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高校サッカー選手権大会がくれた感動〜息子が僕を「ポンコツ大人」から「人間」にしてくれたお話。

サッカー選手権

こんにちは、

スタジオ・カミックス管理人のカーミー@StudioKamixです。

(➡︎プロフィールはこちら

 

この記事はとても私的なお話しですので

ご容赦ください。

息子のサッカー部が高校最後の大会で敗戦したお話しです。

どうしても書いておきたかったので、

雑記ブログであるこのブログに残すことにしました。

雑記ブログだから良いよね?(笑)

第100回高校サッカー選手権高知県大会

先日、息子のサッカー部の選手権、

高知県大会準決勝が高知市春野にある球技場にて行われました。

息子は3年生、高校生活最後の選手権!

関係者限定で観戦可能だったので

応援に行ってきました。

結果は残念ながら敗退となったのですが、

とても感慨深かったので、

どうしても文字にして書いておきたいと思い

このブログに残すことにしました。

 

実は息子の通う高校は私カーミーの母校でもあるので

いろいろと思いを重ねる部分も多くて

ついつい感情移入がすすんで我がコトの様になりがちでした。

さらに、僕は小学校からずっと息子と息子のサッカーを

サポートしてきたサカパパでもありますので

サカパパ稼業も終わりかと思うと完全なるロスト状態。

惜しくも準決勝で涙の敗退

今回の試合は予想を上回る熱戦となり、

1-1で延長戦へ突入した後、PK戦を経て敗退となりました。

試合後、泣き崩れる選手たち

夏に引退して応援に来ていた選手たちも泣いていました。

父兄の皆さんも泣いていました。

涙の幕引きを目の当たりにして僕ももらい泣きしました。

 

試合後、選手たちが涙ながらにハグを交わしている様子は

見ているだけでこみ上げるものがありました。

その後、みんなで記念写真を撮ったりしたのですが、

僕も父兄の方に息子とのツーショット写真を撮ってもらいました。

 

息子は僕の姿を見つけるや、

顔をぐしゃぐしゃにして

「ごめんよ」

と一言・・・・・・・・・・・、

「全国へ連れていけなくてごめん」

と云う意味だと思うけど、

その姿を見て、その一言を聞くと

込み上げてきて、声を出すと泣きそうだったので

何も云えず肩を抱きました。

こんな感動できる瞬間をもらえているのだから

「全国なんか行けなくても随分良い思いをさせてもらってる!」

と云いたかったけれど云えませんでした。

サッカーからもらったたくさんの宝物

たくさんのチームメイトもみんな自分の息子たちの様です。

彼らの成長をもっともっと見たい。

サカパパ・サカママの友人もたくさんできました。

この歳で一生のお付き合いとなりそうな方々とも出会えました。

数えきれないたくさんの思い出や人のつながりをもらいました。

これを「プライスレス」と云わずしてなんとやらです。

 

それから僕自身も成長させてもらいました。

サッカーの指導者の方々のお話を聞ける機会も多かったので

指導することについてだったり

子供を成長させることについてだったり

親としてもとてもずいぶん勉強させてもらいました。

 

サッカーというスポーツも好きになりました。

とても厄介だけど

何度やっても、何度見ても面白い

人間の感情がいっぱいつまった

中毒性の高いスポーツです(笑)

一生を捧げてトリコになっている人が

後を立たないのも良くわかりました。

 

サカパパ・サカママ同士であ〜でもないこ〜でもない

とチームや選手たちのコトをお話しする時間は

とても楽しい至福の時間でした。

サカママ・サカパパ稼業は小学校から

恥ずかしい話ですが、

実は僕は、もともとあまり社交性がなくて、

多くの人と積極的に関わるコトが好きではありませんでした。

 

でも、そんな僕に転機が訪れたのは息子の小学校時代です。

息子のサッカーチームの練習場が遠方だったので

仕方なしで車での送迎をしていたのですが、

そのサッカーチームの父兄たちが

あまりにもバラバラでまとまりがなかったのを見て

(もちろん無関心の僕も含めてなのですが)

最初はあまり関わらない様にしていた僕だったのですが、

その内、

「せっかくのチームなのに

なんでこんなに父兄のチームワークが悪いんだ!

こんなんじゃいかん!

こんなんじゃ子供たちも試合で勝てない!なんとかせねば!」

と考える様になり、一念発起したのがキッカケで

僕はチームの父兄や指導者の方々と

積極的に関わるようになりました。

 

当然ながらイキナリ仲が良くなるはずもないのですが、

揉め事がありつつも最初は良くなかった風通しが

徐々に良くなっていきました。

 

それと同時にチームも不思議と強くなりました。

最終的に6年生の時の全日本少年サッカー選手権の地方大会で

優勝することができ全国大会へ進みました。

優勝の喜びと感動は、

僕が今まで味わったことのない、

なにものにも変えがたい素晴らしいモノでした。

何より、チームと指導者と父兄たちが一丸となっているコトが

心地よくて、夢をみているようでした。

人と関わることの大切さを学ぶ

その時、僕が学んだことは「人と関わることの喜び」でした。

キレイ事を云っているように聞こえるかもしれませんが、

「人は人と関わらないといけないんだな・・・」

と云う根源的なコトに思い至りました。

良い歳をして、かなり遅いのでお恥ずかしい限りですが、

かつての僕は多くの人と関わるコトについて

あまり意義を見出してなくて

「必要最低限の人と関われば良いんだ」

と無意識にに考えていた様に思います。

そんな僕が「人と関わるコトの大切さ」を学んだのは

圧倒的なデキゴトでした。

感謝とは自然に湧き出る感情

それからもう一つ大切なのが「感謝」です。

こちらもキレイ事に聞こえると思いますが、

僕は息子のサッカーを通じて

本当の「感謝」の気持ちを味わいました。

そしてその時、

「そもそも僕は今まで感謝らしい感謝をしたコトがなかったんだな!」

とハッキリと確信しました。

それまでしていた「感謝」はただのポーズだった、

なんとも薄っぺらい人間だったのだなと気づきました。

 

感謝って勝手に湧いてくるもんなんですよね・・・。

息子のサッカーを通じて

震えるような喜びや

涙が勝手にあふれる喜び

地団駄を踏むような悔しさや

身動き取れなくなるほどの喪失感

自然に湧き出て止まらない感謝の気持ち

それまで知らなかった大切な感情を学びました。

「ありがとう」が止まらない

今回の敗戦のあとも

「ありがとう」と云う気持ちがじわりと湧いたかと思うと

あふれて止まらなくなりました。

何人かの選手たちに「ありがとう」と云いましたが、

もっともっと「ありがとう」と云いたい。

「ありがとう」が云い足りない。

これが「感謝」なんだなとあらためて思いました。

 

息子は僕に「ごめんね」と云いましたが、

その時、何も言ってあげられなかった僕は

敗戦の夜の残念会の食卓で

息子に「ありがとう」と云いました。

何回も云いたかったけど、

ウソ臭くなりそうだったので

一度だけにしました。

息子が僕を・・・

良い大人のくせに人と関わるコトを面倒くさがって

「本当の感謝もしたこともない様なポンコツ大人の僕」を

「人と関わって、人に感謝できる人間」にしてくれたのは、

他でもない僕の息子でした。

「ありがとう、カーミーJr。」

君のおかげで僕はやっと人間になれた様な気がしています。

「ありがとう、お疲れ様、新しい夢に向かって頑張れ。」

 

そして、一緒に支えてくれた妻にも感謝、

僕や僕の家族に関わってくださった皆様にも感謝です。

m(>o<)m

 

とても私的な、そして良い人ぶったブログになってしまい

たいへん申し訳ないですが、

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

「感謝」

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