快適なワーク環境にデスクとチェアは欠かせません。
僕はFlexiSpot社のスタンディングデスクで日々ワークしていますが、立ってワークする事が多くてチェアの方にはあまり気を使ってませんでした。
しかし、スタンディングデスクを使っていると、立ったり座ったりを繰り返すためチェアの重要性も気になってはいました。
そんな時、ご提供頂いた「FlexiSpot C7 Air」を使ってみた事でチェアの重要性に気付かされました。
この記事ではFlexiSpot C7 Airを使った実体験をもとにレビューしていますので、気になっている方は是非最後まで読んでみて下さい。
目 次
FlexiSpot C7 Airのメリット・デメリット
まずはFlexiSpot C7 Airのメリット・デメリットをまとめました。
- 豊富な調節機能で姿勢にフィッティング
- ランバーサポートで腰椎をサポート
- メッシュ素材で通気性と心地よい反発
- アームレスト・ヘッドレスト搭載
- 130kgの対荷重を誇る安定感
- 安定感ゆえの重量
- 普通のチェアより価格高め
このレビューはメーカーさんに製品をご提供頂き、Studio Kamix(スタジオ・カミックス)の「メーカーさんに忖度しない」レビュー・ポリシーにご同意いただいて制作しております。m(>o<)m
FlexiSpotさんの動画がよくまとまっていてFlexiSpot C7のセールスポイントが分かりやすいので参考にご覧下さい。
▼FlexiSpot C7 Air紹介動画
FlexiSpot C7 Airの開封
さっそく開封していきます。
椅子なのでそんなに大きくないだろうとタカを括っていたのですが、意外に大きな段ボール箱で届いてびっくり。
我が家は賃貸メゾネットの2階なので2階に上げるのに苦労しましたが何とか一人で上げられました。
段ボールの中にはパーツが分解された状態で入っています。
一つ一つのパーツが丁寧に梱包されていますので安心感がありますね。
▼全部出すとこういう状態
パーツの一つ一つが大きいのでちょっと圧倒されますね。
でも、その分しっかりとしているのが伝わってきて安心感があります。
FlexiSpot C7 Airの組み立て方
さっそく組み立ててみましたが、思っていたよりは簡単でした。
組み立ての様子をざっくりと分かってもらえるギャラリー作ったのでみて下さい。
▼組み立ての様子
組み立てにかかる所要時間
所要時間は20〜25分くらいでした。
僕はこういうの割と得意な方なのでマニュアル見ながらササッと組み上げる事が出来ました。
組み立ての難易度
組み立ての難易度としては「中」程度でしょうか?
専用のL型レンチがついてますので、レンチを使ってネジを留める事ができれば作業的には難しくないですね。
▼付属の専用ネジとレンチ
力もそんなに要りませんので腕力が少ない方でも大丈夫だと思われます。
一点、脚部にローラーをつける時は、ローラーのネジ部を押し込まないといけません。
その時は強く押さないとハマってくれないので、そこだけは「力」が要りました。
FlexiSpot C7 Airの見た目
完成したFlexiSpot C7 Airはこんな感じです。
▼FlexiSpot C7 Air組み立て完成
後側はこんな感じ、
▼FlexiSpot C7 Air背面
ほぼ全域をブラックで統一していて一部シルバーのパーツがあります。
また、C7 Airは座面にもメッシュが使われていてスタイリッシュで先進的なイメージが強いです。
我が家のスタンディングデスク(FLEXISPOT EG8)の天板は竹柄でナチュラルテイストなのですが、このデスクと合わせてもとても似合いました。
クールな環境にも、ナチュラル・ウォームな環境にも、どちらにも合いそうなので、デザインはベーシック・アイテム的な合わせやすいデザインですね。
オフィスでも家でも商業施設でもいろんな場面に置いてあっても違和感なく調和してくれそうです。
FlexiSpot C7 Air操作方法・調節方法
FlexiSpot C7 Airは椅子の高さはもちろんですが、座面の角度や位置などあらゆる部分を自分の好みに合わせて調節する事ができます。
操作方法・調節方法をそれぞれ動画でまとめてますので、見てみて下さい。
▼椅子の高さ調節動画
操作自体はどれも簡単・手軽にできる様になっています。
▼高さ調節レバー
▼ランバーサポート・ロックレバー
▼座面前後調節レバー(二つ並んだレバーの外側)
▼リクライニング角度固定レバー
FlexiSpot C7 Airは椅子のあらゆる部分を調節できるので、どのレバーがどこの調節なのかを覚えるのに少し時間がかかりました(笑)
慣れるとサッと操作して、好みのセッティングに変えられる様になりますね。
FlexiSpot C7 Air使ってみた率直な感想
実際に2週間ほど使ってみました。
率直な感想としては「圧倒的に快適」でした。
何よりエルゴノミクス(人間工学)に基づいた設計がされているという事で、快適さがそこら辺の椅子とは圧倒的に異なりますね。
そして、自分の体や姿勢に合わせてカスタマイズ調整が簡単にできるのも素晴らしいです。
僕はスタンディング・デスクを使い始めて立ってワークする事が増えたのですが、2時間くらいするとバランスボールに切り替えたりしてました。
今は「スタンディング」→「バランスボール」→「FlexiSpot C7 Air」→「スタンディング」・・・の様に回す事で身体もオン・オフが切り替わってメリハリが出てきますので作業効率も上がりますしFlexiSpot C7 Airでゆっくり休憩をする時もメリハリがより出る様になりましたのでめっちゃ心地よいですね。
椅子としての安定感
本体は重量が「21.6kg」と重めですが、その分ドシッとした安定感があって「頼りないな」と感じることは全くありませんでした。
しっかりと支えてくれるので、安心して身体を預けられました。
「安定感」「安心感」はとても高いですね。
メッシュ素材
「C7 Air」は座面もメッシュ、背もたれもメッシュ素材が使われていますが、座った感触もはメッシュがピンと張られて、柔らかく・優しくホールドしてくれる感じが想像以上に心地よいです。
クッション性がしっかりとあってピンと張られたメッシュの反発が想像以上に心地よいですね。
当然通気性が良いので「スースーするのかな?」と思っていたのですが、意外にスースーする印象はありませんでした。
あと、メッシュの見た目がとてもスタイリッシュで先進的な感じがするのでカッコ良いですね。
背もたれ&2Dヘッドレスト
背もたれからヘッドレストまでスッポリと背中から後頭部を包んでくれるのは、もたれた時のリラックス感が段違いですね。
オットマンに足が置けたらそのまま眠れそうな感じです。
90度から128度まで倒せるリクライニング機能はワークには十分に感じましたが、「FlexiSpot C7 Airを思いっきり倒してがっつり休憩もしたい」となると少し物足りないかもしれません。
▼最大に倒してロックした状態
ヘッドレストは2つの調節が可能で、ヘッドレストの「高さ」と「角度」をそれぞれお好みに合わせて調整可能です。
▼ヘッドレスト部
▼レビュー動画〜ヘッドレスト調整編
ヘッドレストがあるともたれた時の包まれた感じが更に増します。
安心して全身を預けられるのでリラックスできますね。
2024年にFlexiSpot C7 Airのオットマン付きが発売予定の様ですが、さらにこのリラックス感が向上するとなると、とても気になりますね。
僕は家にあるソファ用のオットマンで代用してみようと思っています。
4Dアームレスト(肘置き)
FlexiSpot C7 Airのアームレストはなんと4つの調整ができる様になってます。
まずは動画をご覧下さい。
▼レビュー動画〜アームレスト編
アームレストの「高さ」「前後の位置」「左右の位置」「左右の角度」がそれぞれ調節可能です。
こんなに動くアームレストを初めて見たのでちょっと感動しました。
自分のベストポジションを探して調整すればかなり快適に使えそうですね。
ランバーサポート
FlexiSpot C7 Airには可動式のランバーサポートがついています。ランバーは「腰椎」の事なので腰に不安がある方には嬉しいですね。
▼ランバーサポート
使ってみると分かるのですが、背もたれを使わない姿勢でも腰の部分にランバーサポートが当たるので、ちょうど腰椎の部分を押さえてくれます。
そうすると背筋も伸びるキッカケになって良い姿勢が取れますのであるとなしでは大きく違うな・・・と感じました。
腰を大事にしたい方にはかなりオススメの機能ですね。
足元
足元はずっしりとした5本足の鉄製のフレームが土台となり、360回転する静音キャスターで支えられていますが、安定性抜群で頼りなさとは無縁ですね。
支柱となる「ガスシリンダー」は上下動の際のスムーズな動きを実現してくれています。
▼椅子の支柱となるガスシリンダー
このしっかりとした足元で椅子全体を支えているので、この上ない安定感が実現できている様です。
▼レビュー動画〜回転する様子
動きがスムーズで静かで頼もしいですね。
ガスシリンダーは上下動のスピード調整もできるので、ドスンと下に落ちることもなくスーッと動いてくれるので安心かつ心地よいです。
FlexiSpot C7 Airのスペック
FlexiSpot C7 Airは座面が「メッシュ素材」ですが、座面が「ウレタン素材」のFlexiSpot C7もあります。
座面は好みで選べます。価格はメッシュ素材のFlexiSpot C7 Airの方が「¥5,000」高くなります。
両方のスペックをまとめてみました。
▼FlexiSpot C7とFlexiSpot C7 Airのスペック
Flexispot C7 | Flexispot C7 Air | |
価格 | ¥34,800 | ¥39,800 |
背もたれ素材 | メッシュ | メッシュ |
座面素材 | ウレタン | メッシュ |
最大リクライニング | 128° | 128° |
アームレスト | 4D | 4D |
ヘッドレスト | 2D | 2D |
座面前後調整 | 可能 | 可能 |
座面昇降調整 | 可能 | 可能 |
耐荷重 | 130kg | 130kg |
座面高さ範囲 | 119.5~134.5cm | 119.5~134.5cm |
カラー | ブラック | ブラック |
重量 | 21.6kg | 21.6kg |
梱包サイズ | 73 x 65 x 45cm | 73 x 65 x 45cm |
保証 | 3年間 | 3年間 |
生産国 | 中国 | 中国 |
FlexiSpot C7 Airのメーカー
メーカーさんである「FlexiSpot」についてまとめてみました。
どこの国のメーカー?
FlexiSpotさんは実はメーカー名ではなくて1998年アメリカで設立されたブランド名の様ですね。
日本での法人さんは「Flexispot Japan株式会社」さんと云う様です。
▼詳しくはHPをご参照下さい。
役員の方々は中国系のお名前なので中国系の会社さんかと推測されます。
日本法人の本社は埼玉県にある様ですね。
ベトナムに工場があったりFlexiSpotの製品自体はアメリカ・日本・ヨーロッパ・カナダで販売されていて、かなりグローバルに展開している企業さんですね。
世界的にもスタンディング・デスク等の分野では大きいシェアを持っている企業の様なので安心感がありますね。
アフターサービスは安心できるか?
FlexiSpot C7 Airの気になる保証期間は基本的に「3年」となっています。
せいぜい1年の保証というのが相場だと思いますが、3年間も保証してくれるのはありがたいですね。
よくある質問Q&A
FlexiSpot C7 Airのよくある質問をまとめてみました。
- 誰でも組み立てできますか?
- レンチでネジを留める工程がありますが、それほど難しくないので、ネジ締めなどの作業ができる方であれば組み立てできます。
- 安定性はありますか?
- 130kgの対荷重で、体重の重い方でも130kgまでであれば心配ありません。またチェア自体も大変安定感がありますので座っていても安心です。
- アームチェアやヘッドレストは外せますか?
- アームチェア・ヘッドレストは外せる様になっています。
まとめ
2週間ほど使ってみて強く感じたのが、人間工学に基づいて企画された、いわゆる「エルゴノミック・チェア」の安定性と快適性が想像以上だった事です。
また、快適になる事で作業の効率があがったり、健康への効果も得られるのは値打ちが大ありですね。
僕は健康オタクでもありますのでチェアの健康効果が大事な事が今回よく分かりました。
毎日何時間も座るわけですから、健康やメンタルへの影響が大きい当然ですよね。
僕はこれまで椅子を軽視していましたが、長時間デスクに向かう身としては「しっかりと投資すべき対象だな!」と実感しました。
だって、デスクやチェアに投資する事でアウトプットの効率や質の向上、そして健康やメンタル向上につながるのだから、投資しないのは逆にもったいないですよね。
FlexiSpot C7 Airの価格は「¥39800」と安くはないですが、長い時間身体を預ける器具への投資として考えると、かなりコスパは良いと感じました。
自分の体型や姿勢、気になるところに合わせて自由自在に調整できるエルゴノミック・チェア「FlexiSpot C7 Air」で「QODL(クオリティ・オブ・デスク・ライフ)」が格段に上がったのでアウトプットも今後ガンガンと上げていきます。