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NEXTRAVELER TOOLS「BACKPACK2.X」高城剛プロデュースのサバイバル・バックパック

BACKPACK2.X

総合評価
NEXTRAVELER TOOLS「BACK PACK2.X」
 (5)

2023年5月、僥倖の出来事が私カーミーに起こった。

というのも、昨年末に高城剛さんのメルマガで募集されていた

NEXTRAVELER BOOKSから出版されている

安達建之さんの写真集「SELENGETI」のレビュー企画に応募した僕は

レビューを書いて応募したこと自体を忘れ去っていた。

そんな僕の元に、突如「ベストレビュワーに選出された」

という衝撃のメールが届いた。

そして、ほどなくして企画のプレゼントである高城剛さん主宰の

NEXTRAVELER TOOLS「BACK PACK2.X」が我が家に届いた。

この記事は、

世界中を股にかけ、DJからカメラマン、映画監督

健康オタク、世界の政治や経済、

あらゆる事に精通した現代の仙人である高城剛さんがこだわり抜いて

つくられたNEXTRAVELER TOOLS「BACKPACK2.X」

隅から隅までしっかりと見て、使って、紹介したい。

MEMO

情報不足でNEXTRAVELER BACKPACKシリーズの詳しい品番が分かりませんでしたので、記事内の表記は「NEXTRAVELER BACKPACK2.X」とさせてもらっています。

NEXTRAVELER BACKPACK2.Xメリットデメリット

メリット・デメリットをまとめました。

メリット

  • 本格サバイバル仕様
  • 防水・止水仕様
  • ノートPC専用収納
  • 270度開口ファスナー

デメリット

  • ドリンクホルダーなし

NEXTRAVELER BACKPACK2.X開封

真っ黒な大きな箱が届きました。

箱のサイドには「NEXTRAVELER」

NEXTRAVELER

もうこのロゴだけでカッコ良い。

胸が高まりますね。箱を開けると・・・

NEXTRAVELER

これまた黒い大きな不織布だと思われる包装が現れます。

黒で統一されている点がクールですね。

パッケージにもこだわりが感じられます。

NEXTRAVELER TOOLS BACKPACK2

ズドーンと現れました。

「うわっ、すでに感無量・・・・なんて良いのだ・・・・」

と本体の登場で感動してしまいました(←感動し過ぎw)

NEXTRAVELER BACKPACK2.Xの見た目

BACKPACK2.Xの本体が現れたので、外観から見ていきます。

NEXTRAVELER TOOLS「BACK PACK2.X」には黒とベージュの2色があります。

今回、僕が選ばせてもらったのは「ベージュ」

黒と迷ったのだけれど、予想通りの色合いで満足でした。

BACKPACK2.X

メインの収納スペースと

背面の外側に大きく区切られた3つの収納が目立ちます。

さらにメインの収納の下側にはノートパソコンなどの

平べったいものが収納できるスペースがあるので

大きな収納スペースは「5つ」ですね。

▼横から見た様子

NEXTRAVELER TOOLS「BACK PACK2.X」

▼背面

NEXTRAVELER TOOLS「BACK PACK2.X」

さらに背面の外側に位置する3つの収納には

それぞれ小型の収納スペースが3つ用意されています。

なので、収納場所としては

BACKPACK2.Xの収納スペース

メイン収納スペース ×1

ノートパソコン収納スペース ×1

中型収納スペース縦型 ×2

中型収納スペース横型 ×1

小型収納スペース(ポケット) ×3

上記の様に合計8つ用意されてるわけですね。

NEXTRAVELER BACKPACK2.Xの仕様

さてさて、それでは詳しく仕様を見ていきましょう。

まずはやはり気になる収納からです。

収納・ポケット

収納・ポケットは先ほど紹介した通り

「8ヶ所」になります。

NEXTRAVELER TOOLS BACKPACK2

まずは、メイン収納ですが「24L」という事で

かなりの収納が見込めます。

普段使いだと余裕の容量ですね。

日帰りはもちろん、工夫すれば一泊登山はできそうな感じです。

270度開口できますのでモノの出し入れがとてもし易いですね。

▼横から開いた状態

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

そして、助かるのが「ノートパソコン」の収納がある事です。

普段はもちろん、出かける時にMacを持ち歩くことが多い

僕みたいな人にはとっては、かなり助かる仕様ですね。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

実際にMacBook Proを入れてみましたが、

専用スペースなので出し入れがしやすくてグッドでした。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

僕のMacBook Proは13インチですが、

15インチでも問題なく入りそうですね。

▼全部開けた状態

NEXTRAVELER TOOLS「BACK PACK2.X」

全て開口するとこれだけ大きく開ける事ができます。

背面の3つポケットも結構収納力があります。

▼下に二つ並んだポケット

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

こちらも180度開口ですので出し入れは抜群ですね。

▼上のポケット

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

こちらは270度開口で出し入れしやすいですね。

頻繁に出し入れするモノはここに収めるのがよさそうです。

それぞれジッパーがついていますが、

全て止水仕様で2つのジッパーがついていますので、

ジッパー位置を好きなところに設定できるのが魅力的ですね。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

さらに小さいポケットも3つありますので小物はココに入れられます。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

用途やサイズに応じて整理ができるので登山や機材運搬などには

かなり活躍してくれそうです。

嬉しすぎる!

ファスナー・ジップアップ

8ヶ所収納全てにファスナーがついていますが、

全て「止水ジッパー」になっていて

水の侵入が防げる様になっています。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

なので、雨天時でも防水には期待できそうです。

雨の中の登山などの場合、荷物が濡れるのを気にしなくて良いのは

かなり大きいですよね。

また、MacBook Proやカメラ機材などを入れる場合も

水の心配をしなくて良いのはかなり助かります。

「精密機材が水没・・・・」は絶対避けたいですもんね。

縫製

僕はアパレルの人ではないので縫製の良し悪しは

あまりよく分かりませんが、

ご覧の通り、かなりしっかりとした縫製がされていて

耐久性にはかなりこだわってつくられている様子が伺えました。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

ベルト

ベルト部分は当然と言えば当然ですが、

自分の体に合わせて調整できる様になっています。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

上下二ヶ所で調整できる様になっていて

上部ではバックパックと背中の「距離」を調整できます。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

バックパックの背中での上下位置を調整する感じですね。

僕は調整してみて高い位置だと楽に背負える感じだったので

上気味に調整してます。

またベルトの下部の調整ではバックパックとの密着度合いを調整できます。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

ここが緩いと荷物が揺れて、余計に重さを感じるので

しっかりと締めないと行けません。

また、真ん中に左右のベルトをつなぐベルトがあります。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

こちらを締める事で、さらにフィット感が増しますので必須ですね。

素材

素材は「ダイニーマ」と呼ばれる防爆シートや防刃ベストで知られる

スーパー繊維「超高分子量ポリエチレンファイバー(UHMW-PE)」を使用したモノです。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

「重さ」は同等サイズ商品の「半分」で、

「強度」は同等製品の「2倍」。

ポリカーボネートを上回る高い耐衝撃性を持ち、ピアノ線の8倍の強度を誇る

というスーパー素材「ダイニーマ」が使われていますから

値段も上がってしまうんですね。

手触り

手で触った感じはダイニーマ特有のしっとりとしていて

マットでホールド感のある感じで

化学繊維っぽくない印象です。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

この手触りで防水性が高くて、高強度なのは不思議な感じがしますが、

独特の手触りで僕はものすごくこの手触りが好きです。

実際に使ってみた

実際に近所の山を軽くトレランして使ってみました。

荷物はカメラ一式と日帰り登山くらいの軽装を想定して

パッキングしてみました。

背負ってみた感じはベルトをしっかりと締めると

フィット感があって馴染む感じでした。

バックパックの位置を高くする事で楽に背負えます。

重い荷物も「体感重量」がかなり変わりそうですね。

体に合った「良い位置」にバックパックを調整できるのは素晴らしいですね。

走るとどうなるか?

走れない事はありませんが、

トレラン専用ではないのでガンガン走るのには向いていません。

時折、走ったり歩いたりという感じでの使用には

十分に耐えられる感じでした。

気になった点①ベルト調整

トレランで少し走る場面になると・・・、

よりバックパックの安定が必要になるのですが、

左右のベルトの下部の調整は

しばらく歩いたり走ったりしていると自然と緩んできます。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

なので、途中で締め直す作業が何回か必要でした。

これに関しては、しっかりと留められるベルトの留め方で

クリアしようと思っていますが、

デフォルトのままだとしばらくすると緩んでしまうので

注意が必要でした。

気になった点②背中部分が蒸れる

僕は本格的なバックパックが初めてだったので

比較対象がないのですが、

BACKPACKと接する背中部分が熱で蒸れました。

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

背中部分は黒いメッシュ仕様になっているので

おそらく熱がこもりにく設計にはなっていると思われますが、

やはり動いているとこの部分にどうしても熱がこもりますね。

これは仕方のない事だとは思いますが、

僕は汗かきなので少し気になりました。

しかし、フィット感が優れている分、しょうがないのかな?

とそこは相殺する事にしています。

これなんだろ?

「これ、なんだろ?」というモノがあったのですが、

あとで判明しました。

▼こちら

NEXTRAVELER BACKPACK2.X

背中部分の真ん中に大きなベルト状のパーツがついています。

「なんだろう?ぜんぜん分からん・・・」と思っていたら

色々調べてる内に見つけました。

スーツケースの取手部分に取り付けるためのベルトですね!

スーツケースとバックパックで移動する旅行者向けの

仕組みの様です。

なるほど!旅行の時は便利そうですね。

欲しかった機能

2時間ほどのトレランでしたが、

途中、喉が渇いて水を購入して飲みました。

その際、ペットボトルホルダー的なものがないので

ペットボトルを手に持って移動しました。

欲を言うとペットボトルのホルダーがあると嬉しいな・・・

という点と、

機材を運ぶ際には三脚を持っていったりするので

サイドに三脚などの長モノをホールドできる機能が

あると良いな・・・と感じました。

MEMO

両方とも最新のBACKPACK 3.0では改善されているっぽいので流石ですね。

NEXTRAVELER BACKPACK2.Xのスペック

スペックを簡単にまとめています。

素材ダイニーマ
超高分子量ポリエチレンファイバー(UHMW-PE)」
ポケット合計8個
ジッパー全て止水ジッパー・ジッパー部はダブル

NEXTRAVELER TOOLSとは?

「NEXTRAVELER TOOLS」は高城剛さんが開発しているブランドで

BACKPACKの様なアウトドア・サバイバル・ツールはもとより

普段着のシャツやスーツ、カメラストラップなどなど

世界を股にかけて移動を繰り返し、ハードな環境へも出かけることが多い

高城剛さんが自らバトルフィールドテストをして、メーカーさんを巡り

こだわり抜いて作られたツールが並ぶブランドです。

お値段はかなり高めですが、

どこにも売ってない製品たちはオリジナルな魅力溢れる逸品ぞろい。

高城剛さんのスタイルに強く共鳴している僕としては

「全部欲しい!」となる唯一無二のブランドです。

まとめ

NEXTRAVELERの「BACKPACK 2.X」はこれからさらに使い込んでいきますが、

現状でのまとめとしては・・・、

とても完成度が高くてよく考えて作られている

高城剛さんのこだわりが伝わってくる素晴らしいモノでした。

僕は高城剛ファンなので、高城剛さんの製品をレビューするときは

偏りすぎない様に気をつけてレビューをする事にしています。

「恋は盲目」ではないですが、

ファンであるが故に冷静に判断できなくなる事は往々にしてあるからです。

そうした客観性をもってしても、この製品は評価の高い製品でした。

生活をワクワクさせるガジェットだと思います。

「次はいつ、どこで、どんな風に使おうか?」

と想像させてくれるツールでした。

なんならBACKPACK 2.Xのためのイベントを考えたくなるんですよね。

まさに「NEXT(次の)+ TRAVELER(旅行者)」ですね。

どこで手に入るの?(入手先・入手方法)

BACKPACKシリーズは高城剛さんの営むサイト、

NEXTRAVELERで入手することができます。

・・・・が、

このサイトの中に入るには「パスワード」が必要になります。

しかも「パスワード」はしょっちゅう変わっていて

僕も愛読している高城剛さんのメルマガで時折教えてもらえます。

新製品がリリースされた時とかだけですね。

商売っ気がないというか、商売に興味がなさそうなんですよね(笑)

しかも、製品は数が少ない上に需要が多いので残念な事にすぐ売り切れてしまい

入手は難しいです。

自分に必要なものを創り出し、

自分に共鳴してくれる少数の人に届けば良い、

という様なコンセプトで作られているんだと思います。

僕にとっては「現代の仙人」なので仙人の考えることは分かりません(笑)

でも、分からないくらいが良いんですよね、量子的で。

「僕の人生の進路を90度以上変えた!」と云っても過言ではない高城剛さんのメルマガもオススメです。

「BACK PACK2.X」の他にもNEXTRAVELER TOOLSの製品レビューを書いてますので、ぜひ読んでみて下さい。

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