こんにちは、
スタジオ・カミックス管理人のカーミー@StudioKamixです。
(➡︎プロフィールはこちら)
この記事はスマートウォッチ「Amazfit GTR Mini」を
しばらく使ってみた後にまとめたレビュー記事です。
Amazfit GTR Miniを検討している方に役立つ情報を
出来るだけ分かりやすく、簡潔に、「使う人目線」で
まとめていますので、素早くAmazfit GTR Miniの全貌を
「インプットしたい」という方はぜひ最後まで読んでみて下さい。
(※iPhoneでの利用レビューとなります。)
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目 次
Amazfit GTR Miniのメリット・デメリット
Amazfit GTR Miniのメリット・デメリットをまとめました。
メリット
- コスパ最高
- 丸型高解像度の美麗液晶
- GTR 4に匹敵する性能
- 美しくシンプル・クール
デメリット
- 文字盤表示が少しだけ遅い
- NFC非搭載
- マイク・スピーカー非搭載
- –
Amazfit GTR Mini開封
Amazfit GTR Miniのパッケージは白をベースにした
シンプル・ベーシックなボックスです。
側面にはAmazfitのキャッチフレーズ
「UP YOUR GAME」
全般的に シンプルなパッケージでした。
さっそく開封してみました。
いきなり本体が現れます。
ここにも「UP YOUR GAME」
内箱の側面にマニュアルと充電器のアイコンがあります。
付属品も全部出してみましょう。
付属品
本体とマニュアルと充電用ケーブルという3種の神器。
それ以外は不要ですもんね。
- 本体
- マニュアル
- 専用充電器
という3つだけ、潔くとにかくシンプルで余計なものがありません。
特に迷うこともなくベーシックな分かりやすい構成です。
専用充電器
専用充電器の本体側は専用のインターフェイスになっています。
磁石でホールドされる様になっています。
反対側はUSB Type-Aになっています。
Amazfit GTRMini見た目
Amazfit GTR Miniの見た目は・・・、
まず見たままですが、「丸型」であること。
美しい円形で「The 時計」という佇まいが素敵です。
続いて裏側です。
裏側も非常にシンプルなデザインです。
▼シールを剥ぐとこんな感じ
裏面にはセンサー類が搭載されていますが、
光沢のある黒で仕上げられていて徹底したシンプルさです。
デザインにほんのり高級感が漂っていてチープさは感じません。
Amazfit GTR Miniは価格が抑えられていますが、チープにはならない様デザインに配慮されている様に感じました。
そして、Amazfit GTR Miniはとにかくシンプル・ベーシック。
余計な飾りがなくてシンプルなシルバーのフレームに
丸い液晶というこれ以上ないシンプルさですね。
▼側面はこんな感じ
ステンレス部分が美しく輝くのが印象的です。
とにかく徹底したシンプルデザインですね。
ベルトはシリコン製でこちらも主張のないシンプルなベルトです。
全体がとにかく「シンプル・ベーシック」ですが、
不思議と「チープ感」はありません。
「無印良品」の様な素朴でストレートな力強いシンプルさを感じます。
そして、色んなファッションにも合わせやすそうなデザインなので
カジュアルでもフォーマルでも、どこでも使えそうな
「ミニマル・デザイン」とも言えそうですね。
円形LEDディスプレイ
1.28インチのHD AMOLEDディスプレイは
解像度が416×416pixelで326ppi、
かなり高密度・高解像度のディスプレイなので
明るく非常に美しいですね。
円形に大きく映し出される画面はApple Watchでは味わえない
迫力がありますね。
文字盤(ウォッチフェイス)
豊富な文字盤(ウォッチフェイス)も魅力です。
専用アプリであるZeppで文字盤をダウンロードしたら
すぐにAmazfit GTR Miniに転送されて表示されます。
スマートウォッチの醍醐味でもある変えられる文字盤(ウォッチフェイス)を
いろいろと試したいですね。
どんどん新しい文字盤(ウォッチフェイス)がアップされているので
時々新しいのを探すのが楽しみです。
Amazfit GTR Mini使い方・セッティング
最初のセッティングは簡単です。
僕はたまたま屋外でセッティングしましたが、
簡単だったのですぐに終わりました。
専用アプリ「Zepp」
兎にも角にも専用アプリ「Zepp」は必要です。
このアプリはAmazfitのシリーズを使った事がある人には
お馴染みのアプリですが、
アップデートがずいぶん行われとても使いやすくて優秀な
アプリになっています。
事前にダウンロードしておいた方が良いですね。
本体のクラウンを押して起動します。その後「使用言語」を選択します。
専用アプリである「Zepp」をダウンロードしましょう。
本体の画面に表示されるQRコードをアプリのデバイス追加から読み込むと、アプリと本体がペアリングされます。
基本セッティングは以上で完了です。簡単なチュートリアルを消化するとスタンバイ完了です。
Amazfit GTR Mini特徴・機能
Amazfit GTR Miniの特徴や機能についてレビューしていきます。
健康機能
まずは健康機能ですが、
Amazfit GTR Miniは一般的な健康機能は全て備えています。
睡眠・心拍数・血中酸素濃度・ストレスなどの
計測が可能となっていますので
標準的な健康機能はしっかりと揃っています。
またワンタップ測定という機能があって実行すると
心拍・血中酸素・ストレスの計測を一気にしてくれます。
▼ワンタップの測定結果
自分の現在の状態を知りたい時にとても便利です。
3つの検査を一度にできるのが、とても気に入っています。
ランニング含むスポーツ(運動)・エクササイズ機能
エクササイズ機能も充実しています。
なんと120種類以上のスポーツモードを搭載しています。
僕もいくつか実際に使ってみました。
ランニング・ジョギング・ウォーキング
僕は市民ランナーでもあるのでランニング機能を多用します。
Amazfit GTR Miniのランニング機能は
普通にとっつきやすくて申し分ありませんでした。
▼ランニング中の画面
走っている最中は必要な情報が3分割で表示されます。
上下にフリックすると画面が切り替わります。
心拍数や距離、時間など、
ランニング中に知りたい情報がしっかり分かるのは
非常にありがたいです。
ランニング用途にはとても良かったですね。
▼終了後の画面
終了後は専用アプリでかなり詳しくデータの確認ができますので
ランニング内容の振り返りはバッチリです。
▼アプリ画面
フィットネス・トレーニングジムでの利用
筋肉トレーニングの機能もあるので
ジムでエクササイズする時には使えますね。
▼筋トレ後のアプリ画面
マシンでのトレーニング回数なども記録する事ができます。
モチベーションアップに良いですね。
ランニングマシン(トレッドミル)にも対応していました。
▼屋内マシンランニング画面
その他にもウォータースポーツも対応してますし、
ボードゲームといった意外なモノも含んでます。
見るだけでも楽しいですね。
衛星測位システム(GPS他)
Amazfit GTR Miniは当然、衛星測位機能を備えています。
日本のみちびき(QZSS)を含む5種類の衛星測位システムが利用可能です。
GPS(アメリカ)BeiDou(中国)Glonass(ロシア)Galileo(欧州)QZSS(日本:みちびき)
「円偏波GPSアンテナ技術」という技術を採用していて、
従来と比較して正確なルートと距離の追跡が可能になってます。
ランニングのルートを確認してみましたが、
なかなか精度高く記録されていました。
▼参考(ランニングのルート記録)
電話通知・通話
Amazfit GTR Miniは電話通知機能が利用できます。
アプリ側で「ON」に設定すれば着信時に
本体がバイブで知らせてくれて、本体液晶画面にも表示されます。
LINE電話(通話)でも同様ですので、
この設定を「ON」にしておけば大事な電話を見落とすことはなくなりそうですね。
ただし、本体にマイクは搭載していないので本体を使っての通話はできません。
LINE(ライン)通知・LINE(ライン)返信
日本では圧倒的に利用者の多いLINE(ライン)ですが、
こちらもアプリ側で通知を「ON」にすれば
本体にバイブと液晶画面に通知が入ります。
ただし、iPhoneの場合は内容や発信者は表示されません。
そして、iPhoneでの利用の場合、
返信機能もないようですので、
LINE(ライン)が入った事だけしか分からないですね。
(※Androidの場合は定型返信ができる様です。)
音楽再生
音楽再生機能はついていますが、
スマホのミュージックアプリのコントロール機能だけですね。
Amazfit GTR Mini本体に音楽ファイルを持たせたり
Amazfit GTR Mini本体からワイヤレスイヤホンに飛ばしたり
スピーカーで音を出したりといった機能はありませんので
そこは勘違いしない様にしましょう。
シンプルにスマホの音楽再生アプリのコントロール機能だけですね。
Amazfit GTR 4とGTR Miniの比較
Amazfit GTR Miniの購入にあたって、
兄貴分である「Amazfit GTR 4」と比較されている方も
多いのではないでしょうか?
▼こちら
確かによく似ている2台ですが、
価格や性能設定的にもAmazfit GTR 4はAmazfit GTR Miniの
兄貴分(姉貴)になるでしょう。
しかし、後追いで発売になったAmazfit GTR Miniは
Amazfit GTR 4の良いところをたくさん受け継いでいる様です。
そこで代表的なGTR 4とGTR Mini違いをまとめてみましたので、
比較検討されている方は参考にしてみて下さい。
▼Amazfit GTR 4との比較検討表
GTR4 | GTR Mini | |
価格 | ¥31,900 | ¥19,800 |
画面サイズ | 1.43インチ | 1.28インチ |
本体サイズ | 46 x 46 x 10.6 mm | 42.8 x 42.8 x 9.2 mm |
ボタン | 2つ | 1つ |
バッテリー容量 | 300mAh | 280mAh |
衛星測位システム | デュアルバンド 6 衛星測位システム | シングルバンド 5衛星測位システム |
搭載センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 地磁気センサー 気圧センサー 環境光センサー | 加速度センサー 3軸地磁気センサー 環境光センサー |
エクササイズ | 150種類~ | 120種類~ |
文字盤 | 200種類~ | 100種類~ |
Amazon Alexa | ◯ | × |
ウォッチ音楽保存 | ◯ | × |
マイク | ⚪︎ 録音機能あり | × |
多少の機能差はありますが、
価格差を考えると、十分過ぎる印象を受けました。
「機能差 < 価格差」
これくらいの機能差で一万円以上安くなるのなら
Amazfit GTR Miniを選ぶのは悪くない選択ですね。
Apple Watchとの比較
僕はApple信者でもありますので
普段使用しているApple Watchとも比較しながら使ってみました。
▼僕の使っているApple Watch Series 7
結論から言って、「Apple Watchと比較しても遜色ない」です。
Apple Watchでできる事は大体できるので
不自由さは感じませんでした。
電池の持ちなどを考えるとAmazfit GTR Miniの方が
圧倒的に有利ですし、健康・運動機能面でも問題ありません。
Apple Watchにはない円形で見やすいディスプレイも魅力的!
性能全般においてもApple Watchユーザも満足できる仕様だと感じました。
Amazfit GTR Miniその他できること・気になる点
その他でAmazfit GTR Miniにできる事や気になる点をまとめてみました。
操作性
Amazfit GTR Miniの操作性はAmazfit GTR 4に準じる形で
すこぶるスムーズで心地よい操作感です。
主に上下左右のフリックであらゆる機能にアクセスできますので
操作は直感的にすぐ覚えられますね。
▼参考動画
よく考えられたユーザインターフェイスで
操作感も手応えがあって良いですね。
ただ、Amazfit GTR 4と比較するとほんの少し遅い様です。
▼参考動画
日常に大変多い動作になるので、
気になる方は注意しておいた方が良いですね。
常時表示
液晶の常時表示は・・・・できます。
正確にはやや抑えた画面を常時表示する事になります。
そして、手首を捻ったときに全表示されるというスタイルですね。
動画を見るとよくわかると思うので参考にして下さい。
▼常時表示動画
バンド(ベルト)・バンド(ベルト)交換
バンド(ベルト)交換は可能です。
バンド(ベルト)は裏面から簡単に外せる様になっています。
また、Amazfit GTR Mini用の交換バンド(ベルト)も
各社からたくさん販売されている様なので
純正のベーシックなものに飽きたら
自分のスタイルに合うモノを探すのも良いですね。
防水性能
Amazfit GTR Miniは「5ATM防水仕様」となっています。
シンプルな作りなのに50M防水ってことなんで
十分な防水性能ですね。
▼雨の中のランニングで利用した際の写真
雨天のエキササイズなんかは全く問題ありませんでした。
水泳や軽いマリンレジャー程度も大丈夫そうですね。
水を気にしなくて良いのはありがたいです。
充電に関して
充電は付属の専用充電器で行います。
USB Type-Cの端子があれば充電可能です。
充電時間は0%〜100%の場合「約2時間」です。
100%の充電で標準的な利用であれば
最大約14日間利用可能です。
使い方にもよりますが、かなり長持ちですね。
▼充電に関する参考表
充電時間 | 約2時間 |
電池持ち〜省電力モード | 最大20日 |
電池持ち〜標準的な利用 | 最大14日 |
電池持ち〜ハードな利用 | 最大7日 |
DNDモード
Amazfit GTR Miniは「オン」にすると通知や着信のお知らせを遮断する
「DNDモード」を搭載しています。
また、Amazfit GTR Miniを着けたまま寝てしまった場合に、
自動的にDNDモードに移行してくれる「スマートDND」
というモードもありますので活用したいですね。
ユーザのニーズに合わせて時間してなども可能になっています。
Amazfit GTR Miniのスペック
Amazfit GTR Miniのスペックをまとめています。
カラー | ミッドナイトブラック、ミスティピンク、オーシャンブルー |
ボディ素材 | ステンレス、プラスチック |
バンド素材 | シリコン |
バンド幅 | 20mm |
タッチスクリーン | 2.5D強化ガラス、指紋付着防止コーティング |
ディスプレイ | 1.28インチ HD AMOLED(326ppi、416×416) |
センサー | BioTracker™ 3.0 PPG バイオメトリック センサー(2PD+1LED)、加速度センサー、3軸地磁気センサー、環境光センサー |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 |
バッテリー | 280mAh(リチウムイオンポリマーバッテリー) |
サイズ | 約42.83 × 42.83 × 9.25 mm |
重さ | 約36.2g(バンド込み) |
対応OS | Android 7.0以降、iOS 12.0以降 |
防水 | 5ATM(水深50メートル) |
GPS 機能 | シングル、GPS(アメリカ) BeiDou(中国) Glonass(ロシア) Galileo(欧州) QZSS(日本:みちびき) |
NFC | 非対応 |
バイブレーター | あり |
スピーカー | なし |
マイク | なし |
電池寿命 | 通常モード:約14日間 ハードな使用:約7日間 省電力モード:約20日間 GPS連続使用:約25時間 |
ボタン数 | 1つ |
メーカーさんについて
よく間違えられているのを見かけますが、
「Amazfit」はブランド名で
メーカーは「Zepp Health Corporation(ゼップヘルス コーポレーション)」さんです。
ウェアラブルデバイスを中心にグローバルに展開されている中国の企業です。
IDC社が発表している「Worldwide Quarterly Wearable Device Tracker」によると、
Amazfitは、2021年度の世界の成人向けスマートウォッチ出荷台数で第5位となっているそうです。
2014年以降、全世界でなんと!2億台以上のスマートウェアラブルデバイスを出荷しているとのことなので、
製品の安定感・安心感が確かなものだと感じますね。
また、直近の場合、2022年Q3(第3四半期)でハイレベルOS採用スマートウォッチで「三位」。
日本国内の2022年Q1~Q3でスマートバンドを含まない、スマートウォッチのランキングで、Apple、ガーミンに次ぐ、出荷台数で日本第三位となっています。
▼参考記事
▼メーカーさん公式サイト
Amazfit GTR Miniよくある質問Q&A
Amazfit GTR Miniに関するよくある質問をまとめました。
- 防水ですか?
- 5ATM(気圧)の防水です。水深50Mまでの防水性能があります。
- Amazfit GTR 4とどこが違いますか?
- センサーや衛星測位システム、マイク非搭載など細かい違いがあります。詳しくは本記事の「Amazfit GTR 4との比較」をお読み下さい。
- iPhoneでの利用とAndroidでの利用で違いがありますか?
- おおむね一緒ですが、細かいところで仕様が異なる部分があります。
- NFCは搭載していますか?
- NFCは搭載していません。
まとめ
全般的に非常にコスパの良いスマートウォッチである、
という事が言える製品でした。
二万円を切る価格でAmazfit GTR 4にせまる機能は圧巻ですね。
スマートウォッチが気になっているけど、
高いのはなかなか手がでない・・・・、
だけど、性能が低いのは嫌だ・・・・、
といった価格も性能も諦められない人には
うってつけの贅沢すぎる入門機でしょう。
また、スマートウォッチ2台目、3台目の方でも
必要な機能は揃っているので満足できる製品でしょう。
出来るだけ性能を落とさず、価格をおさえていて
デザインも良くて安っぽさもない、
コストを中心にあらゆる面でパフォーマンスの高いスマートウォッチでした。
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▼兄弟機「Amazfit GTR 4」