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映画評:高城剛(初)監督作品「ガヨとカルマンテスの日々」〜ハリウッドが作れない映画に詰まった世界のコト

闘鶏

こんにちは、

スタジオ・カミックス管理人のカーミー@StudioKamixです。

(➡︎プロフィールはこちら

この記事は高城剛さんの初監督作品である

映画「ガヨとカルマンテスの日々」を観たあとの映画レビュー記事です。

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何を隠そう自称「高城剛ファン高知県代表」のカーミー(笑)が

書いてますのでだいぶ偏っているとは思いますが、

それを差し引いても興味深く魅力的な作品です。

本来は初公開されたお台場のスクリーンで観たかったのだけれど、

スケジュールが合わず断念・・・、

Amazon Primeで公開されたのを聞き及んで慌てて観たことでした。

「とにかく観て!」とは云わない

もし、この記事を読んで観てみよう!と云う人が居たら

観る前に、注意しておいてもらいたいのが、

いわゆる「娯楽映画でスカッとして終われる」と云う類の映画ではないということ。

少なくとも僕はあと3回くらいは観て

もっと掘り下げてみないと

一回見たくらいでは、ほとんど理解できてないな・・・

と感じた。

何度も見てスルメの様に楽しむ映画だと思う。

いわゆるハリウッドの娯楽映画的に観てしまうと

「つまらない・・・・」

と云う結果になるだろうな・・・と容易に想像できる。

あとで、知ったのだけれど高城剛監督も

「ハリウッドにできないことを!」

というのをテーマの一つにしていた様です。

「ガヨとカルマンテスの日々」の特徴

この映画は、

全編スペイン語で、当然役者さんも外国人ばかり。

なので字幕は必須ですね。

そして舞台はキューバ。

原作は芥川龍之介の「報恩記」。

「キューバを舞台に、芥川龍之介の原作で、次の社会の新しい息吹を描けたら、これは面白くなるだろうな」

と思ったのがキッカケなのだとか。

この辺りのコンセプトの発想がオンリーワンでクールですよね。

そして、高城剛さんという世界的DJであり、作家であり、カメラマンであり

さまざまな肩書きを持って世界を股に掛ける人物の初監督作品。

SONYのα1と云うデジタル一眼レフカメラと

同じくSONYのGマスターレンズシリーズででほとんどの場面を撮っている。

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音楽も高城剛さん書き下ろしの曲が多く使われている。

序章にかかる曲もとてもクールだ。

撮影は照明を使わず、まさかの「自然光」のみ。

撮影クルーには高城剛さんのメルマガの読者さんなども含まれていて

撮影日数も2週間と云う驚異的な短さで撮られていて、

撮影予算も大きく削減されている。

と云った様に従来の映画とは異なるやり方で撮られた、

いわば映画界の「ゲームチェンジャー」的な映画だ。

▼公式メイキング映像

映画の民主化

高城剛さん曰くの、この映画の紹介文を読むと、

「映画の民主化」

と云う言葉が出てくる。

「映画の民主化・・・・???」

はて・・・どういう意味?となるよね?

僕にとって映画は与えられるものであって作るものではない。

限られた・・・選ばれた人たちがつくるものだ。

でも本当にそうか?

この作品を観ただけでは、そうは思えないのだけれど、

この作品のバックボーンを知ると、

映画が誰にでも撮れる時代にすでに入っているんだ!

って事が理解できる。

この映画と同時に発売された高城剛さんの著書を読むと

さらにその辺りが具体的になる。

▼こちら

書評記事の書かせてもらったので良ければ読んで下さい。
NEXTRAVELER FILMS & TOOLS 未来につながる創造的ツールと使い方書評[高城剛]NEXTRAVELER FILMS & TOOLS 未来につながる創造的ツールと使い方〜自由と創造のエネルギーがもらえる本

意外な撮影場所とストーリー

ちなみに「ガヨ」はスペイン語での「闘鶏」のことで、

「カルマンテス」は「精神安定剤」のこと。

物語はテロ容疑で逃亡生活を送り

精神安定剤を手放せない日々を送るマルラと、

移住のための資金を捻出するため闘鶏に人生をかける

ルイスの二人を中心として進んでいきます。

キューバ

なんでもキューバはアメリカ人が入国できないんだとか、

高城剛監督は

「ハリウッド映画が入れない場所はどこだ?」と考え、

キューバを舞台に選んだ、

と後でインタビュー記事を読んで知りました。

▼参考記事Wiredより

美しく奥深い映像

ガヨとカルマンテスを観ると

その美しく奥深い映像が、

よもやSONYのα1というカメラだけで撮られているとは

到底思いつかない。

美しく差し込む光たちは全て自然光、

α1とそのレンズたちは自然光を美しく、

そしてリアルに取り込んでいる。

及ばずながら僕もSONYのα3を使っているが、α1とまでは行かずとも

自分の持っている機材でこの映画に近いことはできるのだ、

と思うと「映画の民主化」という言葉が現実味を帯びてくる。

そして、映画の中では

「世界」を股にかけ経済や歴史にもくわしい

高城剛監督から見た「世界」の様子と

これからの近未来の世界(社会)が描かれていて、とても興味深い。

まとめ

僕が子供の頃、日本は本当の先進国だった。

しかし、今や日本はずいぶん世界から遅れてしまった。

日本の中に居て日本のテレビやマスメディアばかり見ていると、

決して気づかない事を高城剛さんは僕にいつも教えてくれる。

日本の中に居て本当のことを知らずに過ごせる時代もあと少しなのだろう。

漠然とそう思う事が最近とみに増えた。

日本人である高城剛監督が、

アメリカ人が入国できない国で、

素人も混じる最小限の撮影クルーで、

その気になれば手に入る機材で

自然光だけで撮ったこの映画を観ることで、

気付かされることはあまりにもたくさんあるのだった。

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