普段からスマホで撮影する方は非常に多いと思います。
でもスマホは当然ですがカメラ専用機ではありませんのでホールド性能がイマイチでシャッターを押す時もブレがちです。
手元がくるって落としそうになる事もしばしばですが「だからと言って一眼カメラやコンデジを持ち歩くのもなぁ・・・」という方は多いのではないでしょうか?
昨今のスマホのカメラはとても性能が高いので撮影のためにミラーレス一眼やコンデジを持ちたくないな・・・と考えておられる方も多いですよね。
Ulanzi MA26はそんな「撮影は安定させて品質をあげたいけど手持ちのスマホで済ませたい!」という方にピッタリのガジェットです。
しばらく使ってみた実体験を元にレビューしていますので気になった方はぜひ読んでみて下さい。
目 次
Ulanzi MA35のメリット・デメリット
Ulanzi MA26のメリットデメリットをまとめてみました。
- スマホの撮影安定性が格段に向上
- スマホの撮影品質が上がる
- リモートシャッター搭載
- MagSafe対応で装着簡単
- ややゴツい
このレビューはメーカーさんに製品をご提供頂き、Studio Kamix(スタジオ・カミックス)の「メーカーさんに忖度しない」レビュー・ポリシーにご同意いただいて制作しております。m(>o<)m
Ulanzi MA35の開封
それでは開封していきます。
パッケージは必要十分なシンプル・ベーシック・スタイルでした。
Ulanziさんの製品はコスパが良いと常々思っているのですが、パッケージにコストをかけすぎずシンプルに仕上げている点は個人的に気に入っています。
エコだし、その分コストが下がった方が嬉しいという現実主義なんですよね(笑)
付属品一式
付属品はマニュアルのみです。
シンプルな製品ですね。
Ulanzi リングライト
続いてUlanzi リングライトも合わせて開封しました。
▼付属品一式
マニュアルとMagSafe機能を持っていない端末用に両面テープ付きのリングが付いています。
こちらを端末に装着すれば、磁力機能を持っていない端末でもUlanzi リングライトを装着することができるということですね。
Ulanzi MA35の見た目
それでは本体を見ていきます。
▼前面
前面はミラー状になっています。
▼裏面
端末をホールドするためのクランプがついています。
MagSafe搭載のiPhoneであれば磁力で吸着する様になっているので使いません。
MagSafeの様な磁力機能を搭載していない端末はこのクランプ部分で固定することができます。
グリップの下側には1/4インチネジ穴が付いていますので三脚などで拡張が可能です。
グリップの上側にはシャッターボタンがあります。
▼シャッターボタン
シャッターボタンは取り外し可能になっていてリモート撮影ができます。
シャッター部分はとてもコンパクトです。
バッテリーを内蔵していてUSB Type-Cインターフェイスで充電できるようになっています。
ボタン電池とかだと交換が面倒ですが、充電式は助かりますね。
さらに、コールドシューを搭載しているのでマイクなどのアクセサリを容易に拡張できます。
▼コールドシュー
専用のスペーサーをはずすとコールドシューとして利用できます。
シャッター部分はUSB Type-C端子を搭載していて充電できる様になっています。
重量は「131g」と見た目よりも軽く仕上がっています。
続いてUlanzi リングライトの本体です。
▼裏面
Ulanzi リングライトはセルフィーでも使えるようにヒンジによって開けるようになっています。
開くと、裏面には「U」のロゴが入っています。
▼サイド
側面にインターフェイスは揃っています。
充電用のUSB Type-C端子と光量コントロールダイヤル、
電源と色温度コントロールダイヤルが並びます。
重量は「62g」ととても軽いですね。
二つ合わせても「193g」と200gを切っていますので負担にならない重さですね。
Ulanzi MA35のセットアップ・使用方法
セットアップは簡単です。
まずはMagSafe対応iPhoneなら重ねるだけでパチリと固定されます。
本当に重ねるだけでしっかりと固定されます。
かなり強い磁力ですね。
少々振ってもズレることもありません。
シャッターを長押しするとBluetooth接続待ちになります。
iPhone側でBluetoothから「Ulanzi MA35」を選べば接続されます。
あっさりとペアリングできました。
続いてリングライトも装着していきます。
こちらも磁力でパチリと装着できます。
Ulanzi MA35の使ってみた
僕はレビュー記事を書くのに撮影をたくさんしますが、一眼ミラーレスもiPhoneも両方使って撮影しています。
普段はスマホをそのままで使用していたのですが、撮った写真がブレていて撮影し直し・・・って事もよくあったので、Ulanzi MA35でその辺が解消できると良いな・・・と思いつつ使ってみました。
使ってみるとわかるのですが、圧倒的なホールド感と安定感です。
スマホがコンパクトカメラに進化したような感覚ですね。
さらにミニ三脚と外付けマイクを装着してみました。
下部につけた三脚をグリップとして持つと動画も撮りやすいです。
YouTuberさんとかでもばっちり使えそうですね。
三脚で立てても安定して良い感じでした。
コールドシューにマイクをマウントしています。
さらに、Ulanzi リングライトを装着してみました。
さっそく点灯してみます。
うおおっ!まぶしい!っていうくらい光ります。
マイク&三脚&リングライトでフル装備にしてみました。
なかなかの圧巻ですね。
Ulanzi リングライトは「光量」と「色温度」を調節できます。
サイドにある光量ダイヤルを調節すると光量をしぼったり増やしたりする事ができます。
同じく色温度ダイヤルで「白色」と「電球色」の調整が可能です。
色温度が変えられるのは良いですね。
人物写真だと「白い光」は白々しくなったりする場合もあるので色温度と光量のコントロールができると表現の幅が広がって良いですね。
メーカー
メーカーである「ULANZI(ウランジ)」さんは
中国のハイテク都市・深圳のメーカーさんで2016年に設立されたスマホ・カメラ用三脚などを中心に扱っているブランドです。
世界100カ国以上で販売されているそうでグローバルな企業さんですね。
また、中国では企業の信用度をスコア化する「阿里巴巴企业诚信体系」というサービスが普及しているらしいですが、そのサービスの評価では「AAA」とランク付けされている企業さんなのでかなり信頼度は高そうです。
Ulanzi MA35とUlanzi リングライトのスペック・仕様
Ulanzi MA35のスペックをまとめました。
材質 | ABS、シリコン、PCBAおよびアクリル |
寸法 | 127 x 96 x 45mm±2mm |
パッケージ寸法 | 123 x 153 x 50mm±2mm |
重量 | 130g±5g |
スマホ・クランプ幅 | 50-95mm |
バッテリー容量 | 90mAh |
続いてUlanzi リングライトのスペックをまとめました。
色温度 | 2500K〜8500K |
サイズ | 40 × 35 × 25mm |
重量 | 63g |
バッテリー容量 | 400mAh |
利用可能時間 | 1.5〜8時間 |
充電インターフェイス | USB Type-C |
iPhone MagSafe | 対応 |
Ulanzi MA35のよくある質問Q&A
のよくある質問Q&Aをまとめました。
- MagSafeに対応していないと使えませんか?
- MagSafe対応のスマホでなくても使えます。MagSafeに対応していないスマホをホールドするためのクランプがありますので、クランプ部分でスマホの固定ができます。
- シャッターボタンはどのスマホでも使えますか?
- 標準的なBluetoothに対応しているスマホであれば連携可能だと思われます。
- シャッター部分は電池駆動ですか?
- シャッター部分は充電式です。USB Type-C端子が備わっているのでそこから充電可能です。
まとめ
しばらく使ってみた感想としては、スマホでの撮影をよくする方で「撮影の安定性をあげて写真のクオリティを上げたいな・・・」という方にはとっても良いですね。
やはりグリップでしっかりとホールドをして専用のシャッターボタンで撮影すると安定性はグッと上がります。
さらに一眼レフをもっていくほどではないけどスマホだけだと心もとない気もする・・・っていう時にも良いですね。
僕はガジェットレビューを作成する時に一眼ミラーレスカメラはもちろん使うのですが、サイドアームとしてスマホも撮影に使っています。
ただやはり時折、撮影結果がブレてしまうことも多いので、このグリップとシャッターで格段に安定性が上がるのは嬉しいです。
セッティングもMagSafeで留めるだけなのですぐ使い始められるのが良いですね。
より良い写真を安定的に撮るために、あると格段に便利になるガジェットです。