こんにちは、
スタジオ・カミックス管理人のカーミー@StudioKamixです。
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この記事は僕の大好きな漫画
「夜回り猫」の紹介記事です。
目 次
トイレの書棚
我が家のトイレには小さな書棚があります。
新書だったら20冊くらいなら並ぶのかな・・・?
とても小さな書棚です。
元々トイレで本を読むのが大好きだったので、ここにトイレ用の本を並べています。
トイレで読む本として僕が最適だなと思ってるのは何と云ってもエッセイだと思います。
それも、1本あたりが5分くらいで読めるやつだと最高ですね。
あ!その前に僕にとってトイレに置いてある本というのは非常に誉れのある本である事を申し添えておきたい。
そう、我が家のトイレの書棚に並ぶ本は何でも良いとわけではない。
その証拠に村上春樹さんの長編小説がトイレの書棚に並ぶ事はない・・・。
鬼滅の刃がトイレの書棚に並ぶ事もない。
我が家のトイレの書棚に並ぶためには一定の資格が必要なのだ。
トイレの書棚に並ぶ本の条件
じっくり用を足しながら、本や漫画でリラックスしてリフレッシュすると
とても清々しい気持ちになれます。
例えば、以前に書評で紹介させてもらったホシノゲンのエッセイとかは云いたくないけど抜群にトイレで読むのに適しています。
【書評】働く男/そして生活は続く/星野源【注意喚起】読んではいけない!星野源は狡猾なテクニックで読む者を魅了する恐ろしい敵!
毎回トイレに行くのが楽しみになるくらいです。
あと、漫画も良いですね。特に4コマものとか1ページものとか、こちらも短いやつがトイレ向きです。
そして、どこを開いても、どこから読み始めても問題ない感じもいいですね。
出す場所である事
トイレは出す場所です。
やはり「出す」というアウトプット行為はとても重要であり、
そのアウトプット行為をより充実させる事はQOLをあげる事に確実にリンクしているんですよね。
トイレでのアウトプット行為がうまくいかない時、「う〜〜〜ん、う〜〜〜ん」と唸っていてもつらいだけです。
お気に入りの本を読みながら長期戦覚悟で座っていれば、「あれ?もう終わっちゃった・・・・」
みたいな感じで案外スルッと終わるもの。
僕にとってのトイレの書棚はアウトプット行為を快適にする為になくてはならない大事なものなのです。
そんな僕のトイレの書棚のメンバーを紹介したいな・・・・と前々から思ってたのですが、
ついに今回書いてみようと思い立ちました。
記念すべき1冊目は、
僕が「トイレで読む漫画部門」の暫定一位としている名作!!!
ご存知の方も多いかと思います。
「夜廻り猫」深谷かほるさん作
「泣く子はいねが〜〜〜・・・・むっ!涙の匂い!・・・・」
夜廻り猫という猫の主人公が心で泣いている人間の涙の匂いを嗅ぎつけ、
癒したり、なだめたり、認めてくれたりするお話。
1ページものの短編漫画だ。
数年前にネットで読んだ夜廻り猫の絵と世界観に一目惚れしてしまい、そこからファンになった。
物語に現れる人間達がとても魅力的で、それに絡む猫達も素敵で、
兎に角、簡単に云うと心がほっこりしたり、時には切なくてキュぅぅぅぅんとなったり・・・・
キュぅぅぅぅんの方が多いかな・・・?
1話1ページなので1話分はあっという間に読んでしまうのだけれど、
行間っていうのか?想像力を掻き立てる要素がふんだんにあるので
1話を連続で3〜4回読み返して・・・、
「ふ〜っ・・・」と考えさせられる・・・・僕は夜廻り猫を読む時どうしてもそんな読み方になってしまいます。
兎に角感情が揺さぶられる
どうにもならない切なさや、はがゆさ、人間の弱さや強さ、愛しさや優しさなんかを
夜廻り猫とその都度登場する人間達が短い物語の中で表現してくれています。
こんなに短いのに、こんな難しい感情や出来事をよく表現できるものなんだな・・・・?といつも感心。
絵もとてもお気に入りで、表紙や作中のイラストなんかも見るだけでしばらくウットリできます。
兎に角、なんだかウットリと考えさせられてしまう「絵」と「物語」。
素晴らしい作品です。
ネットだとこちらで読めます↓↓↓↓↓
気になる方は是非!
作者の深谷かほるさんのtwitter@fukaya91はこちら
なんか、こうして書いているとまた読みたくなってきた。
トイレ行ってこようかな・・・(笑)
と云うわけで、僕のトイレの書棚の一冊をご紹介しました。
続く・・・(のか?このシリーズは・・・?)