こんにちは、
スタジオ・カミックス管理人のカーミー@StudioKamixです。
(➡︎プロフィールはこちら)
この記事はOladance(オーラダンス)の
wearable stereo(ウェアラブルステレオ:以下Oladance)を
2週間ほどみっちり使ったレビュー記事です。
まずはOladance(オーラダンス)の
- 衝撃的なファーストインプレッション!
- この製品の代表的な特徴
- 2週間の使用経験からの実体験レビュー
を中心にお届けします。
目 次
Oladance〜革命的なオープンイヤーの衝撃!
とにかく、この製品には驚かされました。
初めてOladance wearable stereoを着けて
音楽を聴いた時に出た言葉は・・・、
と云う驚愕の声でした(笑)
今まで味わったことのない感覚で
思わず声が漏れてしまいました。
- サウンドが近い!
- 臨場感と奥行きのあるサウンド
- 周りの音も聞こえる不思議さ
耳にかけているだけであって、
耳に突っ込んでいないのにサウンドがものすごく近い。
イメージ的にはすごく良い音がするスピーカーを
耳元で鳴らしている様な感じで、
引っ掛けているだけなので周りの音も聴こえます。
「とても不思議な感覚」でした。
この新しい感覚を味わうだけでも価値がありました。
Apple AirPodsによって
ノイズキャンセリングとワイヤレスイヤホンの
新しい扉が開かれた時くらいのインパクトがあると思います。
いわゆるノイズキャンセリングによる「外音取り込み」と比較すると、はるかに自然で心地よく音楽を楽しめる点はかなり評価できます!
Oladanceの特徴
それではOladanceの特徴から紹介していきます。
- 耳に差し込まないオープンイヤー
- 超大型16.5mmドライバー
- 最大連続16時間の長時間再生
耳に差し込まないオープンイヤー
前述の通り、Oladanceは
耳に引っ掛けるタイプのウェアラブルデバイスで
「オープンイヤー」と呼ばれるタイプです。
耳に引っ掛けるタイプなので耳への負担が少ないです。
通常のイヤホンは、少なからず耳の穴にイヤホンを入れますが、
Oladanceは耳穴への干渉は「0」です。
耳への負担としては
イメージ的にメガネくらいの感じですね。
軽く引っ掛けて耳に馴染ませると、
ホールドされますので少々頭を振っても取れることはありません。
また、耳にかけているだけなので
「周りの音」も聞こえます。
音量にもよりますが、会話も十分にできます。
しばらくすると付けているのを忘れてしまうほどでした。
超大型16.5mmドライバー
少し専門的な内容ですが、
イヤホンの音を出す心臓部であるドライバーユニット、
このドライバーの大きさが
Oladanceは尋常ではありません。
通常のイヤホンであれば5〜6mmあたりが小口径、
10mmを超えると大口径と云われますが、
Oladanceのドライバーはなんと「16.5mm」
尋常じゃないサイズですよね。
この大口径ドライバーのおかげで
まるでスピーカーで聴く様なサウンドが
再現されるわけですね。
イヤホンのドライバーについて初心者向けの記事を書いてますのでぜひ読んでみて下さい。
【初心者向け】イヤホン・ヘッドホンの「ドライバー・ユニット」って何?〜知っておくとイヤホンの見方がガラリと変わる基礎知識!
最大連続16時間の長時間再生
Oladanceは片方160mAhのバッテリーを搭載してますので
長時間再生、最大16時間が実現できます。
16時間ってつまり寝てる間とお風呂入ってる間以外、
ずっと付けていられるくらいのバッテリーライフ
って事ですよね。
このロングライフバッテリーも革命的な魅力ですね。
\Makuake製品ページ(販売終了)/
Oladanceサウンドの魅力
それでは気になるOladanceのサウンドにも
触れていきます。
サウンド自体は全般的に大変良いです。
特にオープンイヤーとは思えない「低音の出方」は
Oladanceサウンドの魅力のひとつでしょう。
太くキリッとした低音がサウンドを引き立てます。
全体を引き立てる低音
変わって中音・高音は「並」といった印象です。
ただし、オープンイヤーと云うタイプのため
音の広がり具合が全く違います。
イヤホンの音の源であるドライバーから
耳の鼓膜までの距離が、
普通のイヤホンよりもある分、
サウンドと空気の混ざりが音の立体感を作っているのではないか?
と推測しました。
広がり・奥行きのあるサウンド
それぐらい音に広がりがあるので
最初に聴いた時に驚いたのだと分析してます。
最後にサウンドの解像度ですが、
よく聴いてみると解像度は高いわけではありませんでした。
なので、中音域で音の分離がよくないな・・・
と云う印象を受ける楽曲もありました。
しかし、持ち前の音の広がりの良さが
それをカバーしてくれています。
Bluetoothコーデックについて
こちらも少し専門的ですが、
Oladanceが搭載しているBluetoothコーデックは
「SBC」と云う最も標準的なもの一つだけです。
アップデートなどで対応してくれると嬉しいですね。
今後に期待したいです。
[初心者向け]Bluetoothコーデックとは?〜猿でもワカルしワカルと楽しい!イヤホンとスマホの通信
Oladanceの開封〜基本仕様と使い方
開封から基本スペックや使い方などを
紹介します。
パッケージ
パッケージはこんな感じです。
▼外箱
シンプルな白いパッケージ
▼内箱
付属品一式
付属品は以下の通りです。
- 充電ケース
- USB Type-Cケーブル
- マニュアル
Oladanceウェアラブルステレオ本体
▼本体
本体サイズ・重量
本体の重さは「12.7g」です。
大きめのバッテリーを搭載しているので
そこそこの重量ですね。
本体とケース、
それぞれサイズ感は以下の様な感じです。
ケースはいわゆるワイヤレス・イヤホンのケースと比べると
かなり大きめです。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは、
Interstellar Blue(ブルー)、Space Silver(シルバー)、Martian Orange(オレンジ)、Cloud White(ホワイト)
の4種類。
どれも個性的でクールなんで迷いますね。
プラグイン充電ケース(付属)
ケースの重量は「60g」です。
付属のプラグイン充電式ケースは「バッテリーを内蔵してません。」
僕はうっかりバッテリーを内蔵しているものと勘違いしていました。
充電の際は、本体をケースにしまった状態で
Type-Cケーブルで電源に接続すると充電されます。
プラグイン充電ケースに仕舞っただけでは充電はされませんのでご注意ください。
バッテリー充電ケース(オプション)
Oladanceには専用のバッテリー充電ケースが別売りで用意されています。
オプションの充電ケースは「119g」です。
オプション別売のバッテリー充電ケースには
バッテリーが内蔵されているので
本体をこのケースにしまうと充電が開始されます。
バッテリー容量は2550mAhなので
最大94.4時間の再生が可能となります。
どうせなら、こちらのバッテリーも一緒に購入しておきたいところですね。
仕様:スペック系(数値データ等)
くわしいスペック・データです。
▼Oladance詳細仕様
▼項 目 | ▼仕 様 |
イヤホン本体サイズ | 58 × 40 × 20 mm |
ケース・サイズ | 130 × 48 × 26.5 mm |
オプション充電ケース・サイズ | 87 × 77 × 33 mm |
重さ(イヤホン) | 12.7 g(片側) |
重さ(ケース) | 60 g |
重さ(オプション・充電ケース) | 119 g |
ドライバー | 16.5 mm ダイナミック型 |
オーディオコーデック | SBC |
Bluetoothバージョン | V5.2 |
Bluetooth対応プロトコル | HFP/A2DP/AVRCP/HSP |
充電コネクタ | Type-C |
バッテリー(片側) | 160mAh |
バッテリー(充電ケース) | 2550mAh |
充電時間 | 2時間 |
最大持続時間 | 16時間 |
最大持続時間(オプション充電ケース) | 94.4時間 |
送信周波数帯 | 2402-2480MHz |
定格出力 | 15mW |
防水防塵性能 | IPX4 |
▼参考記事
【覚えとくと役に立つ!】スマホやカメラ精密機器の『防水/防塵』性能規格【IPXXコード】の読み取り方と簡単な覚え方
使い方は簡単〜クイックスタート
使い方はいたって簡単です。
Oladanceをケースから取り出すと
自動で本体電源が「ON」
スマホ側の「設定」の「Bluetooth」から
「Oladance Wearable Stereo」を選ぶだけで
接続されます。
専用アプリを入れなくてもすぐに使い始める事ができます。
使い方〜タッチによる操作
Oladanceはタッチによる操作で再生/停止、
音量などをコントロールできます。
本体のドライバーユニット部分を
「タップ」または「なぞる」事で
直感的にコントロールできるので
すぐに覚えられます。
Oladanceを2週間使った体験レビュー
Oladanceを二週間使った体験から
気になるポイントをレビューします。
- 装着感は?疲れない?
- 気になる音漏れは?
- 内部構造はどうなってる?
装着感は?疲れない?
まずは気になる装着に関してです。
つけ心地は「◎」です。
片耳が約12gなのと、耳に引っ掛けるタイプなので快適ですね。
耳に触れる部分はシリコーン樹脂で作られていますが、
このシリコーンの肌触りが良くて耳への負担が軽減されています。
感覚的には「メガネくらい」の感じですね。
耳の穴を使わないので
耳が疲れると云う事もありませんでした。
この疲れない装着感は大きいですね。
気になる音漏れは?
オープンイヤーなので音漏れは若干あります。
耳穴に引っ掛けるタイプの「インイヤータイプ」の
イヤホン程度でしょうか。
シャカシャカ音が少々漏れる感じですね。
漏れ具合も音量によりますが、
図書館みたいな静かなところで
大音量で音楽を聴いていると迷惑になるかもしれません。
内部構造はどうなってる?
Oladanceは形状がユニークですので
内部構造はどうなっているのか?気になります。
大型のドライバーユニットは耳の穴のそばにくる
本体のメインに備わっています。
そして耳の後ろにくる豆粒大の部分には
160mAhのバッテリーが内蔵されていると云うわけですね。
この二つで耳をホールドしてくれて
しっかりしたつけ心地と魅惑のサウンドを実現している
と云う非常に理にかなった構造になっています。
Oladanceのエクササイズ利用
僕はこのOladanceを見た瞬間、
ランニングやジムなどでの利用を思い浮かべました。
それくらい「運動との相性が良さそうだ!」
と思ったからです。
しかし、実際に利用してみて分かった事は
半分当たりで、半分ハズレ、でした。
結果から云うと、Oladanceは
身体を横にしたり逆さ向いたりするエクササイズには全く向きません。
「外れてしまう」のです。
わかりやすく云うとベンチプレスなどでベンチに横になって運動していると重力に負けて外れます。
腹筋マシンで逆さになったりすると外れます。
頭が横になったり逆さになったりするエクササイズは
ほぼ外れてしまうと云うワケですね。
しょうがないですね。
ではランニングなどの
上下動があるエクササイズはどうでしょうか?
ランニングは「問題なし」です。
かなりスピードを上げても外れる事はありませんでした。
しっかりとホールドしてくれます。
試しに山道をランニングで下った時も
結構なスピードを出しても外れることはありませんでした。
ジムでの利用は「エクササイズによっては使えない」って事ですね。
ジョギングやランニングには全く問題なく利用できます。
そして、周りの音も自然に聴こえるのは安全なので安心感があります。
Oladance専用アプリについて
Oladanceには専用アプリが提供されています。
Oladance
Oladance無料posted withアプリーチ
本体のファームウェアのアップデートから
イコライザーや左右の音量バランス調整、
バッテリー確認などがアプリから行えます。
非常にシンプルなアプリでした。
アプリはなくても本体の利用は可能です。
イコライザーの使い心地
イコライザーの使い心地はそこそこ・・・
と云った感じでした。
▼アプリのイコライザー画面
ガラッと大きくサウンドが変わると印象はなく
やや影響すると云う印象でした。
操作できる周波数帯も「150Hzから12KHz」までと
やや狭めで低音域がさわれないのは
少し物足りなく感じました。
Oladanceのメーカー・アフターなど
OladanceはDANCING TECHNOLOGY(ダンシング・テクノロジー)さんの製品です。
メーカーさんはどこの国?
DANCING TECHNOLOGY(ダンシング・テクノロジー)さんは
2019年に香港で設立された企業で、
Oladanceウェアラブルステレオは同社の第一号製品となります。
2021年末に米国のクラウドファンディングにて成功し、
日本のMakuakeで初上陸を果たした製品です。
テクノロジーを通じてイヤホン従来の問題(装着時の不快感など)を解消し、より高音質で快適な音楽体験の提供を目指しています。
Oladanceウェアラブルステレオはまさにこの未来を象徴する製品ですね。
参考
Oladance JapanDANCING TECHNOLOGYのHP
Oladanceはどこで作(生産)られている?
Oladanceは「中国広東省」の工場で生産されているようです。
同工場はオーディオ製品の構造設計や音響効果の最適化など多数の技術を有し、製品開発から生産に至るまで
各工程を厳格に管理することで高い製品品質を維持しているそうです。
アフターサービス系
品質保証は「1年間」となっています。
Oladanceのよくある質問Q&A
気になる部分のQ&Aをまとめました。
Q1:OladanceウェアラブルステレオはApple製品で使用できる?
A1:Apple / AndroidなどのOSを問わずBluetoothに対応した機器(スマートフォン、音楽プレーヤー、タブレット、ノートパソコンなど)で使えます。
Q2:片耳だけでも使用できますか?
A2:片方での利用も可能です。
Q3:メガネやマスクをした状態でも使用できますか?
A3:メガネやマスクを着用した状態でも、問題なく使用できました。
Q4: 専用アプリがないと利用できない?
A4:アプリなしでも利用できます。アプリを使うとイコライザーなどの機能が使えるのと、ファームウェアのアップデートも可能となります。
Oladanceのまとめ
Oladanceを使ってみて、
この革命的な仕様と独特な音質のイヤホンに
とても惹きつけられた。
とても意欲的で魅力のあるイヤホンだと思う。
メリット・デメリット
▼メリット
- 耳穴への負担が圧倒的に少ない
- 周囲の音を同時に聴く事ができる
- 音楽を聴きながら会話もできる
- 一日中使用できる
- ランニング中でも周囲の音が聞こえるので安全
▼デメリット
- 横になったりするエクササイズでは外れる
- 本体とケースがやや大きい
どんな人に向いてる
こんな人には向いています!
▼こんな方
- イヤホンによる耳の穴への負担を軽減したい方
- 通話などの目的でイヤホンつけっぱなしが多い方
- zoomなどでの会議やミーティングが多い方
- ジョギングやランニング中に音楽を聴きながら安全も確保したい方
気になる価格
Oladance Wearable StereoはMakuakeで購入できます。
※Makuakeでの販売は終了しています。
気になる価格は
が【早割31%OFF】なら 14,480円(税込)
2022/6/18時点でMakuakeではSOLD OUT
と云うわけで、Oladance Wearable Stereoは
Makuakeでのプロジェクトも大成功した
今までにない新しいスタイルの革新的なイヤホンです。
一度はこの「新感覚」を味わってもらいたいですね。