こんにちは、
スタジオ・カミックス管理人のカーミー@StudioKamixです。
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この記事はポータブル浄水器「SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128」のレビュー記事です。
ポータブルなので非常にコンパクトで軽い
「SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128、」
山登りやトレッキング、アウトドアで安全な水を調達したい時に
使えるガジェットです。
山の水や湧水、川の水を飲んでお腹をひどく壊した・・・、
なんて話はよく聞きます。
とは言え、現地で水を調達したい場合はありますよね。
そういう時に、便利なのが「SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128」です。
ちなみに僕はいつも持ち歩いているカバンの中に常に入れてます。
どんな災害がいつ起こるか?分からない現代のサバイバル術です。
目 次
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128のメリット・デメリット
Sawyer(ソーヤー)のメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
- 微生物・病原菌を濾過
- コンパクトで軽い
- サバイバル時に大活躍
デメリット
- 付属品がややかさばる
- 使用後のメンテが必須
- –
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128を開封
パッケージはよくある透明のパッケージです。
▼中の紙部分はこんな感じ
▼裏面
輸入品なので全部英語でした(笑)
中身を並べてみます。
割と簡素なパッケージですが、
思っていたよりも色々と入っています。
付属品
付属品は以下の通りですね。
- ミニフィルター本体
- 0.5Lパウチ
- ストロー
- 洗浄用注射器
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128の仕組み
本体から見ていきましょう。
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128は内部のフィルターに
「ホロウファイバーメンブレン(中空糸膜:ちゅうくうしまく)」というモノが使われています。
中に見えてる白い部分がおそらくホロウファイバーメンブレーン(中空糸膜)ですね。
このホロウファイバーメンブレーン(中空糸膜)には
「0.1ミクロンの穴」が無数に開いていて
その穴を通ることによって0.1ミクロン以上の
微生物や病原体などが濾過されるということですね。
ミクロの世界!すごいですね。
ちなみに1ミクロンは「1/1000ミリ」なので
0.1ミクロンは「1/10000ミリ」なのでむちゃくちゃ小さいですよね。
そりゃあ、あらゆるものが濾過されるわ〜って感じですね。
恐れ入りました。
微生物や病原菌を除去する方法としては薬品を入れる以外で世界最高レベルなのだそうです。
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128セッティング・使い方
使い方はいくつかありますが、
まずは、付属のパウチに水を入れて使う方法を試してみました。
簡単ですよね。
▼実際に水を出している映像
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128を使ってみた
僕は奥さんの実家が割と山の中でして、
そこで使っている山の水を濾過してみました。
山の水は普段そのまま飲む事はしていません。
今回はSawyer(ソーヤー)を使って
珈琲を淹れるための水として使ってみました。
セッティングは簡単なのであっさり濾過は出来ました。
少し足りなかったので
「追い水」を入れました。
全く問題なく使えました。
珈琲も美味しく淹れる事ができました。
そして、その後お腹をこわすこともなかったので
どうやらSawyer(ソーヤー)のおかげではないでしょうか?
▼「追い水」の様子動画
濾過能力・耐久性
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128の耐久性はなんと!
最大「約38万リットル」
これは1日10Lずつ使っても100年以上使い続けられるのだとか!
生きてる内は大丈夫そうですね(笑)
けど、こんなに耐久性があると
二つめを買わないのでリピートがなくて
メーカーさんが困りそうですね(笑)
しかし、ありがたい事です。
ペットボトルを連結代用可能
パウチがない場合はペットボトルを代用として使えます。
ペットボトルなら手に入る確率がぐっと上がるので
最悪、本体のみあれば使えそうですね。
この代用ができるのは嬉しいです。
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128のお手入れ・メンテナンス
使ってみて気になったのが「お手入れ・メンテナンス」
そういえば、中に水が入っているから
ほっといたら雑菌が湧きそうだな・・・・
と思ったので調べたところ、
まずは付属の注射器でフィルターの水の出口から
逆噴射で水を送り込んでフィルター内を洗います。
その後、Sawyer(ソーヤー)のフィルター本体をしっかりと振って
水切りをした上で、乾燥させて保管しましょうとなってました。
なので、水切りをしっかりと行って
家に帰ってからしばらく干してました。
▼水切りの様子動画
その後、シリカゲルと一緒に保管しています。
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128を携行
僕はたまに登山やハイキング、トレッキング的な事をするので
その際は、携行する様にしています。
また、実は普段もカバンに入れて持ち歩いています。
現代はどこで何が起こるか?分からないサバイバル時代。
地震や災害、テロなんかがいつ起こってもおかしくないと思ってます。
なので、たいていの場合カバンに入れて持ち歩くようにしています。
Sawyer(ソーヤー)自体は非常に軽いので苦にはならないのですが、
付属品を入れるとそこそこ場所を取るので、それが難点。
大げさだと思われるかもしれませんが、
実は現代は「サバイバル時代」なんですよ!
毎年起こる各地の地震や災害を思い出して下さい。
いつ自分の身に降りかかってもおかしくない時代です。
自分の身は自分で守りましょう。
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128のスペック
Sawyer(ソーヤー)のスペックをまとめています。
本体サイズ | 全長13.5cm 最大部分の直径約3.5cm |
本体重量 | 約41g、 |
パウチサイズ | 約22.5×12.5cm (キャップ部分を除く) |
パウチ重量 | 約19g |
フィルター素材 | ホロウファイバー |
フィルター孔サイズ | 0.1ミクロン |
濾過能力 | 38万リットル+α (38万リットル以上ろ過できますが、水量は低下いたします) |
原産国 | アメリカ |
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128のメーカー
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128はアメリカの「ソーヤープロダクツ」の製品です。
以下ソーヤープロダクツ公式サイトより引用
1984年以来、ソーヤープロダクツは、荒野で使用するために開発された救急箱から、時間をかけて放出されるリポソーム技術を使用した最新の局所用防虫剤まで、太陽、虫、水、怪我から守るための最高で最も技術的に進んだソリューションを提供しています。
歴史あるメーカーさんの製品で世界中で使われているようですね。
さらに詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128よくある質問Q&A
よくある質問をまとめてみました。
- どのくらい使えますか?
- 最大「約38万リットル」使えます。これは1日10Lずつ使っても100年以上使い続けられるのだとか!
- カビが発生したりしませんか?
- 使用後は付属の注射器で水の出口から水を送り込みフィルター清掃してから、しっかり水切りをしてしばらく乾かす事が推奨されています。
- どこの国の製品ですか?
- アメリカ製です。
- 海水を真水にできますか?
- 出来ません。塩の様に水に溶けているものは濾過できません。放射性物質なども同様です。
まとめ
ポータブル浄水器「SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128」のレビュー記事でした。
実際に使ってみて、とても簡単で使いやすくて便利だと感じました。
ただ、口に入れるモノなので衛生面はやはり気になります。
なので、使い終わった後のメンテはしっかりとしたいですね。
僕は以前、トレッキングをしてる際も
湧水なんかがあると気にせずに飲んでいたのですが、
お腹を壊して大変なことになった・・・とか、
ピロリ菌が発生している・・・なんて話を耳にすると
迂闊に山の水を飲むのは憚られるな・・・・と思ったので
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128を購入しました。
(元々は高城剛さんがメルマガで紹介されて知りました。)
街の生活では必要ないようにも思いますが、
前述した通り、サバイバル術として毎日携行するようにしています。
(これも高城剛さんの教え)
「水は命の源(みなもと)」とよく言います。
SAWYER MINI(ソーヤーミニ) SP128があればどんな水でも
安全な水として濾過する事ができるので、とても心強いです。
いつ、どんな災害が起こるか分からない?現代、
一つ持っているとかなり安心できるガジェットです。
自分の身は自分で守りましょう。