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【書評】働く男/そして生活は続く/星野源【注意喚起】読んではいけない!星野源は狡猾なテクニックで読む者を魅了する恐ろしい敵!

星野源の本(エッセイ)を2冊読んだ

星野源の本、読了は2冊目。

彼の本を読み始めたきっかけは

当時人気絶頂でテレビを付ければ星野源

本屋に行けば星野源、かかる音楽も星野源と露出の多さに圧倒されてしまったこと。

大人気の彼の事を何一つ知らない僕は正直、正体不明の焦り?を感じていて

なぜ彼がこんなにも人気があるのか?知りたくなった。

しかし、知りたくなった事を誰にも知られたくはないのでコソコソと文庫本を購入。

それがこちら



ミーハーなものはあまり興味が湧かないが・・・・

基本ミーハーなものは好きではないのだけれど

それはミーハーなものの魅力が客観的に理解できていたからだろうと思う。

そう、星野源の魅力はその時の僕には理解不能で

理解不能な人が超絶人気で支持されているのは

極端に言い換えれば自分を否定されている事につながるのだろう。

そう、僕は焦りを感じ、生命の危険を察知し、(ちょっと大げさ)

自分を肯定するために彼を知る必要があった。

エッセイを読んだ結論・・・・「星野源は敵だ!」

そして、彼のエッセイを手にとった僕は

エッセイを読む場所である我が家のトイレ内で

二冊とも読了させてもらった。

この生命の危機を回避するために読んだエッセイ二冊のリサーチ結果は大いに収穫があった。

結論としてハッキリとしたことがある。

「星野源は敵だ。」

やはり僕の存在を脅かす恐ろしい存在だった事が判明した。

少し話は変わるけど、

僕は有名人や芸能人を「さん」付で呼ぶように気をつけている。

なぜなら、もしも会えた時に困らないようにだ。(偉そうに言ってるけど誰かが言ってたルールを聞きかじって真似てる)

特に尊敬している人にはいつか会いたいのでいつ会っても困らないように備えている。

しかし、今回のリサーチをきっかけに星野源の事は呼びきりにすることにした。

なぜなら「敵」だからだ。

そして、もしも星野源に会うような事があっても

僕は敵としてのスタンスを取り、敵意をむき出すつもりだ。

表向きは「星野さん」と呼ぶけれど

本人のいないところでは「ホシノゲン」とカタカナで呼びきりにするつもりだ。(多分会えないと思うけど)

あまり書きたくないけれど・・・・「面白い」

あまり書きたくないけれど

エッセイは正直面白かった・・・・・・・。

うん、面白かった・・・・・・・。

・・・・・

・・・・・いくらでも読める感じだ・・・・。

切り口が面白くて・・・・、

読みやすくて、

目の付け所が独特で、

笑わせてくれて・・・・

ホロリとさせられたり・・・・

とにかく・・・・全部入ってて・・・・

そのセンスとバランスの良さに魅了された・・・・。

挙げ句の果てはエッセイで紹介されている映画や音楽を探しては

ついつい見たり聴いたりして、

気づいた時にはずいぶん影響を受けてしまった・・・・・。

心揺さぶる手口にメロメロに翻弄される・・・

ホシノゲンの表現は

時々、赤裸々なエピソードで笑わせたかと思うと

ちょっと真面目なコメントを入れて芯の強さやストイックな面を垣間見せたり

狡猾なテクニックで読者を翻弄する。

気づくとすっかりファンの一人になってトイレでフフフッと笑う自分が居て驚いた

熱いものと冷たいもの、甘いものと辛いもの、優しさと暴力、

両極端を巧みに使い分け読者をDVで支配された状態に持ち込む非常に悪い手法をふんだんに盛り込んでいる。

素敵なバラードで聴かせたかと思うと、軽快重厚なロックで畳み掛け心を揺さぶってくる。

正に文章のDVだ。

気付いた時にはメロメロになって離れられなくなってしまうのだ。許せない!

とにかく妬ましい!才能と努力

こんなにも魅力のある文章をかけるなんて

羨ましてくしょうがない。

妬ましい。

悔しい〜!

しかい、更に許せないのが、それを全て努力で実現していて、その事をさらっと入れてくるあたり。

好感度は下がる事なく上昇を続けるだけだ・・・・。

本当に恐ろしい悪魔のような所業だと思う。

文章だけをとってもそうなのに

音楽もすごい!(一部聴きかじりしただけだけど・・・)

僕もミュージシャンの端くれなので曲を書いたりするのだけれど

彼の作る曲を数曲聴いた感想としては・・・・

もし自分の人生をあと三回繰り返すことができたとしても創ることができないだろうと思う。

それくらいの決定的な差があるのだ。

妬ましい才能と努力。

僕にはどちらもない。

羨ましい。妬ましい。

あと、役者としてはどうなのかは?ほぼ知らないけれど

文章も音楽もこんなにすごいのだから役者としても優れているのだろう。

本当に恐ろしい。

僕の持っていないものをすべて持っているのだ。

今回のリサーチで

あまりの人気ぶりに僕が本能的に身の危険を察知した訳がよくわかった。

しかし、なぜかひれ伏す気にななれない。

どうあがいても絶対的に勝てないのだけれど、ひれ伏してはいけないと本能が叫んでいる。

なので、彼は一生、「敵」である。

(絶対に勝てっこないけど・・・)

敵の事を知ることは大事なので

今後も定点観測はしていこうと思う。

ホシノゲンは本当に恐ろしい。




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