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【書評】「できれば服にお金と時間をつかいたくないひとのための一生使える服選びの法則」〜僕の様に「服選びが苦手」な人ほどきちんとした知識をつけるべし。

ファッション 服選び

こんにちは、

スタジオ・カミックス管理人のカーミー@StudioKamixです。

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「できれば服にお金と時間をつかいたくないひとのための一生使える服選びの法則」

と云う本を」読みました。

※この本はKindle Unlimitedの読み放題で読めます(30日間登録無料)

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書評を書く前に少し自分のことを書きたいと思います。

少しだけお付き合い下さい。

服選びが苦手

実は僕は服選びが苦手です。

年に1回か2回くらい?服を買いに行くのですが、買い物をしていると途中でものすごくメンドくさくなって、いつも全部キャンセルして帰りたくなります。

もともと着るものにあまり頓着していないのですが、気に入ったものしか着たくないというメンドくさい性格が災いしています。

なので、なかなか気にいったものに出会えないのと、

たいてい気に入ったものはボロボロになるまで着倒す事になります。

ファッション 服選び

思えば、着るものについてそんなに深く掘り下げて考えたことがないんですよね。

直感で気にいったものをひたすら着倒す、という乱暴な考えしか持ち合わせていませんでした。

 

最近は少しだけ考え方が少し変わってきて、

ファッションってコミュニケーションなんだからTPOで相手に安心してもらえるファッションも大事だな・・・・、

とか考えるようになったりもしました。少し遅いですが(笑)

ファッション 服選び スタイリスト

パーソナルスタイリストさんが書いた「服」の本

そんな事を考えていた矢先、この本に出会いました。

「できれば服にお金と時間をつかいたくないひとのための一生使える服選びの法則」

お〜、素晴らしいタイトル。

なんか僕のために書かれた本ではないのか?

と目を疑ってしまった。

パーソナルスタイリストの大山旬さんという方の本。

そういえば毎日着ているのに服について学んだことがない

よく考えたら僕はこういった服選びやファッションに関する活字本は読んだことがない。

それ以外のジャンルは散々本から学んできたのにファッションに関しては一冊も読んだことがないことに今更ながら驚いた。

生まれてこの方、服を着なかった日はないはずなのに(笑)

服や服選びについてちゃんと学んだことがないって盲点だったな・・・。

 

それからこの本のタイトルを読んで思ったのが、

確かに僕は「服にお金と時間を使いたくない人だ・・・・」って気づいたこと(笑)

このことにもとても無自覚だった。

お金があればカメラ機材や音楽機材やガジェットに使いたい・・・・というタイプ(笑)

 

服を買いに行ったらよくやるのがiPad換算。

「この上着買ったらiPadが2枚買えるやん(笑)」

みたいなやつ。

そうすると一気に買う気が失せる・・・

この上着買うくらいならAppleWatchがほしいな・・・とか(笑)

ファッション 服選び

メンズ・ノンノ以来の服の本を読む

しかし、こんな僕でも服は毎日着る。

そして、メンドくさいことに僕なりに好みの服もあってなんでも良いと云うわけでもない。

でもお金も時間かけたくない。←困ったメンドいやつやね。

そんなメンドい人なんだからやっぱり、ちょっとは勉強しとかないとね。

と云うことでこの本を手に取った。

 

服の本との接触は高校生の時にとち狂って買った「メンズ・ノンノ」を眺めたことくらいしかないので

(メンズ・ノンノって今もあるのかな?それすら知らない・・・・汗)

間違いなく人生で初めて手にする服に関する活字本だ。

(全然関係ないけれどメンズ・ノンノって云えば当時 阿部寛さんがモデルでデビューしてたよ、確か。)

グサグサとささるイマイチな服装の例

著者の大山旬さんは今まで1000人以上のの着こなしの改善に関わられてきたパーソナルスタイリスト。

いちいち書かれていることが自分に当てはまってグサっグサっとなることしばしば。

イマイチな服装という例では

5年前に買ったヨレヨレの服を今でも着続けている

グサっ

一目惚れで買ったけど着なくなった服がたくさんある

グサっ

とか。

大山さんが云うには、

服選びは難しくなくて最低限の知識を身につけて最小限のアイテムをそろえれば良い

そして、必要なのはセンスではなく技術

と教えてくれています。

 

なるほど!確かにそうだ。

僕は知識がないから当然のことながら技術も持ち合わせていない。

そして、大山さんは

「服選びには人生を変える力すらあるのです。」

と教えてくれる。

服選びには人生を変える力がある

確かに、ファッションってコミュニケーションだと考えると、服選びが上手な人はコミュニケーションが上手だってことになる。

そうすれば、仕事やプライベートにも影響が出るよね。

やばい・・・こんな大事なことに無自覚だったんだな・・・・と焦る。

 

著者の大山さんの話では服選びで人生が好転した人はたくさん居るのだとか・・・・。

やっぱりそうですよね。

服って自分が思っている以上に饒舌にコミュニケーションをしてくれている。

だらしない格好の人は、服が「俺、だらしないよ〜!」って宣伝してまわってる様なもんだもんね。

本人は何も云ってないけど、そうやって無言のメッセージが伝わるのが「服の力」なんだと思う。

ファッションは誰のためのものか?

ファッションは誰のためのものか?

という投げかけが本の中で出てくる・・・。

は?

誰のためって?

自分でしょ?

???

しかし、今着ている服は鏡に写さないと自分で見ることはありません。

つまりあなたの服装を日常的に見ているのは、自分以外の他人です。

・・・・・

・・・

ガーーーン・・・・・その通りや。

「これがファッションはコミュニケーションだ!」の真髄だ。

自分以外の人が見ているのが自分のファッションだよな。

もしかしたら服選びって自分のためじゃなくて他人のためにすべきなんじゃないのか?

とさえ、思えてくる。

目から鱗のブレイクスルーでした。

服のシルエットに関して

服を選ぶときのサイズに関しても教えてくれました。

よく、大きめのサイズを選んでシルエットを隠すという様な手法をとりますが、やめた方が良い。

出来るだけ自分の体型に合ったぴったり目の服を選んだ方がスッキリとした印象になる。

相手への清潔感・安心感というところにフォーカスすれば自然と選び方も決まってくる。

これを知っているだけでもサイズ選びの時の迷いがなくなります。

ついついピッタリしたものを選んだ方が良いのか?

ダボっとさせた方が良いのか?

と迷ってしまって戸惑うことがありますが、そういうのから開放されますね。

どこで買えば良いのか?

選び方はそこそこ身についたとしても、どこで買えば良いのか?も買い慣れていないと難しいですよね。

そこに関しても教えてくれます。

ユニクロやH&Mと云ったファストファッションといろんなブランドのものを揃えたビームスなんかのセレクトショップの違いや、使い方についてもわかりやすく解説してくれています。

なるほど〜、こういう風に考えれば良いのか・・・!と納得。

思えば、セレクトショップなんかはなんとなくこういうお店かな?と云うのは分かってるけれど誰かにキチンと教えてもらったわけでもないので半信半疑みたいな感じなんですよね。

やっぱりお店ごとにどういう成り立ちのお店なのか?と云うことは知っておくべきですね。

服選び ファッション

アウターにはお金を使え!

「アウターにはお金を使うべし!」

と教えてくれています。

つまり、ファッションの中で一番目に見える面積が大きいアウターにもっともお金をかけて下さい。

と云うことだ。面積が多いところにお金をかけるのは確かにその通りですね。

理に叶ってる。

襟元からチョコっと覗くだけのシャツに何万もかけたりしてももったいないだけだもんね。

これもおそらく基本的な考え方なのだと思うのだけれど、

習ったことがないので新鮮だ。

ファッション 服選び

この本を読んだら服を買いに出かけよう!

と云う風に、勉強になったことを挙げていくとキリがないくらいなので、この辺にしようかと思う。

服って毎日着る身近なものなのに、こんなにも勉強してなかったのは本当に盲点だった。

こんなおっさんになるまでその事に気づかなかった・・・・恐ろしい・・・・。

 

と云うわけで、この本を読了した僕は先日さっそくジャケットを買いに出かけた。

あんまり高価な服は買えない性分なので、結果的にファスト・ファッションで安めのものを買った。

いつもならあれも良さげだなこれも・・・、あれも悪くない・・・あっちの店のが良いか・・・?

とか色々と考えて消耗してしまって帰りたくなるのだけれど、

今回は本で学んだ知識がついていたので、目的をもって服を選べた。

 

気になる服があっても自分に合わないものや買うべきではないものをジャッジすることができて、とても楽に快適に買い物ができた。

ジャケットも安いけど気にいったものが買えた。

この本のおかげだ。

こういう行動に影響を与えてくれる本はありがたいですね。

服選び ファッション

結 論

僕は服にこだわったり、お金や時間をかける方ではない!

しかし!!!

そういう人ほど服選びについて知識と技術をもっておいた方が良いと思う。

 

服選びで変に迷ったり、回り道したり、お金を無駄にしたり

あげくに服によるコミュニケーションに失敗するくらいなら

ちゃんと服選びの知識と技術を身につけておくべきだってことですよね。

いや〜すっかり回り道しました。

もっと早くに読んでおくべき良書だと思います。

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