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[書評]自分の小さな「箱」から脱出する方法〜人間関係の思わぬ原因と解決法を教えてくれる神本

こんにちは、

スタジオ・カミックス管理人のカーミー@StudioKamixです。

(➡︎プロフィールはこちら

 

この記事は

「自分の小さな「箱」から脱出する方法」

の書評です。

 

この本は人間関係で傷ついたり、

心が疲れたり、腹立たしい思いや

持って行き場のない思いをしていたり

する人たちに向けて

人間関係の「思わぬ原因と解決法」を

教えてくれる本です。

この記事はその事について書いていますので

知りたい方は読んでみてください。

人間関係が悪くてネガティブな時は箱に入っている?

数週間前に、

相手から一方的な評価をされたり、

陰口を叩かれたり、心を閉ざされたりする事が続いて、

正直うんざりして僕はかなりネガティブになってしまった時の事。

 

そんな状態だったので

信頼する仕事関係の方と話をしていた時に

よせばいいのに、ついつい愚痴ってしまったのだった。

 

すると、彼は間髪入れず

「程度は違うにしてもあなたも相手と同じ様な心持ちになっていないか?」

と言った。

 

僕は反射的に

「僕は悪くないよ・・・・相手が一方的に押し付けてきたり、

敵視してきたりしているだけなんだ」

と思ったけれど口には出さなかった。

 

その人が続いて言った。

「相手はあなたの状態を映している・・・

或いはあなたの状態を増幅して映しているのかもしれない」

と言われ・・・・

どこかで聞いた様な話だったのでハッとした僕は

「その考え方はどこから来てるんですか?」

と尋ねた。

すると「本です」とその方。

「題名は?」

「自分の小さな「箱」から脱出する方法」

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同じ本を読んでいた人に出会う

ズキューーーン!やっぱり!

「その本、知ってるんですね。名著ですよね」

と言うと

「僕もあなたと同じ様に、言われのない人間関係に迷わされていた時に、今の会社の社長から渡された本です。」

との事。

なんと!同じ本を読んでいたんだ。

「波長が合う」と思っていた相手が

同じ本に影響を受けていたと知って

とても嬉しくなった。

Pete LinforthによるPixabayからの画像

人間関係の解決法を教えてくれる名著

本の内容を知っていた僕は

彼の前で「僕は悪くない・・・・」とは言えなくなって

自らを省みて考えを巡らす事になった。

 

確かにそうだ・・・・

自分は、言われのない事で一方的に評価されたり、陰口を叩かれたり、

一方的に心を閉ざされていたりしてる全くの被害者でしかなくて

困っているとしか考えてなかった。

原因は自分にある?

自分にも非があるとしたら?

自分は一方的な部分はなかったのか?

相手と接する時に鎧を来てなかったか?

腹を割って話していたか?

できるだけ相手の事を慮っていたか?

と自問自答すると・・・・・・・

答えは全て「ノー」だった。

 

「自分の小さな「箱」から脱出する方法」をずいぶん前に読んで、

すっかり箱から出ている気分でいた僕は、

なんと言う事だろう?

見事に新しい箱の中に

すっぽりと入ってしまっていた。

お恥ずかしい。

人間関係における「自分の小さな箱」とは?

この本で言うところの「箱」とは

僕の解釈ではその人の身につけた鎧の様なもの、

人によっては、

或いは色眼鏡、或いは壁、或いは溝なのかもしれない。

 

要は心がプレーンな状態ではないって事だ。

モードが平常モードではないという事だ。

分かるだろうか?

この本ではその状態の事を「小さな箱」と表現している。

人間関係を悪くする原因は「箱」

人は自分の作った箱に一旦入ると様々なものを見失ってしまう。

そして、自分が箱に入ってしまっている事すら忘れてしまって気がつかない。

 

小さな箱の中から世界を見るのだから

当然相手の事もよく見えないし、相手の声も聞こえづらいし、自分の声も相手に届きにくい。

そして、お互いに誤解も増えボタンを掛け違え続ける。

 

お互いに箱に入っているとすれば、もっとひどい事になるのは自明の理。

人間関係がうまく行っていない時、そこには絶対的に箱に入っている相手と

忘れてはいけない、箱に入った自分が居るのだ。

人間関係がうまく行かない時は必ず「箱」に入っている

この事を忘れず理解していれば

人は人間関係で苦しむ事が減るのだと思う。

という風に僕はこの本を理解していたのだけれど

あらためて気づくと

新しい箱の中にすっかり入ってしまっていたので

自分でも正直驚いてしまった。

箱から出られても、人はすぐにまた箱の中に入ってしまう?

この本を読んで十年くらい経ったのだろうか?

人に貸したり、紹介したり、最後は自分にはもう必要ない・・・

と人間関係に悩む友人にあげてしまったのでもう手元にもない。

 

しかし、また必要になってしまったので購入して再読する事にした。

 

この本と、

またもや箱に入ってしまった愚かな自分に気づかせてくれた友人に感謝だ。

人はすぐにまた箱に入ってしまう。

小さな自分だけの箱に入って

小さい窓から世界を眺め苦しむ様になるんだ。

いつも手元に置いておきたい一冊

忘れない様に今度手に入れた本はいつも手元に置いておこうと思う。

僕にとってそのくらい価値のある一冊。

 

会社でもプライベートでも家族でも人間関係や他人の事で悩んだり

ネガティブになっている人に読んでもらいたい一冊。

自分を「疑う」ってコトは最強の「ツール」だ

人間関係が悪い時、

他人にあると思っていた原因は自分の中にもある。

「自分を疑う」って事は最強のツールなんだ。

世界は「自分と自分以外」でできている。

何かがうまく行かない時は

「自分以外」と「自分」の両方に原因があるはず。

 

そして、

「自分以外」は簡単には変えられないけれど

「自分」は簡単に変えられるって事だ。

この本はそれに気づくため

それを思い出すための本だ。

 

今日も僕は自分が新しい「箱」に入っていないか?

自己チェックをする。

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