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四国/剣山と次郎笈の縦走登山〜何度でも行きたい初心者向け絶景日帰り登山

四国 剣山 次郎笈

こんにちは、

スタジオ・カミックス管理人のカーミー@StudioKamixです。

(➡︎プロフィールはこちら

なんちゃって登山愛好家でもあるカーミーです。

ずいぶん前から山へ行きたい・・・・行きたい・・・とウズウズしていて、

近所の山をランニングがてら彷徨い歩くものの、

あまり満たされず日々を誤魔化していました・・・、

そして先日、ついにまともな登山へと行く事が出来ました。

そして、大満足で帰ってきたので早速ブログで書き残しておきます。

この記事は登山初心者のカーミーが初心者向けに書いた

「初心者向け」の剣山登山レポートになりますのでご注意下さい。

徳島県の名山「剣山」へ

いつか行ってみたいな・・・と思っていた「剣山」に行く事が出来ました。

▼剣山のマップ

徳島県と高知県の間の山々の中に君臨している名山です。

高さは1985Mと、ほぼ2000Mと云う立派な山ですね。

四国では石鎚山と剣山だけですが、日本の名山100選にも入っている様です。

四国 剣山 次郎笈

剣山までのルート

高知県民である私、カーミーは高知市内から高速道路で「大豊IC」まで行って

そこから国道を通って徳島県の祖谷地区を分け入って進み、剣山の東側から麓まで辿り着きました。

このルートは高知市内から約2時間15分くらいでしょうか。

▼このルート

剣山に近づくにつれ道は細く険しくなっていきます。

ただ、途中には「祖谷のかずら橋」や「天空のかかし村」などなど

美しい谷や川、ダムや堰などもあり道中も楽しめます。

途中に温泉もあるので帰りに入る余裕があると楽しめそうですね。

祖谷の温泉宿で一泊なんてのも良いですね〜。

ただし、道はところどころ車がすれ違う事の出来ない細いところもあります。

細い山道・峠道の運転が苦手な方は高速道路で徳島の美馬ICまで大回りして剣山の北側からアクセスする事をお勧めします。

▼徳島道経由ルート

こちらのルートは 時間的に20分ほど余計にかかるのと、

高速料金とガソリン代が余計にかかるものの、

山道が少なくなるので運転は楽だと思います。

登山口駐車場

登山口に到着すると、すぐに二階建ての立体駐車場(無料)があります。

僕らはこちらに停めさせてもらいました。

無料なので助かります。

さらに、奥に進むとリフトの駅前にも駐車スペースがありますが、

「食堂の利用者のみ」とかの場合もありますのでご注意下さい。

剣山の登山ルート

初めての剣山登山だったのと、

今回は登山ほぼ初めてのカーミー奥さんも一緒という事で、

迷わず「リフト」を選択しました。

剣山に登ってからも縦走ができると云うのを事前に調べていたので

縦走に備えて体力を温存すべくと云う作戦でもありました。

なので、今回の目標としては

「リフトで半分程度上がって」

「剣山へ登頂して」

「出来れば兄弟山である次郎笈へ縦走して」

「下山。」

と云う計画を立てていました。

ちなみに剣山の中腹にあるリフトの見ノ越駅から山頂までは

標高差が「245m」、距離にして「1200m」、時間にして「1時間」

と言われています。

詳しいルートはYAMAPさんでもご覧頂けますのでよければチェックして下さい。

剣山登山リフト

駐車場から奥へ進むと大きな階段の登山口があって、

その奥が神社になっています。

四国 剣山 次郎笈

リフトを使わない場合はココからスタートするわけですね。

今回リフトを利用する僕らは、さらに奥へ進んでリフトの駅へ進みます。

四国 剣山 次郎笈

剣山登山リフト見ノ越駅

リフトは往復で「1900円」

時間にして「15分」程度です。

リフトからの眺望も素敵で、とても楽しかったです。

四国 剣山 次郎笈

リフトではスムーズかつ安全に乗り降りができる様に、

荷物を前にした状態で乗るように注意されますので

落としもなどしない様に気をつけましょう。

僕はカメラ複数台を出し入れしていて落としそうになりました(笑)

僕の様にならない様に気をつけて下さいね。

リフトからの登山開始

リフトが終わると、いよいよ登山開始です。

さっそく、まずまずの傾斜のある登山道を進んでいきます。

▼登り始め

四国 剣山 次郎笈

最初からそこそこ傾斜があって少し登ると息が切れる程度ですね。

ウチの奥さんはほぼ初の登山で息が切れ気味でしたので休み休みで登りました。

四国 剣山 次郎笈

1時間ほど登ると山頂直前のヒュッテに到着します。

▼剣山ヒュッテ

四国 剣山 次郎笈

そこそこの運動量ですが、途中に分岐があって、もっと時間をかけて登るコースもあります。

ゆっくりと景観を楽しみながら登りたい方にはこちらも良さそうでした。

四国 剣山 次郎笈

登頂

ヒュッテに到着すると頂上は目前です。

四国 剣山 次郎笈

ヒュッテの隣には神社もあってお札なども販売されています。

MEMO
僕らは登頂後に、また寄れば良いか・・・・って事で、ヒュッテも神社もろくに見ずに登頂したのですが、その後そのまま次郎笈縦走へ赴き、帰りは剣山山頂を避けて楽なルートを選んだのでヒュッテと神社に帰りに寄ることは叶いませんでした。

ヒュッテから階段を登るとウッドデッキ風の廊下が現れて山頂で東西に伸びています。

四国 剣山 次郎笈

そして、いきなり剣山の開けた広い山頂と近隣の山々へ続く尾根が現れて驚きます。

絶景

剣山の絶景が現れて、思わず声が漏れ、テンションが爆上がりします!

四国 剣山 次郎笈

山頂は背の低い笹で覆われているので遮るものがなくて

360度パノラマの絶景が見られます。

▼頂上

四国 剣山 次郎笈

特に隣の山へと続く稜線が美してくて感動しました。

天界へ来た様な心持ちになって、自然の美しさは本当に素晴らしい・・・とあらためて思いました。

四国 剣山 次郎笈

僕らが登頂した時は日曜日の午前11時くらいだったのですが、頂上は結構人が居て賑わっていました。

山頂に百人くらいは居たのかな?そんなには居ないかな?

まあ、百人くらい居ても問題ないくらい広いですね。

剣山の縦走ルート

頂上にて持って来ていたおにぎりを一個頬張りました。

四国 剣山 次郎笈

天界で食する手作りおにぎりのなんとも美味しいこと(笑)

おにぎり一個しか食べてないのに、元気になった僕らはさらに隣の「次郎笈」を目指すことにしました。

剣山山頂から西を臨むと次郎笈へ続く尾根づたいの道と次郎笈の頂上が丸見えです。

四国 剣山 次郎笈

この尾根づたいの道が、ものすごく美しくて吸い込まれる様に誘われました。

これはきっと「山の魔力」ってやつですね。

「この尾根を歩きたい・・・次郎笈の頂に行きたい・・・、」

とほぼ三大欲求と同じクラスの欲望がムクムクと頭をもたげます。

次郎笈への道は尾根づたいに一旦剣山からの下り部分から始まります。

下りはそこそこ角度があるのと足場も良くはないので右へ左へと足場を取りながら、一歩一歩降りていく様な感じです。

中盤はやや平坦に近い場所もあってハイキング感覚で比較的楽に進むことができます。

問題は上りですね。

四国 剣山 次郎笈

かなり角度がエグい場所もありつつ、足場も悪かったり、降りてくる方達とのすれ違いもあったりで、まずまずの難易度ですね。

▼途中の難所

四国 剣山 次郎笈

ウチの奥さんは途中で高くて開けているところが怖くなってました。(登頂すると解消された様です。)

登頂した後は「登山したな〜」っていう手応えがありました。

剣山の登山はハイキング感覚で行っても問題なさそうですが、次郎笈はいきなりランクが上がるので注意が必要ですね。

剣山・次郎笈の魅力

次郎笈登山後は迂回路を利用して下山しました。

▼迂回路

四国 剣山 次郎笈

リフトの駅に着いたら、あとはリフトで下りるだけで楽ちんでした。

帰り道のリフトの揺れが疲れた身体に心地よくて思わず寝落ちしそうになりました(笑)

四国 剣山 次郎笈

しかし、剣山と次郎笈、本当に素晴らしい山で「感動」の一言でした。

普通に「また行きたい」と思います。

あと3回くらい行っても行きたいないのでは・・・?

って思えるほど魅力的な山々でした。

さらに尾根づたいに広がる近隣の山も魅力的で、

特に剣山から縦走で行ける丸石や三嶺なども魅力的なので、いつか登ってみたいですね。

剣山グルメ

今回は残念ながらヒュッテでのお食事ができず・・・・、

手作りおにぎりとチョコを山頂で頂き、大変美味しゅうございました。

下山してから麓で何か食べたい・・・・って事で、

リフトの駅近くにある食堂で名物の「祖谷蕎麦650円」を頂きました。

疲れた身体にさっぱりしたお蕎麦がスルスルっと入っていって美味しかったです。

ただ・・・、忖度なく書くと、

お味はスーパーで売っている普通の蕎麦とほぼ変わらないかな・・・?

という感じでした。

昔食べた事のあるツナギの少ない田舎風の祖谷蕎麦とは違うタイプのお蕎麦なんでしょうかね?

思っていたよりもかなり普通だったので、拍子抜けしました。

でも、あっさりさっぱりで美味しいお蕎麦でした。ご馳走様です。

剣山登山カメラ

私カーミー、アマチュアカメラマンでもありますので

今回、相棒カメラも連れていき写真もかなり撮ったのですが、

なかなか思い通りには撮れず自分の腕のなさに愕然(笑)

▼今回、剣山に連れて行ったカメラたちはこちら

今回持って行ったカメラたち
  • メイン → α7III【ILCE7-M3】とSONY FE PZ 16-35mm F4 G
  • サブ → iPhone 13 Pro
  • アクションカメラ → GoProHERO9

メイン→α7III【ILCE7-M3】とSONY FE PZ 16-35mm F4 G

サブ→iPhone 13 Pro

アクションカメラ→GoProHERO9

と云う3台体制で挑みました。

360度のパノラマ風景は写真で撮ると、なんだか窮屈でイマイチ伝わりませんね。

山の写真って難しいな・・・・とあらためて思いました。

かなり広角の16mmでも撮影したのですが、ペターンとなってしまって現場の広大な感じを表現するにはどう撮れば良いのか?

これからの課題にしたいと思います。

ネイチャー・カメラマンの様に見た人に山の素晴らしさが伝わる写真を目指していきます!

途中で山の植物を撮影しました。

植物の撮影も楽しかった。

剣山は標高が高いので植物の生態系も異なる様で珍しい植物も多そうです。

僕は苔が好きなので苔も撮ってみましたがフカフカの美しい苔でした。

植物といえば、忘れては行けないのが「笹」ですね。

頂上から稜線へと広がる笹が美しくて目を奪われました。

▼次郎笈からの笹の写真

四国 剣山 次郎笈

カメラ反省点

色々と撮りましたが、撮る主題を決めていなかったので、帰って成果を見てみると大した写真は撮れてませんでした。

やっぱり、何を撮るのかしっかり決めておかないとダメですね。

あと、GoProはあっという間にバッテリー切れを起こしたのでやっぱり予備バッテリーが要りますね。

あとで思いついたのですが、ドローンがあるとかなり見応えのあるモノが撮れそうなので次回は機会があればドローンを連れて行きたいと思います。

山で飛ばす際の注意事項についても確認せねばですね。

登山装備について

基本的に剣山は頂上までならハイキング感覚の軽装で行けそうです。

ただし、約1時間の登りはそれなりに息が切れますし、足元が悪い場所もありますので靴は最低でもグリップの良いスニーカーやスポーツシューズを履いておいた方が良いですね。

それ以降の縦走に関しては足元がかなり悪くなるので登山靴がおすすめです。

また、天候の変化などもあるかもしれませんので雨対策と寒暖差対策などもしておいた方が無難でしょう。

あと、カメラ装備などのある場合は、小物を落としそうになるのでサコッシュ的なモノを首からかけておいて、その中にカメラ関連の小物を入れておく様にした方が良さそうです。

剣山登山のまとめ

素晴らしい名山でした。

登山がこんなに楽しく感じたのは初めてかもしれない。

テンション上がりまくりでした。

次の日からも剣山からの眺望を思い出してはボヤ〜っとしてしまうほどでした。

やはり頂上が森林限界のせいで景色が開けているのは大きいですね。

圧倒的な絶景に感動します。

僕が行く高知の山なんかは人がまばらな山や、そもそも誰にも会わなかったみたいな山も多いので

こういうたくさんの方が訪れる山はそもそも観光っぽくて楽しいが強くなりますね。

しかし、近隣にまだまだたくさんの名山がある様なのでその他の山もまた登ってみようと思います。

しばらく剣山と周辺の山々で楽しめそうで嬉しいです。

詳しいルートやその他の情報はYAMAPさんでもご覧頂けますのでよければチェックして下さい。

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