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漫画『アオアシ』を読んでおっさんの胸が熱く揺さぶられた話

アオアシ20巻

アオアシを読んで「心」揺さぶられる!

サッカー漫画アオアシの最新刊(20巻)を読んで

感動してしまった・・・・。

主人公のアシトが大きな挫折を味わい、

もう一度立ち上がろうとする姿を描きながら、

アシトの周りの、

ずっと先をゆくプレイヤーの

尋常じゃないメンタルの強さや

プロを目指すのを諦め、

去っていく仲間の悔しい思いが

同時に描かれていていた。

 

兎に角、サッカーのプロ選手になるために

真剣に取り組む選手たちの姿が克明に描かれていて

見ていてすごく惹かれた。

どうして、こんなに心揺さぶられるのか?

なんで?こんな感動したのかな?

って考えたのだけれど・・・、

おそらく、自分がもう

こんなにも真剣になる事がないからだろう。

のんべんだらりと生きているので

こういう真剣な姿に打たれるんだろうな・・・・。

ダート バイク

人はやはり心のどこかで、

自分の能力を「最大限発揮したい」

と思う動物なのだろうか・・?

自分がもしも400CCのバイクなら

アクセル全開でどのくらいのスピードが出るのか?

試したいはず・・・。

50ccのバイクの制限速度でしか

走らせてもらえないとしたら・・・、

つまらない・・・・と感じてしまうのではないだろうか?

 

仕事でも何事でも同じだ。

アクセルをそれほど開けなくても良いのは

とても楽だけど、つまらない・・・。

言われた事だけやるのなら、小学生でもできる。

やはり時にはアクセル全開で臨まなくてはいけない!

そんな場面が必要だと思う。

いつも安全なところに居て、

同じ毎日をなぞるのは、どうなんだろう・・・?

と思えてしまう。

毎日を、安全に、無意識に、なぞる・・・。

しかし、気づくと同じ毎日をなぞってしまっていたり・・・、

安全なところに身を置こうと一生懸命になったり・・・

してしまっている自分を見つける。

 

こう云うのをコンフォートゾーンというらしい。

「心地の良い場所(ゾーン)」

と云う意味らしいけど、

人は無意識に「心地よい場所」、慣れた場所に身を置こうする、

心の作用だ。

しかも、無意識というのが怖い・・・。

コンフォートゾーンの怖さ

このコンフォートゾーンは

なにも「楽な場所」というわけでもなく、

そこが、厳しい過酷な場所であっても

無意識の部分がそこから変わる事を恐れると云う事も含んでいる。

例えば、刑務所に長年住んでいると出るのが

怖くなって、出所しても罪を犯して舞い戻ってくる・・・

と云うのもコンフォートゾーンの仕業だとか。

家庭内で夫のDVを我慢している妻も

逃げ出したり、離婚すれば良いのだけれど、

そうしないのは、現状がコンフォートゾーンになってしまってるせいだ。

 

そう考えると・・・、

コンフォートゾーンの魔力は恐ろしい。コンフォートゾーンに居る人

気づかずに保身に走る・・・変化を嫌う・・・。

僕も気がつくと自分のコンフォートゾーンから出ずに

変化を望まなくなってしまってる事がある。

 

そう云う時はなんでも良いから

普段しない選択肢を選んだり、

普段行かない場所に行ったり、

普段しない事をしたりする様にしている。

 

そうすると、必ず「ハッ」とする事になる。

「知らぬ間に守りに入ってた・・・」ってなる。

だから、自分を欺くではないけれど、

思い切った行動をしていくって事で

コンフォートゾーンを出るのはとても大切だと思う。

今もコンフォートゾーンに居るのかも知れない・・・と

常に疑ってないといけない。

真剣さが放つ輝き

アオアシに出てくる選手たちは

アスリートらしく常にチャレンジして

不可能に向かってがむしゃらに取り組んでいく。

何もかも投げ打ってサッカーに取り組む姿には

一つの事に全てを捧げる者しか放てない光がある。

それは、僕から見ると、とても眩しくて、美しい。

 

僕はこれから何かに全てを捧げるって事は

なかなかないかも知れないけど、

そういう輝きを見ると、とても焦がれる。

だからアオアシの登場人物を見てると

心が揺さぶられるんだろうな・・・。

 

あんなに一つの事に真剣に何もかもを注ぎ込むって事は

なかなか難しいだろうけど、

もう少しだけでも目の前の事に真剣に取り組む事は

今でも十分できるのではないだろうか・・・?

 

もう、良い歳のおっさんなのだけれど・・・、

アオアシの登場人物たちの様に

毎日をもっと真剣に大事にしたいと

とアオアシ最新刊を読んで思ったのだった。

 

あ!

アオアシは僕が知ってるサッカー漫画の中では最強です。

サッカーが好きな方も、

サッカー良く知らない方も楽しめる秀逸な作品だ。


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