入門用スマートウォッチとしては120点ではないだろうか? これだけの機能を備えて、このコスパを出せているのが単純にスゴイなと思える代物でした。
この記事では、Amazfit Bip 5(ビップファイブ)の全容をスマートウォッチ初心者の方にも分かりやすくまとめていますので、最後まで読んでみて下さい。
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目 次
Amazfit Bip 5メリット・デメリット
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)のメリット・デメリットをまとめました。
メリット
- とにかく高コスパ
- 多機能
- シンプル&ミニマルデザイン
- 充電もち良し
デメリット
- 画面解像度は低め
- 動作速度は必要最低限
- –
- –
Amazfit Bip 5の開封
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)を開封していきます。
パッケージはシンプルでコンパクトでした。
付属品
付属品もいたってシンプル構成で「本体」「マニュアル」「専用充電器」の3つです。
専用充電ケーブル
専用充電ケーブルはAmazfitシリーズでお馴染みのやつですね。
磁石でスマートウォッチの裏面にくっつくタイプの専用充電器です。
電源側はUSB Type-Aが採用されています。
充電器はスマートウォッチ本体と磁石でピタッとくっついてくれるので、意図的に力を加えないと外れない設計になってます。
「充電されてないよ〜」という事態はよほどのことでもない限りなさそうですね。
充電の様子も動画で確認してみて下さい。
▼Amazfit Bip 5(ビップファイブ)充電の様子
Amazfit Bip 5見た目/ファーストインプレッション
それではスマートウォッチ本体を見ていきましょう。
角が丸まったラウンドフォルムですが、とてもシンプルにデザインされているので好感が持てます。
カラーリングは上部が「黒」下部は「グレー」で統一されていてカジュアルでもビジネスでも違和感なく合いそうですね。
画面サイズ
まずは画面ですが、スクエアな1.91インチのTFT-LCDディスプレイです。
Apple Watch7の45mmモデルとサイズ的にも同程度、カタログスペックではAmazfit Bip 5の方が0.01インチ大きいですね。
画面解像度
320×380という画素数で解像度は「250ppi」です。
解像度としてはミドルアッパークラスですね。
めちゃくちゃ細かいという程ではないものの、パッと見で「粗さ」を感じる解像度ではありません。
必要十分な解像度でしょう。
2.5D強化ガラスと指紋防止コーティングも備えているので、ココも必要十分ですね。
操作ボタンは一つだけ!
操作インターフェイスは右サイドのボタン「一つ」だけ。
いさぎよい構成で迷いがなくて分かりやすいです。
画面上でのタッチやフリック操作とサイドボタン一つで直感的に操作できるのはありがたいです。
さまざまなセンサー搭載
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)はコスパが良い機種ですが、3軸加速度センサーに加え心拍を計測するセンサーなど一般的なセンサーは全て搭載されてますね。
センサーはスマートウォッチ本体裏側を中心に搭載されています。
スマートウォッチでできることは一通り出来る仕様になっているのはありがたいですね。
重さ
本体重量は「26g(ベルト除く)」と大変軽いです。
ウォッチフェイス(盤面)
さまざまなウォッチフェイス(盤面)が用意されています。
専用アプリ「zepp」経由でダウンロードしてスマートウォッチ本体と同期することで好みのウォッチフェイス(盤面)が使えるようになります。
▼気に入って使っているウォッチフェイス(盤面)
ベルトについて
専用のベルトが最初からついています。
本体下部と同じカラーリングの「グレー」のベルトです。
材質は「シリコン」、触った感じもしっとりすべすべで心地よいです。
飽きの来ないシンプルデザインが好印象ですね。
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)の基本操作・操作感
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)は一つのサイドボタンと画面のタップ&フリックで操作します。
実際の操作感を動画で確認してみて下さい。
▼Amazfit Bip 5の画面操作動画
操作感はとくに反応の悪さを感じる事はありません。
意図した反応を返してくれています。
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)は通常時画面が非表示となります。
手首を返した時に画面が表示される様になっています。
こちらも動画で確認してみて下さい。
▼Amazfit Bip 5で手首を返した時
強いて言えば、わずかに遅さを感じますが慣れると気にならなくなる程度のスピードでした。
Amazfit Bip 5の使い方・セッティング
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)の使い方は簡単です。
使い始めのセッティングも難しくありません。
専用アプリ「Zepp」
専用のアプリ「Zepp」は必須です!
このアプリはAmazfitのシリーズを使った事がある人にはお馴染みのアプリです。
Amazfitシリーズのスマートウォッチで使われているのでアップデートがずいぶん行われ、とても使いやすくて優秀なアプリに進化しています。
事前にダウンロードしておきましょう。
▼流れとしては以下の様になります。
本体のボタンを押して起動します。その後「使用言語」を選択します。
専用アプリである「Zepp」をダウンロードしましょう。
本体の画面に表示されるQRコードをアプリのデバイス追加から読み込むと、アプリと本体がペアリングされます。
基本セッティングは以上で完了です。簡単なチュートリアルを消化するとスタンバイ完了です。
Amazfit Bip 5の特徴・機能
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)はコストの割にとても機能が豊富です。
スマートウォッチで必要とされる主な機能はほぼ網羅されている感じなので、その辺をレビューしていきます
健康機能
健康機能として僕が常に気にしているのは「心拍数」計測です。
ランやジョギングなどには欠かせないですね。
▼アプリの心拍数画面
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)は心拍を計測するセンサーがしっかりと備わっています。
また、「血中酸素濃度」の計測も可能ですので運動をされる方には必要な機能が揃ってますね。
そして、睡眠の計測もしてくれます。
▼アプリの睡眠画面
睡眠時間から眠りの深さなども記録してくれて健康管理に役立ちます。
あと、気に入っているのが「ワンタップで測定」機能、
一度の測定で「心拍数」「血中酸素濃度」「ストレス」を測って教えてくれます。
防水・防塵性能
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)の防水・防塵性能は「IP68」というIPXX規格の最高ランク。
雨や汗程度なら全く問題にならないくらいの性能ですね。
▼防水防塵IPXX規格について詳しくはこちら
防水/防塵規格「IPXとは?」〜初心者にも分かる!簡単な覚え方!スポーツ・エクササイズ機能
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)はスポーツ・エクササイズ機能も豊富です。
ウォーキング・ランニングから筋トレ、ヨガなど120を超えるさまざまなエクササイズを記録できる様になっています。
僕は市民ランナーなので「ラン」をかなり使ってみましたが、1kmごとにアナウンスして知らせてくれたりする機能はとても便利でした。
スマートウォッチでエクササイズの記録をしていきたいという方にとっても、さまざまなスポーツやエクササイズが用意されてるのは良いですね。
当然、同時に心拍なども記録されるので体の状態と合わせて振り返る事ができるのは便利です。
位置情報性能
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)は4種類の衛星測位システムに対応しています。
ポピュラーなアメリカのGPS(アメリカ)だけでなくロシアのGLONASS、EUのGalileo、日本のみちびき/ QZSSといった衛星測位システムに対応しているので高精度での位置情報取得が期待できます。
電話通知・通話機能について
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)にはインテリジェント機能という事で、スピーカーとマイクが搭載されているのでスマホとBluetooth接続をしておけば、Amazfit Bip 5本体で通話する事が可能です。
その他にも、アレクサと連携させて声で操作をしたりといった事もAmazfit Bip 5本体からできる様です。
LINE通知・LINE返信機能について
日本では圧倒的に利用者の多いLINE(ライン)ですが、こちらもアプリ側で通知を「ON」にすれば本体にバイブと液晶画面に通知が入ります。
ただし、iPhoneの場合は内容や発信者は表示されません。
そして、iPhoneでの利用の場合、返信機能もないようですので、LINE(ライン)が入った事だけしか分からないですね。(※Androidの場合は定型返信ができる様です。)
充電に関して
Amazfit Bip 5は充電もちが良いです。
1回の充電で最長10日間駆動可能で、バッテリーセーバーモードを使えばさらに電池もちは伸びます。
1週間に一回くらいの充電で十分な感じですね。
Apple Watchだと毎日充電していましたが、圧倒的に電池がもちました。
充電も大変早いです。
充電の検証をしたところ・・・、
0%から満充電までの所要時間は「2時間」かかりませんでした。
また、1時間の充電で「約76%」まで充電できたので、急いでいる時でも少しの充電でしばらくしのげそうです。
バッテリーに関しては言う事なしですね。
Apple Watchとの比較
僕はApple信者でもありますので普段使用しているApple Watchとも比較しながら使ってみました。
▼僕の使っているApple Watch Series 7
結論から言って、「機能的にはApple Watchと比較しても遜色ない」です。
Apple Watchでできる事は大体できるので不自由さは感じませんでした。
電池の持ちなどはAmazfit Bip 5(ビップファイブ)圧倒的に有利ですし、健康・運動機能面でも問題ありません。
ただ、画面表示や反応スピード、ヌルヌルサクサク感などはやはりApple Watch7に軍配が上がりました。
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)はコストを抑えて機能を豊富にしてるので仕方がない部分ですね。
コスパ面では圧倒的にAmazfit Bip 5(ビップファイブ)が有利です。スマートウォッチ入門の方でスマートウォッチが要るのかどうか?見極めたい人にはAmazfit Bip 5(ビップファイブ)がおすすめです。
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)のスペック
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)をまとめています。
サイズ |
45.94×38.09×11.2mm (心拍ベース除く)
|
カラー |
ソフトブラック、クリームホワイト、 パステルピンク
|
本体重量 | 26g (バンド除く) |
ボディ素材 | プラスチック製ボトムケース |
防水グレード | IP68 |
ディスプレイ | 1.91インチ TFT-LCD |
解像度 | 320×380 |
PPI | 260ppi |
タッチスクリーン |
2.5D強化ガラス + 指紋防止コーティング
|
バッテリー容量 | 300mAh (定格値) |
理論上の充電時間 | 最大2時間 |
標準的な使用※ | 最大10日間 |
ハードな使用※ | 最大5日間 |
センサー |
BioTrackerTM 3.0 PPG バイオメトリックセンサー 3軸加速度センサー
|
通信規格 | Bluetooth 5.2 BLE |
GPS |
4衛星測位システム (GPS、GLONASS、 Galileo みちびき)
|
セット内容 |
スマートウォッチ(標準バンド含む) マグネット式充電、 取扱説明書
|
対応デバイス | Android 7.0 以上、iOS 14.0 以上 |
OS | Zepp OS 2.0 |
アプリケーション | Zepp App |
メーカー
よく間違えられているのを見かけますが、
「Amazfit」はブランド名で
メーカーは「Zepp Health Corporation(ゼップヘルス コーポレーション)」さんです。
ウェアラブルデバイスを中心にグローバルに展開されている中国の企業です。
IDC社が発表している「Worldwide Quarterly Wearable Device Tracker」によると、
Amazfitは、2021年度の世界の成人向けスマートウォッチ出荷台数で第5位となっているそうです。
2014年以降、全世界でなんと!2億台以上のスマートウェアラブルデバイスを出荷しているとのことなので、
製品の安定感・安心感が確かなものだと感じますね。
また、直近の場合、2022年Q3(第3四半期)でハイレベルOS採用スマートウォッチで「三位」。
日本国内の2022年Q1~Q3でスマートバンドを含まない、スマートウォッチのランキングで、Apple、ガーミンに次ぐ、出荷台数で日本第三位となっています。
▼メーカーさん公式サイト
気になる質問Q&A
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)の気になる質問をまとめました。
- 通話着信時の通知・表示はされますか?
- 設定を行うと着信表示可能です。また本体のマイク&スピーカーで通話も可能です。
- LINEの通知・表示はされますか?
- 専用アプリ上の設定を行えば可能です。(iPhoneはメッセージの表示・返信はできません。)
- バイブによる通知はありますか?
- バイブ機能は搭載していますので、各種通知の際に本体が振動します。
まとめ
Amazfit Bip 5(ビップファイブ)の感想としては現時点での「高コスパスマートウォッチの最高峰」という言葉に尽きると思います。
スマートウォッチとしてほしい機能はほぼ網羅されていて必要十分な点が素晴らしいですね。
実売で「14800円」という価格でここまで豊富な機能を備えていて画面表示性能や動作性能も一定ラインを超えているのはかなり圧巻です。
スマートウォッチ初めての方の入門機としてあげるならばAmazfit Bip 5(ビップファイブ)が筆頭に上がってきそうです。
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