自転車の鍵って地味に面倒くさい!
鍵の紛失が怖くて暗証番号式のを使ってたけど、それはそれで鍵の開け閉めが面倒・・・。
そんな、面倒くさがりの僕の憂鬱を消し去ってくれたのが、
「セサミ サイクル2(SESAME CYCLE2)」です。
こんにちは、スマートホーム化大好きブロガー「カーミー」です。
皆さん、スマートロック使ってますか?
家の鍵がスマートロックになるとめちゃ便利ですよね?
そして、鍵と言えば自転車も思い浮かびます。
そう!セサミサイクル2はスマホでの自転車の鍵の解錠を可能にしてくれるんです。
しかもオプションのセサミタッチ(SESAME TOUCH)を使うと
指紋やスマホのICカードでの解錠も可能になるんです!
日常的に自転車を利用されていて鍵の開け閉めに憂鬱を感じていた貴方におすすめのガジェットなんです。
目 次
セサミ サイクル2のメリット・デメリット
メリット・デメリットをまとめました。
メリット
- スマホで解錠
- 「物理鍵」不要
- 指紋認証も可
- ICカード認証も可
デメリット
- 稀に接続切れ
- –
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セサミ サイクル2の開封
さっそく開封していきます。
CANDY HOUSEさんの製品はいつも
コンパクトでシンプルなデザインのパッケージで
シンプル&ミニマルな感じが好印象ですね。
▼裏面
中身はこの様になってます。
▼中身
自転車のタイヤをモチーフにデザインが
付属品の箱に印刷がされてて面白いですね。
▼箱から出した中身
さらに、付属品を箱から取り出します。
色々と現れました。
- 本体
- 物理鍵(2個)
- 交換用電池カバー(黒)
- ネジ
- 取り付け用ステー3種類(2枚1組)
▼取り付け用ステー
ステーは2枚1組で自転車に合わせて
3種類の長さから選べる様になっています。
電池カバーがデフォルトではクリア(透明)が
ついていますが、
クリアブラックも付属しているので
僕はクリアブラックを使ってみることにしました。
セサミ サイクル2の見た目
本体を見ていきます。
手に持つとズッシリと重みがあります。
量ってみると・・・、
「249g」でした。
小さい缶ジュースくらいですね。
▼ロック部分
施錠はよくある手錠方式に似たタイプです。
かなりしっかりしてますので
鍵としての安心感はありますね。
クリアパーツで電池部分が透けて見えます。
裏面にはリセットボタンがついています。
さらに下側に物理鍵用の鍵穴があります。
電池切れや何らかの不具合で
スマホからの解錠が出来ない場合は
物理鍵で開錠できる様になってますので
まさかの時も、とりあえず安心ですね。
▼施錠レバー
この施錠レバーを押して施錠をします。
僕も最初勘違いしていましたが、
施錠は手動で行います!
「施錠」は「手動」
セサミ サイクル2でスマホから行えるのは
「開錠」のみです。
確かに、乗ってる最中に施錠が作動したら怖いな・・・とか想像していたので、かえって安心しました。
セサミ サイクル2の使い方・実際の動作
百聞は一見にしかず!
まずは解錠の様子を見て下さい。
▼スマホによる開錠動画
いかがでしょうか?
この様な形で運用できるわけですね。
あとは、セサミ サイクル2をしっかりと
自転車に取り付ければOKです。
施錠 → 手動
解錠 → スマホ操作
実際に自転車に装着した状態も見てみましょう。
▼自転車に装着して解錠
いかがでしょうか?
すっかりスマホで解錠できる自転車になりました。
セサミ サイクル2の設定/準備/セットアップ
実際のセッティングを見ていきましょう。
実はそんなに難しくありません。
どういう自転車に付けられる?
自転車のシートポスト(シートを支える部分)から
リアのタイヤへ伸びる2本のフレームに
取り付ける様になりますので、
そういう構造になっている自転車であれば取り付けられます。
普通のいわゆるママチャリ的な自転車は問題ない様ですね。
またメーカーのHPでは、
と記載されていますので
タイヤの幅が著しく大きい自転車などは付けられないかも知れません。
我が家の自転車はブレーキが邪魔して正常な方向にはつけられませんでしたので、逆向きにつけることになりましたが、問題なく安定しています。
事前につけられるかどうか?セサミ サイクル2をつけたい自転車をよく見て確認しておきましょう。
取り付け方法
取り付け方法は見た目よりも簡単でした。
3種類の大きさから自転車に合ったステーを選びます。
自転車の取り付け位置にステーを取り付けてみて準備します。
本体をつけたステーをしっかりとフレームに巻き付け、付属のネジでします。
以上で取り付け完了です。
→ セサミ サイクル取り付け方法
アプリ
専用アプリは必須です。ダウンロードしましょう。
設定も意外と簡単です。
新規のデバイス登録でセサミ サイクル2を登録すれば終了です。
▼アプリ設定方法
アプリ・メイン画面の右上から「新規デバイス」を選びます。
セサミ サイクル2を通電させて近くにあれば、すぐに見つかります。
以上で、設定完了です。
鍵のマークをタップすると
セサミ サイクル2の鍵を開けることができる様になります。
セサミ・タッチとの連動
そして、セサミ サイクル2ユーザーに超絶おすすめしたいのが・・・、
「セサミタッチ(SESAME TOUCH)」です!
セサミタッチ(SESAME TOUCH)は
セサミ サイクル2や家の鍵用のセサミ4やセサミ5などに
「指紋認証」や「ICカード認証」の機能を追加する
別売りオプションですが、
セサミ サイクル2が指紋で解錠できるのはめちゃくちゃ便利です。
というわけで、ここでは、セサミ サイクル2をベースに
セサミタッチ(SESAME TOUCH)を導入する方法をご案内します。
ブラケットによる自転車への取り付け
セサミタッチ(SESAME TOUCH)の自転車への取り付けですが、
僕の場合、こういうスタイルに落ち着きました。
▼自転車にセサミタッチ(SESAME TOUCH)導入
自転車への取り付けには平らな場所が必要ですので
市販のブラケットを利用してハンドル部分にマウントしました。
▼マウント用に使った部品
パーツは全て近所のコーナンさんで見つけてきました。
全部で900円くらいで済みました。
組み上げるとこんな感じになりました。
▼組み上げた状態
これをハンドルに固定するのですが、
やや大きさが合わなかったので
スペーサーにゴムを挟んで調整しています。
▼取り付けた状態
平らな場所があれば、セサミタッチ(SESAME TOUCH)を
付属の両面で固定することができます。
これでバッチリですね。セサミタッチ(SESAME TOUCH)に
指紋やICカードの登録をすれば使える様になります。
百聞は一見にしかず!動画でご覧あれ!
▼セサミ サイクル2&セサミタッチ(SESAME TOUCH)動作
いかがでしょうか?
これで、自転車の鍵からも完全に解放されます。
もはやスマホすら不要です。
▼Apple Watchでの解錠動画
いかがでしょうか?
Apple WatchのApple Pay機能(ICカード)
を使った利用方法でした。
Apple Watchを使っている方には是非導入してもらいたい!
セサミタッチ(SESAME TOUCH)の詳しい設定方法などは下の記事を参考にして下さい。
▼セサミタッチ(SESAME TOUCH)に関する詳しい記事
セサミタッチ(SESAME TOUCH)スマートロックで指紋認証/ICカード認証を高コスパで実現イマイチだった点、問題/課題
イマイチだった点としては・・・、
アプリからのBluetooth接続がされない時が
2回ほどありました。
念のため、「物理鍵」を持ち歩いていたので
事なきを得ましたが、
原因がよく分からずで、最終的に電池を抜き差しするとあっさりと解決しました。
検証時が真夏で直射日光が当たっていたので高温になり過ぎて不具合が出ていたのかも知れません。その後は問題なく動作しています。なので、まさかの時のために財布などに緊急用の物理鍵を忍ばせて運用しています。アップデートで解消されると良いですね。
スマートロック(電子錠)の安全性・セキュリティ面
SESAME5(セサミ5)はとても便利なのですが、
やはり気になるのがセキュリティ面ですよね。
「電子錠だからハッキングとかされないの?」
「セキュリティのこと考えると導入できない・・・」
という人は多いと思います。僕もその一人でした。
少し難しい話になりますが、ちょっとだけついてきて下さい。
セサミは「AES-256-GCM」と「TLS 1.2」を採用していて安全性は高いと言えます。
「AES-256-GCM」は数ある暗号化技術の中でも非常に高い性能を誇っています。
「TLS 1.2」も暗号化通信技術の一つでWebサイトの通信で広く採用された「SSL規格」の
さらに新しい高度なバージョンですね。
中身は難しすぎて僕には理解し切れませんが、
かなり高度なセキュリティ技術が用いられているようです。
また、Bluetooth通信は「毎秒1600回」のチャンネル切り替えを行なっているため
データを傍受するのは非常に困難と言われています。
SESAME5(セサミ5)はBluetoothによる通信を行なっているため比較的安心という事ですね。
とは言え、スマホを盗まれたりスマホ自体をハッキングされてしまえば、
元も子もありませんし、
つまり、どんなセキュリティでも100%はあり得ない!って事ですね。
(それはスマートロックでなくても同じですが・・・)
リスクを理解した上で、自己責任で運用すべしですね。
セサミ サイクル2のスペック
セサミ サイクル2のスペック(仕様)をまとめています。
OS | sesameOS3 |
鍵のシェア | 複数可能 |
Apple Watchアプリ | 対応 |
NFCタグ | 対応 |
対応自転車 | タイヤ(泥除け)取付幅が 52mm以下に取り付け可能。 |
通知 | 通知機能なし |
記録(ログ) | ログ機能なし |
電池寿命 | 3.0V 1800mAhのCR123A電池 一本使用で3年持続 |
防水 | IPX4 |
アレクサ | 対応 |
Google Home | 対応 |
Siri | 対応 |
セサミ サイクル2のサポート
セサミ サイクル2のサポートは全般的に「良い」と感じました。
まずは、取り付け時にもメールでの個別対応があるので安心な面と、サポートページによる説明がしっかりとされているので迷う事がありませんでした。
特にサポートページはかなり詳しく説明されていて、
ほとんどの場合メールサポートを利用しなくても解決しそうです。
よくある質問Q&A
セサミ サイクル2についてのよくある質問をまとめました。
- どんな自転車でも付けられますか?
- 自転車のタイヤ(泥除け)取付幅が52mm以下に取り付け可能となっています。製品ページなどを確認して事前に付けられるかどうか?確認をしておきましょう。
- 施錠・解錠ともにできますか?
- 施錠は手動になります。スマホからは「解錠」のみ可能です。
- iPhoneでも使えますか?
- iOSで利用可能です。
- 鍵のシェアはできますか?
- 可能です。オーナー・マネージャー・ゲストの権限を持たせてシェアできます。(要専用アプリのインストール)
おすすめの購入方法
公式サイトで
「セサミ サイクル2 本体」+「セサミタッチ(SESAME TOUCH)」
を一緒に購入するのがオススメの方法です。
この組み合わせであれば、
セサミ サイクル2の機能を十二分に発揮できて
スマートロック・ライフを十二分に満喫できます。
▼セサミタッチ(SESAME TOUCH)の詳しい記事
セサミタッチ(SESAME TOUCH)スマートロックで指紋認証/ICカード認証を高コスパで実現購入先はどこが良い?
また、購入先ですが、
公式サイトからの購入がもっとも安価な様なので
現状は公式サイトからの購入がよさそうですね。
▼参考価格表
Candy House公式 販売価格 | Amazon(2023/08月)販売価格 | |
セサミ サイクル2 | 3980円 | 6380円 |
セサミタッチ(SESAME TOUCH) | 2980円 | 4780円 |
圧倒的に公式サイトで買う方が安価になりますので、
公式サイトでの購入をおすすめします。
安心で安価な公式サイトがおすすめ
メーカーについて
メーカーである「CANDY HOUSE」さんは東京に本社を置き、
アメリカ・中国の深圳・台湾にそれぞれ現地法人を持つ企業さんです。
創業者である「Jerming Gu」さんが留学先のスタンフォード大学内にある
スターバックスにてクレジットカードで颯爽と支払いをする学生たちを見て
感銘を受け、自らもカードをつくって財布を持たないスタイルにした時、
ポケットに残った「家の鍵」をどうにかしたい!
と思ったのがスマートロックをつくるキッカケになったのだとか。
興味深いサクセスストーリーは同社のホームページにも掲載されているので
興味のある方は是非読んでみて下さい。
スマートロックSESAME(セサミ)シリーズの開発をされ、
その他の関連製品も研究・開発されているようです。
これからの動きに期待が高まる企業さんです。
まとめ
セサミ サイクル2をしばらく使ってみました。
結果的にもう「物理鍵」には戻れませんね。
セサミタッチ(SESAME TOUCH)の指紋認証での
解錠が楽すぎて、もう骨抜き状態です。
以前は暗証番号方式のワイヤーロックを使っていたのですが、
毎回、鍵の開け閉めが面倒だな・・・・と、
不便を感じていたので、
セサミ サイクル2とセサミタッチのコンビ技に
慣れてしまうと、もはや以前の状態には戻りたくないですね。
日常的に自転車に乗っていて
鍵の開け閉めに面倒を感じている方には
超絶おすすめしたいですね。
ご購入は安心で安価な公式サイトがおすすめ
セサミ5(SESAME5)高コスパ多機能スマートロック(電子錠・鍵)人類は鍵を卒業する時が来た!