスも聴こえてきて心地よい。

ギターやベースののネックをする音や弦をこする音、ドラムのゴーストノート・・・。

気持ちええな〜」となってしまった。

思わず、あれも聴いてみたい、これも聴いてみたいと、いろんなジャンルの曲を聴き出して気づくと深夜(笑)

気がつくと深夜まで聴いちゃう。それくらい良いサウンド!

AU-Flex-ANCのサウンドは「上の中」としました!

2万円台のワイヤレスでこのサウンドなら頷ける。

ハイレゾも聴いてみた

AU-Flex-ANCはハイレゾ対応なのでハイレゾ音源も試してみた。

簡単にレビューさせてもらうと、

以下の環境

音源:Amazon Music Unlimited HD の24bit 96kHz UltraHD音源

端末:Mac Book Pro Mid2015

イヤホンBluetooth接続:AU-Flex-ANCノーマルモード

・・・て聴いてみたが、AU-Flex-ANCはどうも『24bit 48kHz』が再生の限界値の様で、サウンド解像度が若干上がるという印象。

ハイレゾ規格は色々あるみたいだけれど「24bit 96kHz」や「24bit 192kHz」などの高い周波数を再現した規格がある。

それらの高い周波数の再現はできないので、ガラリと変わると云う程ではないけれど確かに聴き比べると音の解像度は上がる

<追記:ハイレゾについて>2020.01.20追記

色々とハイレゾについて勉強していてBluetoothコーデックについて学んだ。

そこで、気づいたのだけれど上記の環境ではハイレゾでの再生が出来ていないことが判明したので訂正させて下さい。

AU-Flex-ANCは「LDAC」というSONYのコーデックに対応している。

僕の視聴環境であるMacではLDACに対応できていない。

なので結果的にハイレゾでの再生は出来ていないことがわかった。

若干音が良くなった様に聴こえたのは、そもそも音源がハイレゾ音源なので、その分良く聴こえたのかもしれない。

勉強不足で申し訳ないです。

LDACでハイレゾ音源を聞くにはAU-Flex-ANCとLDAC対応の再生機(代表的なのはSONYのWalkmanやXperiaなど)が必要です。

最近はLDAC対応のスマホも増えているみたいですね。

 

Bluetoothコーデックについて知っておくとイヤホンやスマホを選ぶ時にとても役立ちますので良ければ下の記事も参考にして下さい。

ハイレゾで音源を聴きたいと云う方は特に知っておいた方が良い知識です。

[初心者向け]Bluetoothコーデックとは?〜猿でもワカルしワカルと楽しい!イヤホンとスマホの通信

残念ながら、今現在AU-Flex-ANCではハイレゾで聴けていないけど近い将来環境が整ったら試してみたいと思う。

 

とは云え、ワイヤレスでハイレゾが聴けるってのはすごいよな。

ハイレゾ全盛期に入ろうとしている昨今、かなりポイントは高いと思う。

そう、ここにも書いたけど

「ワイヤレスでハイレゾが楽しめる」って云うのは中々ハードルが高いのだ。

 

なにしろワイヤレスイヤホンのトップランナーたちであるAirPodsProやSONYさん、ゼンハイザーさんのフラッグシップモデルにもハイレゾ機能はなかったはず。

ハイレゾ音源は一度手を染めてしまうと戻れなくなるほど音質に違いがあるので、僕的にはこれからどんどん普及していくのだろうと予測してる。

ハイレゾに関しての記事も書いてるのでよければみてやって下さい。

ストラト・ギターでぶん殴られる様な音楽体験♫〜「ハイレゾ(Hi-Res)」なめてました・・・申し訳ございません。

ハイレゾ音源はAmazon Music Unlimited HDなら『30日間無料お試し』があるのでがおすすめ。

amazon-music-hd

ちなみに僕の手持ちのハイレゾ対応のケーブル・イヤホンSIMGOT EM-2と聴き比べをしてみた。

SIMGOT EM2 SIMGOT「EM2」イヤモニ型イヤホン〜アコースティック・ギターを弾く時の「掌がこすれる音」が生めかしく聴こえる

結果的には、さすがのケーブル機には敵わなかった・・・・。

だけど、十分同じ土俵に上がって比較対象になるくらいAU-Flex-ANCのサウンドの実力が高いことがわかった。

操作性

ネックバンド右側には物理ボタンが並ぶ。

前述したけど、これが良い!

やはりボタンは「物理」に限る!

タッチセンサーもいいんだけど、やはりしっかりとした物理的な手応えがあるのは良いね。

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防水防塵性能

防水性能は『IPX5

噴流に対して保護。」というクラスなので少々の水っ気なら大丈夫!というとこでしょうか?

雨とか汗程度なら大丈夫だと思われる。

僕もジョギングとジムで使用してみたけど、特に問題はなかった。

IPコードに関してはこちらを参考にしてください。

精密機器の『防水/防塵』性能規格【IPXXコード】の読み取り方

頑張ってもらいたかったところ

一点気になったのはイヤホン部分のフィット面

最初、イヤホンの耳掛けの部分が馴染まなくて耳に引っ掛けると本体が引っ張られてフィットしづらかった

その内、使ってると馴染んできて、フィットすると格段に音質も安定した。

使い始めの時は、そこが少し気になった。

ただ、これは個人の耳の形状の問題もあると思うのでなんとも云えないのと、馴染んだ後は問題ない。

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AUSOUNDS AU-Flex-ANCまとめ

一通り評価を表にまとめてみた。

AU-Flex-ANC カーミーの評価
音 質
(4.5)
防水防塵
(3.0)
デザイン
(3.5)
装着感
(3.5)
ランニング利用
(2.5)
ノイキャン外音取込
(4.0)
コスパ
(4.5)

と云う感じ。

ケースはないので評価外。

ノイキャン外音取り込みは十分なレベル。

サウンドはかなり上位レベル

Apple AirPodsProやZENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2なんかの3万円前後の高級ワイヤレスイヤホンとも戦える

それらのクラスと比べると2万円代前半というお値段は「コスパが高い!」と云える。

左右独立型ワイヤレスイヤホンが全盛期の中、ネックバンドのかっこよさは見直されるべき!

と個人的には確信した。

 

色々とレビューさせてもらったけど

AUSOUNDS『AU-Flex ANC』はノイキャン・外音取込・ハイレゾ対応の無敵の全部入り

そう考えるとかなり評価は高い!

2〜3万くらいの高級ワイヤレスイヤホンを検討している人には選択肢に加えてもらいたい一品だ。

 

商品の購入はメーカーさんのサイトから行える様です。


参考
AU-Flex-ANCAUSOUNDSさんのサイト

合わせてこちらも読んでみて下さい。

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