こんにちは、
スタジオ・カミックス管理人のカーミー@StudioKamixです。
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この記事はSegway(セグウェイ)-Ninbot(ナインボット)社の電動キックボート、
「D-AIR(ディーエアー)」の紹介記事です。
公道を走る装備を搭載した同機で、公道を走るまでをレビューします。
\Makuakeにて取扱中/
D-AIRは日本の道路交通法に準拠した「日本の公道を走れる」電動キックボードです。
目 次
Segway D-AIRの開封
Segway D-AIRを開封しました。
大きな梱包で届きます。今回は玄関前で開封。
Segway D-AIRの付属品
▼付属品の一覧です。
▼詳しくはこちら
専用ヘルメット
以上の付属品以外にヘルメットとナンバープレートが必要です。
ちなみに、僕はオプションのSegwayのヘルメットを使わせてもらいました。
よくある自転車のヘルメットの様なスタイルですが、自転車のよりもしっかりしている印象でした。
電動キックボードはもしも事故にあった場合のリスクも高めなのでヘルメットはしっかりと着用したいですね!
Segway D-AIRすごく楽しくて軽快な乗り物ですが、公道を走る場合は特に安全には注意を払って楽しく乗りましょう。
Segway D-AIRの組み立て
Segway D-AIRの組み立ては、とっても簡単です。
基本的には、後部のナンバープレートと指示器などの部分の固定と、
フロントフォーク部分の固定、
をネジで行えば終了ですね。
Segway D-AIRの折りたたみセッティング
Segway D-AIRの折りたたみ状態と走行状態のセッティングは簡単です。
基本ワンタッチですね。
フロントフォークの根本にあるロックを外して折り畳めばコンパクトになります。
▼ロック部分
ここを倒すとロックが解除になって折りたためる様になります。
折り畳むと、ハンドルについている「引っかけ」を後輪カバーの上部にあるフックに引っ掛けられる仕組みになっています。
引っ掛けるとフロントフォークを持って運べるので、持ち運びも楽になります。
Segway D-AIR本体
それでは組み上がったところで本体も見てみましょう。
なかなか凛々しい佇まいですね。
▼フロントフォークに「SEGWAY(セグウェイ)」のマークが入ってます。
黒とグレーのベース色にオレンジの差し色が鮮やかです。
なかなかの「男前」で気に入っています。
前から見るととてもスリムでスポーティですね。
このコンパクトさで人を乗せて19kmで走れるのはあらためて「スゴイ」と感じます。
タイヤ
前後に、「10インチワイドタイヤ」を採用していてタイヤ幅も広いので、しっかりと路面を捉えてくれて滑るような事はありませんでした。
なかなかしっかりしてますね。
タイヤの表面とチューブタイヤの間に高分子材質を採用しているらしくパンクを大幅に防ぐ「パンクレス・タイヤ」となっています。
モーター
モーターは非常に静かで、なおかつ力強い!
走行中は「フィーーーーーンッ」と云うモーター音だけが聞こえます。
高性能で高耐久性、高効率かつ省エネと云うかなり優秀なモーターのようです。
公道を走るための装備
Segway D-AIRは日本の公道を走れる装備を搭載しています。
- ウィンカー(方向指示器)前後
- ブレーキランプ
- ヘッドランプ
- バックミラー
- 警笛
▼ウィンカー
▼ブレーキランプ
スモールランプが昼間もつきっぱなしになります。
▼ヘッドランプ
日中も点灯しっぱなしになります。
▼バックミラー
▼警笛
▼スタンド
これらが装備されてるので日本の道路交通法にかなう仕様になっているのですね。
Segway D-AIRの操作方法
Segway D-AIRは操作方法もいたって簡単です。
ハンドル中央にあるボタン一つで起動します。
ボタンを押すと「ピッ」と云う音とともに発信準備が整います。
コレだけで、すぐに発進準備は整っています。
「エンジンをかける」と云う概念がないですね。
電動なのでボタン押したらすぐ走り出せると云うのが新鮮です。
各モードの切り替え
Segway D-AIRは3つの走行モードがあります。
「エコ・モード」「スタンダード・モード」「スポーツ・モード」の3つです。
3つのモードの大きな違いは最高速度ですね。
モード名 | 最高速度 |
エコ・モード | 10km |
スタンダート・モード | 15km |
スポーツ・モード | 19km |
アクセルを最大にした時に到達するスピードがそれぞれのモードで異なります。
しばらく乗って慣れると「スポーツ・モード一択」になるのですが、
初めての時や「ちょっと怖いな」と云う方はエコモードやスタンダート・モードにしておくと安心ですね。
あと、電池が少ない時などもエコモードにしておくと長持ちしますよね。
メインLEDモニター
メインLEDモニターがハンドルの真ん中についています。
スピードや電池残量といった情報が表示されます。
現在のモードも表示されますね。
(LEDモニター画面は「ECO」になってます。)
シンプルで見やすくて何の問題もありませんでした。
Segway D-AIR専用アプリ
専用アプリがあります。
Segway-Ninebot
Ninebot (Beijing) Tech Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
BluetoothでSegway D-AIR本体と接続することができます。
走行記録を残したり、「ファームウェアのアップデート」などもこのアプリから行えます。
Segway D-AIRの実体験レビュー
さあ、いよいよ電動キックボードを初体験です。
公道で走るための準備
まずは公道で走るために、準備をしました。
フフフ
ナンバーを取ってやったぜ!
(・∀・) pic.twitter.com/WXO4JRZ7ck— カーミー@Studio-Kamix(区画整理で仮住まい中) (@StudioKamix) July 6, 2022
- 原付免許
- ナンバープレート
- 自賠責保険
[2022]電動キックボードは公道走行可能!ナンバーや保険、費用や条件は?
キックボードが乗れれば誰でも乗れる
結論から云うと、キックボードが乗れる人なら誰でも乗れます!
最初の動きだしだけは、自分で漕ぐ必要があります。
アクセルの操作性
アクセルはレバーになっていて上から下へ押すタイプです。
僕は運転に慣れると、アクセルはすぐ全開にして乗っていました。
バイクの様な徐々に開けるという感じはなくレバーを全開に押して止まる時は放す、といった感じでした。
最高19kmの体感速度はかなり速い
スポーツモードでアクセル全開にすると「19km」の最高速度に到達します。
スピード的には自転車でまあまあ頑張って漕いでるくらいのスピードです。
ただ、キックボードに乗って不安定な状態なので体感スピードはもっと速く感じますね。
▼街中を走行する動画
坂道もパワフルに駆け上がる
驚いたのが坂道の走行!
家の近所にある坂道を走りましたが、グイグイと上がって行って19kmをキープしていました。
▼坂道を上がる動画
なかなかのパワフル走行ですね。
さらに傾斜のキツイ坂道にも挑戦したところ、さすがに傾斜がキツイ坂道では19kmは出ませんでしたが、十数キロで登り切りました。
下り坂走行も問題なし
下り坂も乗ってみました。
下りは傾斜がキツイと20kmを超えることがありました。
ブレーキ
ブレーキは自転車と同じ仕様なので、迷うことなく使えます。
そして、しっかりと効いてくれます。
後輪には、タイヤのロックを防ぐ「E-ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)電子ブレーキ」を搭載しているのでロックを防いでくれて安全に止まってくれます。
ウィンカー(方向指示器)
Segway D-AIRには「ウィンカー(方向指示器)」がついています。
公道では原付と同じ扱いになるので「方向指示器」を使って進行方向を示さなくてはなりません。
リンリン&警笛
自転車についている様な「リンリン」となる鈴と「ピッ」と電子音の鳴、警笛がついています。
なぜか?二種類・・・(笑)
電子音の方もそんなに大きな音がするわけではありませんでした。
お好みで使い分けでしょうかね〜。
コーナリング
コーナリングは思ったよりも安定していました。
▼コーナリング動画(山道)
もっとふらつくかな?と思いきやしっかりとした曲がりっぷりで危なげないコーナリングが可能です。
ただ、あまり攻めすぎると危ないのでほどほどにしたいですね。
目立つ!(人に見られる)
人に見られます(笑)
特に僕の住んでる高知県高知市なんかは田舎なんで、自分以外の人が電動キックボードで公道を走っているのを未だに見たことがありません。
▲上の写真の撮影中にも声をかけられました(笑)
そういうわけで、目立つのでよく見られます。
最初は恥ずかしいのですが、その内気にならなくなります(笑)
「それ、俺もほしいんだよね〜」とか「いいね〜〜?いくらくらいすんの?」とか(笑)
公道は細い道を選んで、追い越させると良い
公道を走っていると残念ながら他の車やバイクの邪魔になります。
19kmしかでないので原付バイクの制限速度である30kmにも及びません。
なので、必然的に比較的スピードが出る公道では邪魔な存在になってしまいます。
なので僕は大きな道路は避けて、裏道を走る様にしていました。
また、後ろから車やバイクが来ている場合は道路の端によって追い越させる様にしてました。
電池がなくなると・・・、
電池がなくなるまで走ってみましたが、思ってたよりももちました。
▼電池があと少し
電池が残り少なくなるとインジケーターが赤くなって点滅をはじめます。
電池が少なくなるとまずスピードを自動的におさえてくれます。出来るだけ長く走れる様にしている様ですね。
道路の凸凹について
道路が悪いとそこそこ振動が伝わってきます。
タイヤが小さくて、パンクレスタイヤと云うこともあって道路の影響は出ますね。
ただ、走れないって事はなかったので、そこそこ道路が悪くても大丈夫です。
Segway D-AIR購入前に気になるチェックポイント
Segway D-AIR購入前に気になるチェックポイントをまとめました。
充電&電気代
充電時間は空っぽからフル充電まで「約5時間」
最長で28km断続走行可能です。
電気代は一回あたり「10円程度」と激安!
昨今のガソリン代の高騰を考えると家計に優しいですね。
車体のサイズ感
サイズ感は男性でも女性でも違和感なく乗れる感じです。
最大120kgまで乗れるようなので大柄の男性でも大丈夫ですね。
ステップ
足を乗せるステップは両足を並べても乗れるくらい幅が広いです。
また表面もゴム加工で滑らず安定しました。
バッテリー&安全性
本体下部にあるバッテリーは7650mAhと云う大容量のリチウム電池です。
「275Wh(mAh)」と云う大容量。
また、スマートで安全なバッテリー管理システム(BMS)を内蔵していて、万が一異常発生の場合でもアプリにアラート通知があるようです。
雨の日の走行は?
「雨の日の走行は控えてください」とされています。
本体の防水性能は「IPX5」です。
悪天候での走行は環境に十分気を付けながらスピードを落として走行してください。精密機械のため、防水加工されていますが、雨の中での長時間走行は避けてください。(メーカーさんHPより引用)
▼IPX5の防水性能
IPX5
|
あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
結構な防水性能ですが、雨の道を走るとなると「大きな水溜り」などがあることを考えると避けておいた方が良さそうですね。
▼参考記事
【覚えとくと役に立つ!】スマホやカメラ精密機器の『防水/防塵』性能規格【IPXXコード】の読み取り方と簡単な覚え方
実際に公道を走って分かった気をつけたい事
Segway D-AIRを実際に公道で走ってみてわかった事をまとめました。
免許忘れそう
気軽に乗れるSegway D-AIRですが、その気軽さゆえについつい免許やヘルメットを忘れそうになります。
どちらも道路交通法違反になるので気をつけましょう。
大きな道は避けた方が良い
スピードの出る片側2車線などの大きな道路や見通しが良くて車のスピードも乗ってる様な道路は避けたほうがよさそう。
最大19kmしかスピードは出ませんのでスピードの乗ってる車やバイクが行き交う大きな道路は、衝突される恐れがあるので避けた方が良いでしょう。
キックボード感覚で乗ると一時停止などを忘れそう
キックボード感覚で乗っているとついつい「一時停止」や「ウィンカー(方向指示器)操作」を忘れてしまいそうになります。
「原付バイク」に乗ってるんだ!としっかり意識づけして乗らねば!ですね。
「19km」をあなどるなかれ!
Segway D-AIRの最高速度は19kmですが、結構なスピードです。
もしも、車と接触すればまあまあの事故になる恐れがあります。
歩行者や自転車との接触も然りです。
Segway D-AIRの改善希望ポイント
しばらくSegway D-AIRを使ってみた中でここが良くなるといいな!
と云う点をまとめてみました。
充電ポートのキャップ・ゴムが外れやすい
これは個体差があるかもしれませんが、僕のSegway D-AIRは充電用のポートを塞ぐためのキャップ・ゴムをしっかりとしめないと、勝手に開いてしまうことが何度かあった。
USB Type-Cだったら良いな
技術的に難しいのかもしれないけれど、充電ポートが「USB Type-C」だったらアチコチで充電できるので良いなと思った。
小物収納ほしい
自賠責保険の保険証券を収納できるスペースがあると嬉しい。
フックほしい
これも構造的にダメなのかもしれないけれど、レジ袋なんかをかけられるフック的なものがあると良いな・・・と思った。
スマホロック
Segway D-AIRはアプリとも連動する、とても先進的な乗り物なのでアプリでロックができると思い込んでいた。
実際はスマホやアプリがなくても走ることができるのだけれど、アプリでロック解除しないと走れない様にしてもらった方が防犯的にも良さそうだと思った。
Segway D-AIRスペック
▼本体サイズ
▼詳しいスペック表
サイズ | (展開時)L 113.8 × W 61.1 × 1H 45.9 cm (折畳時)L 121.7 × W 61.1 × H 48.4 cm |
重量 | 17.3kg |
耐荷重 | 120kg |
乗車条件 | 適用年齢:16歳以上 適用身長:120〜200cm |
最高速度 | 約19km/h |
航続距離 | 約28km |
登坂角度 | 約8.5%(15%) |
適用地面 |
アスファルト/舗装路/障害物1cm以下、段差3cm以下
|
防水レベル | IPX5 |
バッテリー | 定格電圧:36V 最大充電電圧:42V 充電温度:0〜40°C 定格容量:76500mAh(275Wh) |
モーター | 定格電力:300W |
充電器 | 出力電力:70W 定格入力電圧:100〜240V 最大出力電圧:42V 定格出力電流:1.7A 充電時間:約5時間 |
生産地 | Made in China |
気になる質問Q&A
スマホやアプリがなくても走れる?
走れます!走るだけならスマホもアプリも必要ありません。
雨の日は走れる?
小雨程度なら走れます。路面に水溜りができる様な雨の中は走らない方が無難です。
電気代は?
一回の充電で約10円程度、最大28km程度走れます。
公道を走るには何が必要?
公道を走るためには原付免許とナンバープレート自賠責保険の加入、ヘルメットが必要です。
メーカーさんについて
メーカーさんは云わずと知れたあの「Segway Ninebot(セグウェイ・ナインボット)社」
世界をアッと云わせたスマートモビリティ技術を持つSegway社と、
ロボティクスを専門とした先進企業Ninebot社が統合して出来たのが
「Segway Ninebot(セグウェイ・ナインボット)社」
世界225ヶ国に製品が販売され、全世界で800万以上のユーザをもつ巨大企業。
技術力や信頼度は云わずもがなですね。
Segway D-AIRのまとめ
と云うわけで、電動キックボード「Segway D-AIR」のまとめとしては、
「日常生活が楽しく変わる新しい相棒」を手に入れた気分です。
自転車とは明らかに違うし、バイクとも違う、
その自由さと、気軽さと、それでいて公道も走れる便利さは唯一無二の存在に感じました。
新しい世界がひらけて毎日が楽しくなるのは請け合いですね。
僕自身とてもウキウキと過ごせました。
ナンバーを取ったり、保険に入ったりは少し面倒ですが、それも今となると楽しい手続きでした。
気になる価格は
気になる価格は
一般販売予定価格:119,000円(税込)
が今なら24%オフの
89,990円(税込)
となっています。
どこで買えるの?
Segway D-AIRはMakuakeで購入できます。
\Makuakeにて取扱中/