現代はスマートウォッチ着用者が格段に増えました。
かくいう僕も何年もスマートウォッチを身につけてます。
着けていて思うのは健康機能やスポーツ機能のありがたさや、通知機能の便利さなどでしょうか。
健康でより良い日常を送るパートナーとなっています。
この記事では、そんな日常のパートナーであるスマートウォッチの最新鋭高コスパ機である「Amazfit Bip5 Unity」を実際にしばらくの間使ってみた感想をまとめていますので、是非最後まで読んでみて下さい。
目 次
Amazfit Bip5 Unityのメリット・デメリット
Amazfit Bip5 Unityのメリットデメリットをまとめてみました。
- 1万円台前半のコスパ
- 必要十分な健康機能
- 必要十分なスポーツ機能
- 11日間のロングバッテリーライフ
- 位置情報機能はなし(GPSなど)
- 画面の解像度&輝度はやや弱め
このレビューはメーカーさんに製品をご提供頂き、Studio Kamix(スタジオ・カミックス)の「メーカーさんに忖度しない」レビュー・ポリシーにご同意いただいて制作しております。m(>o<)m
Amazfit Bip5 Unityの開封
それではさっそく開封していきます。
パッケージはホワイトを基調とした必要十分なシンプル・ベーシック・スタイルでした。
本体は内箱に収まっています。
Amazfitさんの製品はコスパが良いと常々思っているのですが、パッケージにコストをかけすぎずシンプルに仕上げている点は個人的に気に入っています。
エコだし、その分コストが下がった方が嬉しいのでありがたいです(笑)
内箱を開けると本体がお目見えします。
付属品一式
付属品は大変少ないです。
- 本体
- 専用充電ケーブル
- マニュアル
必要十分なシンプル構成ですね。
Amazfit Bip5 Unityの見た目
それでは本体を見ていきます。
丸まった状態で画面と裏面のセンサーにフィルムを貼った状態で収納されています。
フィルムを剥がすと美しい液晶面が現れます。
見た目はシンプル&エレガントで「チープさ」は全く感じませんでした。
低価格帯のスマートウォッチはどうしても見た目にチープさが漂う事が多いですが、Amazfit Bip5 Unityはチープさは皆無でした。かなりこだわってデザインされている様に感じます。
この本体カラーは「グレイ」です。
カラーバリエーションは2色で「グレー」と「チャコール」から選べます。
グレーは白に近い大変薄いグレーです。
真っ白だと汚れが気になるので、ほのかなグレーって良いですね。
ベゼル部分のシルバーのパーツと相まって上品で見た目はてとても気に入りました。
ベルトはシリコン製で、柔らかくて肌触りも良いです。
ベルトも大変シンプルなデザインでとても好感が持てますね。
本体裏面にはセンサーが集中しています。また、本体右サイドにボタンが配置されています。
左側には特にボタンはありません。
ベルト込みで「39g」と、とても軽量です。
低価格帯スマートウォッチなのに全体的に美しいエレガント・デザインが印象的でした。
Amazfit Bip5 Unityのセットアップ・使用方法
Amazfit Bip5 Unityのセットアップをしていきます。
ペアリングは僕が使っているApple iPhone 13Proで行いました。
基本的に本体の電源を入れたら、スマホに専用アプリをインストールして、スマートウォッチとスマホをペアリングしたら使える様になります。
本体の唯一のボタンを押すと起動します。
Amazfit Bip5 Unity本体とスマホをアプリを介してペアリングします。
スマホとAmazfit Bip5 Unityで「OK」を押すとペアリング完了です。
ペアリングが完了したら、アップデートがある場合、自動的にアップデートが始まります。
それが終わるといよいよ使えます。
以上がおおまかな流れです。
特に難しいことはなく手順に沿っていけば、どなたでもセットアップはできそうです。
Amazfit Bip5 Unityの使ってみた
さっそくAmazfit Bip5 Unityを使ってみた感想をまとめていきます。
ベルト
Amazfit Bip5 Unityのベルトはシリコン製ですが、見た目通りつけ心地は良かったです。
しっとりとしていて滑らかな感じでフィットしてくれるので良いですね。
ベルトの締め方が余分なベルトを内側に潜りこませるタイプなので、最初は長さ調整に少し手間取りました。
しかし、慣れると長さの調節で困らないので一瞬で着けられる様になりました。
画面
画面は1.91インチのTFT液晶です。
画面サイズは大きく感じます。その割に厚みは薄いのでシャープな印象を受けますね。
解像度は320×380で「260ppi」です。超高解像度というわけではありませんがしっかりと表示はされてそれなり綺麗なので、高解像度画面にこだわりがなければ十分ですね。
発色も良くて解像度も十分なので使っていて画面に不足は感じませんでした。
画面は端っこだけが丸みを帯びていて中央を含む全体はフラットです。
ペタッとフラットになっているのがお分かり頂けるだろうか?
あとは輝度ですが、さすがに昼間に外で見るとやや見づらいですが、見えないって事はありませんでした。
▼曇りの日の外での画面
日中でも十分な画面輝度は保たれています。
ウォッチフェイス(盤面)も色々と揃っていて楽しめます。
▼僕が気に入ってるのがコレ
テトリス風のデジタルPOPな感じが気に入っていてマイブームです(笑)
こんな風にスマートウォッチはウォッチフェイス(盤面)を気分に合わせて変えられるのが醍醐味ですからね!
ウォッチフェイス(盤面)はその他にも専用アプリを通じてたくさんダウンロードできます。
操作インターフェイス
操作インターフェイスは画面のタッチ操作以外では「ボタン一個のみ」という潔い仕様になっています。
多くのスマートウォッチに搭載されているクラウンもありません。
ただ、僕もクラウン付きのスマートウォッチをいくつか使ってきましたが、なくても困らないというのが正直な感想です。
「タッチ画面で操作できれば必要ないかな?」と思う事が今までしばしばありました。
実はスマートウォッチ本体にあるボタンを操作するのって、微妙に煩わしいんですよね。
本体のサイドについているので微妙にアクセスが悪いのと小さいので押しづらかったりと、今一つなのでAmazfit Bip5 Unityの様なボタン一つで潔い仕様はシンプルでありがたいなと思いました。
僕は個人的にスマートウォッチは着けて表示を見るだけで、そんなに操作しなくても良い様につくった方が良いと思っている派ですね。
少し込み入った操作はスマホでした方が早いし、表示する情報も多いので役割分担をして使った方が良いと思っています。
操作面
操作は前述のサイドボタンと画面のタップ&フリックとなります。
操作の様子は動画を見てもらうと良いでしょう。
▼操作の様子
反応速度は悪くなく操作に対してサクサクと画面が動いてくれてますので「遅い」と感じることはありませんでした。
また、画面の反応もたいへん良くてミスタップやミスフリックはほぼ皆無状態です。
タッチパネルは優秀ですね。
ボタンの方もサッと押せる上に、一つしかないので迷うこともありません。シンプルイズベストですね。
操作に関してはストレスが全くなくて快適でした。
Amazfitシリーズで統一されているインターフェイスは作り込まれていてとても扱いやすいです。
健康面
スマートウォッチと言えば「健康機能」が重要ですが、Amazfit Bip5 Unityはしっかりその辺も押さえてくれています。
- 心拍数
- 血中酸素濃度
- 睡眠
- ストレス数値化
- PAI(健康評価システム)
心拍数や血中酸素濃度はスマートウォッチを使うなら押さえておきたい機能ですが、Amazfit Bip5 Unityはしっかりと搭載してくれています。
自分の心拍数を把握しておくと色々と健康管理に役立ちます。
血中酸素濃度も重要な健康指標なので測れるのはありがたいですね。
また、睡眠のモニタリングもしてくれますのでログとしてありがたいですね。
▼アプリでの睡眠ログ
独自の健康評価システムで「PAI」も搭載しています。こちらはノルウェーの大学で開発されたものらしいです。
▼アプリで表示したPAIの記録画面
毎日の活動をPAIという数値に換算してくれて1週間で100PAIを超えると良い身体活動が行えているという評価ができるので、ポイントを稼ぐ感覚で健康づくりができるシステムですね。
というわけで、Amazfit Bip5 Unityの健康機能は必要十分でした。
スポーツ面
続いてスポーツ面です。こちらもスマートウォッチであれば必ず欲しい機能です。
かくいう僕は市民ランナーですので「ラン計測」の機能はとても重要ですので、しばらくAmazfit Bip5 Unityを毎日のランに使用してみました。
ラン中は距離と時間、そして心拍数が特に気になるのですが、Amazfit Bip5 Unityはその辺を一画面でしっかりと表示してくれますので大変見やすいですね。
また、ラン中は「小さい文字」は見えづらいので画面が大きくて文字もしっかり表示してくれているのがありがたかったです。
ランのスタート&ストップもシンプルで使いやすかったです。
Amazfit Bip5 UnityはGPSなどの位置情報システムは搭載していないのでルートの記録はされませんので注意が必要です。
ただし、ストライド(歩幅)やケイデンス(歩数)などは測定して記録してくれていますので走りの振り返りに必要なものはルート以外はしっかりと記録してくれてるので、十分と言えば十分ですね。
その他のスポーツ機能も豊富に備えているのでいろんなニーズに対応できそうですね。
通知
Amazfit Bip5 Unityはさまざまな通知機能を備えています。
アプリでの設定で通知する内容を選択できますのでSMSやLINEやメールの通知などを好みでAmazfit Bip5 Unityに通知させる事ができます。
LINEの通知はiPhoneの場合、メッセージ内容は表示されません。
着信
もちろん電話の「着信」も通知設定可能です。
設定すると番号と誰からの着信なのか?も表示されてバイブで通知してくれます。
アプリ
Amazfit Bip5 Unityは専用アプリ「Zepp」を母艦として機能することになります。
▼アプリ画面
「Zepp」はAmazfitシリーズのスマートウォッチの母艦となるアプリなので、現在までに随分ブラッシュアップされていますので、見た目もインターフェイスもかなり使いやすく仕上がっています。
アプリ慣れしている人であれば直感的に操作できるので特に困ることはなさそうです。
使っている内に自然に使い方を覚える感じですね。とても良くできているアプリです。
防水性能
Amazfit Bip5 Unityは「IP68」という防水防塵性能を有しています。
これは防水規格である「IPXX」の中で防水・防塵ともに最高ランクを表しています。
僕は毎日走るので、どうしても汗がスマートウォッチにつきます。
なのでランから帰ったらまずスマートウォッチを外して水洗いして乾かしています。
Amazfit Bip5 Unityは防水性能が高いので毎日洗っても安心ですね。清潔に保てるので嬉しいです。
スピーカー&マイク
Amazfit Bip5 Unityはスピーカーとマイクを搭載していますので、通知音を鳴らしたりする事も可能です。
▼スピーカー
各種通知音を本体で鳴らす事ができます。
音質は割と良くて「え?どこで鳴った?」ってなる感じが新鮮でした。
また、マイクの方は「Amazon Alexa」に対応しているのでAIアシスタントをAmazfit Bip5 Unityから利用可能です。
▼本体裏面のマイク
充電について
内蔵しているバッテリーは「300mAh」で、日常使いであれば「11日間」もつようにできています。
実際に使ってみても確かに7日間以上は楽にもつ感じでしたので、バッテリー持ちはめちゃ良いですね。
Apple Watchは毎日充電しないと使えないので、充電に関してはかなり優秀です。
Amazfit Bip 5とAmazfit Bip5 Unityの違い
兄弟機の兄にあたるであろう「Amazfit Bip 5」と「Amazfit Bip5 Unity」の違いが気になる人も多いと思うのでまとめました。
▼Amazfit Bip 5とAmazfit Bip5 Unity比較表
▼Amazfit Bip5 Unity | ▼Amazfit Bip5 | |
画面表面形状 | フラット | カーブ(曲面) |
サイズ・重量 | 45.8 × 37.8 × 10mm/25g | 45.94 × 38.09 × 11.2mm/26g |
ケース | ステンレススチール製 スリムミドルフレーム | プラスティック製 ボトムケース |
位置情報製ステム(GPS他) | なし | 4衛星測位システム |
スポーツ自動認識 | 6種類 | 7種類 |
バッテリー寿命(日常使い) | 11日間 | 10日間 |
搭載OS | Zepp OS 3.0 | Zepp OS 2.0 |
価格 | 11,900円(税込) | 14,800円(税込) |
兄弟機なので似ている部分が多いのですが、購入時に気にするべき点としては「画面表面の形状」と「ケースの見た目」と「GPSなどの位置情報」が差異としては大きく感じました。
画面とケースに関しては好みになると思います。
メーカー
よく間違えられているのを見かけますが、「Amazfit」はブランド名で正式なメーカーは「Zepp Health Corporation(ゼップヘルス コーポレーション)」さんです。
ウェアラブルデバイスを中心にグローバルに展開されている中国の企業ですね。
IDC社が発表している「Worldwide Quarterly Wearable Device Tracker」によると、Amazfitブランドは、2021年度の世界の成人向けスマートウォッチ出荷台数で第5位となっているそうです。
2014年以降、全世界でなんと!2億台以上のスマートウェアラブルデバイスを出荷しているとのことなので、製品の安定感・安心感が確かなものだと感じますね。
また、シンガポールに拠点を置く調査会社Canalys社の調査結果において、2024年通年の日本国内におけるウェアラブルデバイス(スマートウォッチ&バンド)出荷台数で、第5位を記録している様です。
▼メーカーさん公式サイト
世界のスマートウォッチ市場を牽引している企業なのでブランドに安心感があるのと、個人的には今後の製品開発にもかなり期待をしています。
Amazfit Bip5 Unityのスペック
Amazfit Bip5 Unityのスペックをまとめました。
カラー | グレー、チャコール |
サイズ | 45.8mm × 37.8mm × 10mm |
本体重量 (バンド除く) | 40g (ウォッチボディ25g) |
素材 | (ボディ部分)ステンレススチール (バンド部分)シリコン |
防水グレード | IP68 |
ディスプレイ | 1.91インチ TFT |
解像度 | 320×380 |
PPI | 260 |
タッチスクリーン | 2.5D強化ガラス、指紋防止コーティング |
バッテリー容量 | 300 mAh (定格値) |
充電時間/充電方法 | 約2時間/マグネット式 |
省電力モード | 最大26日間 |
標準的な使用 | 最大11日間 |
ハードな使用 | 最大5日間 |
センサー | 健康:BioTracker™ PPG生体センサー 運動:3軸加速度センサー |
接続 | Bluetooth 5.2 |
セット内容 | スマートウォッチ(標準バンド含む)、マグネット式充電ケーブル、取扱説明書 |
対応OS | Android 7.0 以上、 iOS 14.0 以上 |
アプリ | Zepp App |
Amazfit Bip5 Unityのよくある質問Q&A
Amazfit Bip5 Unityのよくある質問Q&Aをまとめました。
- スマホが必要ですか?またスマホはなんでも大丈夫ですか?
- スマホが必要です。iPhoneなら「iOS14.0以上」Androidなら「Android7.0以上」のOSを搭載していれば大丈夫です。
- 充電には何か特別なものが必要ですか?
- 専用充電ケーブルが付属しています。給電側はUSB Type-AインターフェイスになっているのでUSB Type-A端子を搭載したコンセントなどの給電機器は必要です。
- スマートウォッチが初めてでもセットアップはできますか?
- スマホ及びスマートウォッチ本体に案内が出ますので、よく読んで指示に従っていけば、そんなに難しくはありません。
まとめ
Amazfit Bip5 Unityをしばらく使ってみて感じたのは「スマートウォッチの機能をしっかりと網羅していて十分だな・・・」って事と、この性能で「一万円前半というコスパの良さ」でした。
位置情報機能が無いといった点はありますが、位置情報はスマホがあるのでスマートウォッチには求めていないって割り切ると困る事もありません。
健康機能、スポーツ機能に加えて通知機能なども十分に備えていますし、画面も大きく見やすくて、とにかく全てが必要十分!
まだスマートウォッチを使ったことがないけど、使ってみたい・・・と思ってるスマートウォッチ初心者の方には「とりあえず、コレで試してみたら?」と勧められるスマートウォッチでした。
僕は普段Apple Watchを使っていますが、電池持ちは圧倒的にAmazfit Bip5 Unityの方が良いし、特にApple Watchじゃないと困る・・・って事もありませんでした。「それはそれでショックな部分もあるのですが・・・(汗)」
Amazfit Bip5 Unityは全体的にバランスの取れた高コスパなスマートウォッチでした。
有効期間:2024年6月11日〜2024年6月28日
割引率:5%OFF
※Amazon商品ページの5%割引と併用すると10%OFF