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『深夜猫の肖像』〜愛機α7IIIの好きだったトコを想い出した。

深夜2時、赤いソファに佇む雑種猫

少し前の深夜2時ごろ・・・。

居間でゴロゴロスマホや漫画を読んでいた僕は

もうそろそろ寝ようと、台所へ水を呑みに行った。

その道すがらに、大阪に住んでいる叔母がくれた赤いマッサージチェアが置いてある。

実は以前に飼っていた犬が電源コードを咬み切ったためもう動かない

ただのソファになっているものなのだけれど、

ふと見るとそこで我が家の咬み猫「レオ」が寝ていた。

寝ていた場所の照明の当たり具合が、偶然良い感じになっていて

スタジオで被写体に影をつくる暗い照明のセッティングの様になっていたので、

「お!これは?」と思い、

珍しく防湿庫から愛機α7IIIを出してきて撮影してみた。

王座の猫レオ撮影してみると思った通り良い感じだったので

バシャバシャと何十枚も撮影。

ただの赤いマッサージチェアに雑種猫が座ってるだけなんだけど

なんかちょっと厳かな、偉そげな感じに撮れたのでちょっと嬉しくなってしまった。

後日撮った中でも選りすぐりのものを数枚選別してLightroomで現像してみた。

僕はなぜか?こういった暗めの写真が好きだ・・・・なぜかな・・・?

明るい写真も好きなんだけれど

気づくとこういう暗くて奥行きのある感じの仕上がりを好んでる傾向があるし、

そういう写真を見ると魅入ってしまう。

α7シリーズはその点、センサー感度が高くて、暗い写真も描写力が抜群なので美しく雄弁に表現できる。

暗い中でも色の違いがしっかりと出ていて

ソファの赤も目で見るのと変わらないか?それ以上の捉え方をしてくれる。

奥行きもグイッと出してくれるので、やっぱり暗所で色の違いを捉えるセンサーの能力が高いんだと思う。

そう云えば、そういう映りをするα7の特性が好きだった。

その事を真夜中の猫の写真を現像していて思い出した。

もっと暗い場所での撮影をいっぱいしてみよう〜と改めて思ったりしたのだった。

<この機材で撮影しました>

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