この記事はスマートロック「SESAME5(セサミ5)」の
別売りオプションで「指紋認証」や「ICカード認証」
などの機能をセサミに追加して、さらに便利にしてくれる
「セサミタッチ(SESAME TOUCH)」のレビュー記事です。
この記事ではセサミタッチ(SESAME TOUCH)の詳しい情報をまとめていますので、SESAME5(セサミ5)のコトを
まだよく知らない方は先にSESAME5(セサミ5)の記事を読む事をオススメします。
![SESAME5(セサミ5)](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame5-103-160x160.jpg)
目 次
セサミタッチ(SESAME TOUCH)のメリットデメリット
セサミタッチ(SESAME TOUCH)のメリット&デメリットをまとめています。
メリット
- 指紋認証
- ICカード認証
- Apple Watch認証
- iPhone認証
- 配線不要
デメリット
- 指紋認証精度
- アプリがややチープ
- –
- –
- –
セサミタッチ(SESAME TOUCH)の開封
セサミタッチ(SESAME TOUCH)を開封していきます。
![セサミタッチ(SESAME TOUCH)](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame-touch-2.jpg)
パッケージはナチュラルな紙のパッケージで
最小限に簡素化されていて
シンプル&エコなイメージで好感が持てます。
![セサミタッチ(SESAME TOUCH)](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame-touch-7.jpg)
中身もシンプルですね。
- 本体
- 両面テープ(貼り替え用)
- マニュアル類
- 電池(2本・本体内蔵・3.0V 850mAhのCR2 )
セサミタッチ(SESAME TOUCH)の見た目
本体を見ていきます。
![セサミタッチ(SESAME TOUCH)](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame-touch-8.jpg)
本体のカラー展開は黒のみです。
今後、バージョンアップの際に違う色も期待できそうですね。
![セサミタッチ(SESAME TOUCH)](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame-touch-10.jpg)
裏面は両面テープが貼られています。
そして、ネジが二つ見えますが、
このネジを外すと内蔵されている電池にアクセスできます。
▼側面
![セサミタッチ(SESAME TOUCH)](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame-touch-11.jpg)
サイズは大変コンパクトで
幅約37mmで高さは約60mmなので
ドアの周辺に目立たず設置が可能です。
![](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/image-2.png)
重量も電池を含めて59gと大変軽いです。
![セサミタッチ(SESAME TOUCH)](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame5-18.jpg)
セサミタッチ(SESAME TOUCH)の使い方
セサミタッチ(SESAME TOUCH)の使い方は大きく二つです。
一つは「指紋認証」による解錠
もう一つは「ICカード」による解錠です。
![セサミタッチ(SESAME TOUCH)](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame-108.jpg)
指紋による認証
圧倒的に便利な「指紋認証」
僕は正直もうこれだけで良い!って感じてます。
指紋認証による利用方法は動画で見ると一目瞭然!
▼指紋認証による解錠
大変簡単に鍵を開ける事ができますね。
指紋認証はセサミタッチ(SESAME TOUCH)に指を設置させる際の角度が悪いと認証してくれない場合がありますので、苦手な方はICカードやApple Watchの方が簡単かもしれません。
ICカードによる認証
ICカードを利用した認証方法です。
これには、iPhoneのApple Payなども利用できますし、
Apple WatchのApple Payでも利用できます。
Apple Watch(Apple Pay)による解錠もとても簡単です。
▼Apple Watchによる解錠
- FeliCa(Suica、PASMOなど)やMIFARE搭載カード使用可能
- 100枚まで登録可能
- NFCタグ使用可能
ICカードも便利ですが、
実際に運用していると「指紋」が圧倒的に便利です。
スマホもスマートウォッチも必要がありませんので、
「完全手ぶらでOK」なのが最大の魅力ですね。
[/memo]セサミタッチ(SESAME TOUCH)での施錠
「解錠」は指紋やICカードで行えますが、
「施錠」には実は「何も要りません」
本体センサー部分に手をかざすと「施錠」されます。
▼施錠の様子
要は、セサミタッチ(SESAME TOUCH)のセンサーによる
「アンマッチ(認証不一致)」が検出されると
施錠されるという事ですね。
なるほど!これなら簡単だし、何の問題もないですね。
セサミタッチ(SESAME TOUCH)のセッティング
セッティング・設置も難しくありません。
落ち着いて取り組んでもらえれば
どなたでもできるレベルの設定・設置ですね。
本体の裏蓋を開けて、電池の接点につけてあるフィルムを取り除き、通電させたら蓋を閉じます。
![](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame-touch-13.jpg)
専用アプリでSESAME5(セサミ5)を認識させます。
アプリ上のセサミタッチ(SESAME TOUCH)の設定でセサミを連携設定します。これでセサミタッチ(SESAME TOUCH)からセサミを操作できます。
アプリ内のセサミタッチ(SESAME TOUCH)の設定にて「指紋」又は「ICカード」の新規登録を行います。
無事連携が完了したら、ドアの外側に位置決めをして、両面テープで固定します。
![](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame-113.jpg)
以上で設置完了です。問題なく動作するか?テストをしておきましょう。
セサミタッチ(SESAME TOUCH)がアプリから認識できないという場合は、一度クリップや爪楊枝などでリセットボタンを押してから再度試してみて下さい。
![セサミタッチ(SESAME TOUCH)](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame-touch-15.jpg)
専用アプリ
セサミ専用アプリをダウンロードしましょう。
![セサミ、ひらけゴマ !](https://is2-ssl.mzstatic.com/image/thumb/Purple112/v4/e8/a0/8c/e8a08cc1-4dad-1148-cfa7-05c5f32abd53/AppIcon-0-0-1x_U007emarketing-0-0-0-7-0-0-sRGB-0-0-0-GLES2_U002c0-512MB-85-220-0-0.png/512x512bb.jpg)
このアプリで全ての設定を行います。
スマートロック(電子錠)の安全性・セキュリティ面
SESAME5(セサミ5)とセサミタッチ(SESAME TOUCH)は
とても便利なのですが、少し気になるのがセキュリティ面です。
「電子錠だからハッキングとかされないの?」
「セキュリティのこと考えると導入できない・・・」
という人は多いと思います。僕もその一人でした。
![](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/01/cyber-security-3400657_1280.jpg)
少し難しい話になりますが、ちょっとだけついてきて下さい。
セサミは「AES-256-GCM」と「TLS 1.2」という技術を採用していて安全性は高いと言えます。
「AES-256-GCM」は数ある暗号化技術の中でも非常に高い性能を誇っています。
「TLS 1.2」も暗号化通信技術の一つでWebサイトの通信で広く採用された「SSL規格」の
さらに新しい高度なバージョンですね。
中身は難しすぎて僕には理解し切れませんが、
かなり高度なセキュリティ技術が用いられているようです。
また、Bluetooth通信は「毎秒1600回」のチャンネル切り替えを行なっているため
データを傍受するのは非常に困難と言われています。
セサミ・シリーズはBluetoothによる通信を行なっているため比較的安心という事ですね。
とは言え、スマホを盗まれたりスマホ自体をハッキングされてしまえば、
元も子もありませんし、
つまり、どんなセキュリティでも100%はあり得ない!って事ですね。
(それはスマートロックでなくても同じですが・・・)
リスクを理解した上で、自己責任で運用すべしですね。
セサミタッチ(SESAME TOUCH)のスペック
セサミタッチ(SESAME TOUCH)の気になるスペックについてまとめています。
防水防塵機能
セサミタッチ(SESAME TOUCH)は「IP65」という
防水防塵機能を備えています。
セサミタッチ(SESAME TOUCH)の設置は「ドアの外側」
つまりは屋外になって雨や砂埃にさらされる事もあるでしょう。
しかし、IP65の防水防塵性能なら安心しても良さそうですね。
![防水防塵規格 IPXX](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2020/11/防水防塵規格-IPXX-160x160.jpg)
電池持ち
セサミタッチ(SESAME TOUCH)にはCR2電池が2つ入っています。
電池の持ちは「約1年」の様です。
▼スペック(仕様)まとめ
OS | sesameOS3 |
カードリーダー | FeliCa(Suica、PASMOなど)やMIFARE搭載カード使用可能 100件まで登録可能 NFCタグ使用可能 |
指紋認証リーダー | 100件まで登録可能 |
NFCタグ | 対応 |
セサミとの接続 | 1台のタッチに2台のセサミが連携可能 |
防水防塵性能 | IP65 |
取り付け方法 | 3M両面テープ |
電池寿命 | 約1年 |
サイズ | 幅:37.8mm 高さ:60.2mm 奥行き:24mm |
重量 | 35g(電池込みで59g) |
![セサミタッチ(SESAME TOUCH)](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame-110.jpg)
よくある質問Q&A
セサミタッチ(SESAME TOUCH)についてのよくある質問をまとめました。
- セサミシリーズのスマートロックでなくても使えますか?
- セサミ以外では使えません。また、セサミシリーズの中でも古いモノは対応してない可能性があるので事前に確認しておきましょう。
- 誰でも設置できますか?
- 設置は所要時間10分時間程度で、工具の用意も不要、ドライバーを使えて、WiFiがつなげる程度の知識があれば設置できるでしょう。(あくまで一般的な設置例の場合)
- スマホがなくても使えますか?
- 「指紋」登録時にスマホは必ず必要ですが、一度「指紋」や「ICカード」を登録してしまえば、それ以降はスマホがなくても大丈夫です。
おすすめの購入方法
公式サイトで
「本体」+「WiFiモジュール」+「SESAME TOUCH」
を一緒に購入するのがオススメの方法です。
この組み合わせであれば、
SESAME5(セサミ5)の便利機能をほぼ網羅できて
スマートロック・ライフを十二分に満喫できます。
購入先はどこが良い?
また、購入先ですが、
公式サイトからの購入がもっとも安価な様なので
現状は公式サイトからの購入がよさそうですね。
▼参考価格表
Candy House公式 販売価格 | Amazon(2023/08月)販売価格 | |
SESAME5(セサミ5) | 3980円 | 5412円 |
セサミタッチ(SESAME TOUCH) | 2980円 | 6900円 |
WiFiモジュール | 2980円 | 在庫切れのため不明 |
圧倒的に公式サイトで買う方が安価になりますので、
公式サイトでの購入をおすすめします。
公式サイト・セールあり
メーカー
メーカーである「CANDY HOUSE」さんは東京に本社を置き、
アメリカ・中国の深圳・台湾にそれぞれ現地法人を持つ企業さんです。
創業者である「Jerming Gu」さんが留学先のスタンフォード大学内にある
スターバックスにてクレジットカードで颯爽と支払いをする学生たちを見て
感銘を受け、自らもカードをつくって財布を持たないスタイルにした時、
ポケットに残った「家の鍵」をどうにかしたい!
と思ったのがスマートロックをつくるキッカケになったのだとか。
興味深いサクセスストーリーは同社のホームページにも掲載されているので
興味のある方は是非読んでみて下さい。
スマートロックSESAME(セサミ)シリーズの開発をされ、
その他の関連製品も研究・開発されているようです。
これからの動きに期待が高まる企業さんです。
![セサミタッチ(SESAME TOUCH)](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame-112.jpg)
まとめ
セサミタッチ(SESAME TOUCH)についてのレビューでした。
僕はもともとSESAME4(セサミ4)を使っていたユーザですが、
今回SESAME5(セサミ5)とセサミタッチ(SESAME TOUCH)を
同時に導入して、その便利さにあらためて驚かされました。
セサミを導入して鍵を使わなくなった事で
かなりのカルチャーショックを受けたのですが、
今回はセサミタッチ(SESAME TOUCH)が登場した事で
さらに上を行く便利さを実現してくれています。
セサミを導入する場合は「セサミタッチ(SESAME TOUCH)」は
確実に「マストアイテム」でしょう。
悩んでいる方は、迷わず購入された方が良いでしょう。
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![SESAME5(セサミ5)](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/08/sesame5-103-160x160.jpg)
おすすめの購入先は公式サイト・セールあり
▼SESAME5(セサミ5)の前身SESAME4(セサミ4)の記事
![SESAME4(セサミ4)](https://studio-kamix.com/wp-content/uploads/2023/01/sesame00010-160x160.jpg)