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モノを大切に出来てる人が持つエロさ〜念願のジャガーでドライヴ〜《香川県小旅行》

高松市内の繁華街アーケード

コレクターズLiveで高松市へ

先日、香川県高松市に日帰り小旅行に行ってきました。

メインの目的はコレクターズの高松Live!

2年前に高知で初めてコレクターズのLiveを見て、その演奏力・ステージング・話術に魅せられすっかりコレ・ファンになってしまった。

次回も高知へ来たら絶対に行こう!っと思ってたけれど残念ながら高知公演はなく・・・・、

2020年は香川県高松止まりという事だったので諦めていたのだけれど、

僕にコレクターズを教えてくれた友人が「車で送迎するので高松まで一緒にいかないか?」と誘ってくれたので「それならば!」と同行する事にしたのだった。

結果的に高松で見るコレクターズのLiveはと〜っても良かった!あらためてファンになった。いいな〜コレクターズ!

高松の街散策と居酒屋ご飯

そして早めに着いて友人と行った高松の街(主にアーケード街)散策も趣があって、新鮮で、歩くだけでとても楽しめた。

Live後のご飯で飛び込んだ地元の居酒屋さんでは瀬戸内のお魚が頂けてこちらも満足。

大当たりのお店ではなかったけれど、地元の方が来られるお店の様だったので、そこそこの人気店なのだろう。

というわけで、全てが満足度の高い、思い出に残る小旅行になった。ありがたい。

しかし、今回の小旅行でなぜか?もっとも印象深かったのがLiveよりも、高松の街よりも、居酒屋で食べたフグ刺しよりも、友人の愛車「ジャガー」だった。

初めて乗るジャガーという車

今回は言い出しっぺの友人H氏の愛車「ジャガー」に乗って、共通の友人であるS氏と一緒に三人で高松に行く事になった。

H氏の愛車に乗るのは初めてで、実は今回ジャガーでのドライヴも僕の目的の一つだった。

前々からジャガーの話はH氏からたくさん聴かされていて、僕もいつか乗せてもらおうと思っていたのが今回実現したのだ。

最初に言っておくと、元々僕は車にあまり興味のない方で、外車なんかは特に興味が薄い・・・。

外車買うくらいなら楽器かカメラの機材がほしいという感じで車にほぼこだわりがない・・・・。

そんな僕だったけれど、H氏が愛車ジャガーをすごく大切にしていて、その話を聴いている内にH氏の「車」話を聴くのがなんとなく好きになっていた。

車を大切にする手続き

H氏の車を愛する手続きの様なものにはすごく惹かれた。

故障や修理を繰り返すのだけれどその都度泣く泣くお金をかけては直す様子や、

車の細部の事までよく知っていてその細部を愛している様子、その車のバックデータなんかにもすごく詳しい。

正直最初は、お金のかかる道楽的な趣味かな?と思っていたのだけれど、

どう考えても非効率なジャガーという車、特に修理費が高い・・・、

いくらでも性能の良い車は他にもありそうだけれどジャガーに惚れ込んでいて手放せないとH氏は云う・・・。

いったいどこにそんな魅力があるのだろう?と思っていた。

でも、色々と話を聞いていると初めは外車然とした顔も国産車にはない個性があって悪くないな・・・とか、

車のボディの流線型のラインが綺麗だな・・・とか、

リーパーというボンネットの先っぽにある飾りも「要るの?」って存在意義が分からなかったのだが、

この車の象徴としてなくてはならないものと知ると確かに必要だと思えてきたり・・・・

ちょっと考え方が変わってきた。

 

 

 

 

それはお金を出せば買える類のものではなくて、不便を愛したり弱点を補ったり、無駄なものを認めたりと、

うまく表現できないけど人と人との関係を紡いでいる様な様子で、

「車と人との信頼関係」と表現してしまうと少し陳腐なモノに思えてくるけど・・・・その表現が近いか・・・。

そう言えば、村上春樹さんの小説の中にもジャガーが現れるんだけど、その時の表現が秀逸でジャガーを獰猛で巨大な猛獣に喩えていた。

まさしくそういう感じで、H氏とH氏のジャガーは「獰猛で巨大な4000ccの猛獣」と「オーナーである猛獣使い」の関係の様に思えるのだった。

そしてそれがとても羨ましい・・・・。僕と僕の愛車ステップワゴンにはない関係。僕には出来ない手続き・・・・。

オーナーの手入れが行き届いた車

そんなジャガーに乗ったのだけれど、初めて乗るジャガーは快く僕を迎え入れてくれて助手席にすっぽりと包んでくれた。

いわゆるセダンの車に乗るのはタクシー以外ではいつぶりだろうか・・・?

乗りこむ時に姿勢が低くなるので慣れてないとちょっとひるんでしまう。

走り出すと、思っていたよりも静かに軽やかに滑り出し、安定した乗り心地は何の文句もない気持ちの良い走りだった。

もっと轟々と大きな重低音がするのか?と思っていたのだけれど国産の高級車の様な静かで安定していて、かといってふわふわとしていない重みのある走りがとても心地よかった。

古いので内装もところどころ痛んでいるのだけれど、内装に使われている皮はH氏の手仕事によって入念に手入れがされていて柔らかそうで美しかった。

正直皮張りの内装は鼻につくのであまり好きではないし、もしもオプションなら僕は真っ先に外してその分安くするだろう。でも、H氏によってコンディションが保たれている皮張りの内装はなんだかとても心地よかった。

皮張りがそんなに好きではない僕にしては不思議だ・・・。

そう、おそらくこれが業者さんや運転手さんの仕事なら何にも感じないんだろうな・・・と思う。

僕はH氏が大事に手入れをしているジャガーが好きなんだな・・・と思い至った。

業者に頼んでコンディションを保ったり、運転手さんを使っているのならお金にモノを言わせてるだけで何とも思わないのだろう。

オーナーが自ら手間暇かけて大事にしている事に価値をすごく感じる。

僕もいつか、時間やお金に余裕ができたら乗り物とこういう関係を築いてみたい・・・・。僕にできるかどうか?分からないけど。

というか、今の車にも愛情を注いであげないといけない・・・と反省。

もっと云うとモノをもっと大切に扱える様になりたいな・・・・と思った。

そうだ!僕はモノを大切に出来ていない!モノを大切に出来ている人はどこかカッコ良くてエロい!

なんだか、人とモノとの関係を考えるきっかけになった様な気がする。

もっと身の回りのモノを大事に扱おう、モノとの信頼関係が築ける様に。

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