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『赤いフェラーリは本当は赤くない!』〜フォト検で学んだカメラ初心者に知ってもらいたい知識!

赤いフェラーリ

受験勉強で学んだ「眼から鱗」知識がたくさん!

今年晴れてフォトマスター検定1級を取得した。

これで僕もフォトマスター と呼ばれるのだろうと思っていたけど、誰も呼んでくれないのでここ(ブログ)だけで主張していきたい(笑)

一応フォトマスター検定1級に合格するために受験勉強をしたのだけれど、ほんとよく知らない事がた〜くさんありました。その中でも「眼から鱗!」って事柄も数多くあって、

「いや〜ぜんっぜん知らなかったわ・・・・知らなかった自分がちょっとコワい・・・」みたいな事もいくつかあったのです。

 

そんな中でこれは初心者の人にも是非知ってもらいたい!と思った事がいくつかあった。

僕はそれを知って文字通り眼から鱗がポロポロと何枚か?剥がれ落ちた。そしてもっと早く知っておきたかった!とも思った。

折角なのでここ(ブログ)で紹介しようと思い立ったのです。

 

一度にそんなに沢山は紹介できないので一つだけ頑張ってまとめてみようと思います。

あくまで「初心者の方向け!」という事で!

これを知るとですね・・・・、すごく大袈裟に云うと「世界の見え方が変わります!」

今見えてる視界(世界)がちょっと違って見えて来ます。

そんな知識です。

やや大袈裟ですが、僕はこれを知って以降なんだかちょっと考え方が変わりました。

「色」というものは何なのか?

それは「色」のお話です。

カメラで撮影する時、「色」はとても重要だと思います。

色って目に見えるじゃないですか?とっても当たり前ですが・・・。

例えば「赤い車」・・・そうですね、「赤いフェラーリ」の「赤」は当然「赤く」見えると思います。

赤いフェラーリ

当然ですね。赤い塗料を塗ってあるのですから。

ではなぜ?赤く見えるのか?

「車が赤いからに決まってるだろ!」という声が聞こえて来ますが・・・・

違うんです!

車が赤いのではないのです!(もうこの時点で僕の話は胡散臭くなってると思いますが・・・本当なのです。)

正確に云うとですね・・・、

フェラーリのボディに塗った塗料は「赤色」だけを反射する素材なのです。

????となりますよね・・・・。

「はあ?????」って感じですよね?

沢山の色を含む「光」というもの

かなり解りづらいと思うので

もうちょい掘り下げるために、「光」の話に一旦移りますね。

実は「光」は目に見えない色んな色をたくさん含んでいます。

その「光」が物体に当たって反射して、反射した光を僕ら人間は「眼」で捉えています。

太陽ならば、太陽から降り注いだ光は一旦物体に当たって、一部の色だけが反射されるのですが、僕達はその反射した光を眼で捉えて見ているんですね。

この仕組みが大事です。

僕ら人間の目はモノの色を見ているのではなくて、光の反射を捉えているんですね。

んで、物体はその素材によって反射する色が異なります。

つまりフェラーリの赤い塗料は降り注いだ光の中の赤だけを反射する素材なんですね。

光から降り注いだそれ以外の色は反射しないのです。(どこに行ってるのか?は知りません。すみません・・・吸収してるのかな?)

太陽光ならプリズムにかざすと七色の虹の様な色が現れるのを見た事ないでしょうか?

そう!太陽光は白色に思われがちですが、実は七色が含まれているのです。

それが、プリズムを通すと現れるんですよね。

その七色の光の中でどの色を反射するか?というのがモノによって違うという事なんですね。

緑の葉は、太陽光の七色の内、緑だけを反射しています。

それを僕らが眼でキャッチして「緑だ」と認識している訳ですね。

緑の葉は緑以外の色は反射しないから僕らの眼には届かない・・・・・という事ですよね。

どうでしょうか?

最初はものすごくとっつきにくいと思うんですが、

何となく掴めて来たでしょうか?

正直僕も腑に落ちるまで物凄く時間がかかりました。(笑)

全てのモノが光を反射している。色を選んで!

さて、話を戻して、そう考えると・・・・赤いモノは赤だけを反射している素材・・・青いモノも・・・・黄色いモノも・・・・

その色だけを反射して、それ以外の色を反射しない・・・・。

反射された色が、それを見ている僕たちの眼に届く・・・・という寸法。

当然ですが、光がないと反射する色がないので真っ黒です。

つまり今見えている景色のほとんどが光の反射なのです。

そういう風に考える事が出来ると・・・・今見えている世界が変わりませんか?

僕はちょっと変わりました。

降り注いだ光の反射を眼でキャッチしているんだな・・・・と云う意識で景色を見ると

色んなモノがなんだか違って見えてくるのです。

ずっと正しいと思っていた事が覆る瞬間です。

「光学」という学問

これは「光学」という学問らしいですが、すごく面白い学問ですね〜。学んでみたい・・・・。

僕は光学を勉強した訳ではないですが、

フォトマスター 検定の中には光の波長やなんかの出題があるので、その辺の事を勉強している時に学んだ知識でした。

「光」と「眼」と「カメラ」・・・・、この関係を理解していると写真の知識も吸収し易かった。なぜならカメラって光をセンサーで捉える機械ですもんね。

カメラと光学はものすごく密接に関係しているんだという事を知って、すごく感動しました。

「光学」・・・・「光の学問」・・・・というモノにもすごく興味が湧きました。

結局カメラというのは

その降り注いだ光をモノが一部の色だけ反射して、その反射の一瞬を掴まえるという事なんだよな・・・・。

ん〜〜〜〜何と云うかロマンチックな科学だ。

こういうのを大学にでも行って学んでみたいですね〜。

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