こんにちは、
スタジオ・カミックス管理人のカーミー@StudioKamixです。
(➡︎プロフィールはこちら)
ご存知の方も多いかと思いますが、
僕は高知県高知市に住んでいます。
んで、今、高知市の都市計画の一貫である「区画整理」いうやつに
「絶賛」巻き込まれています(笑)
おかげで来年の2022年には10年前に建てたおウチをこわして
一度、立ち退きしなくてはいけません(泣)
結論から云うと
僕たち住んでいるモノにとっては
「迷惑きわまりない!!!」
しかし、自治体のやるコトに逆らうコトも出来ず
反対運動をするほど時間もエネルギーもないので
数年前からあきらめて仕方なく従っています・・・。
「都市計画」「区画整理」「立ち退き」の前に
無力な僕ら・・・・・。
少し前に、このコトをブログではじめて書かせて頂きましたが
【実録】「都市計画」で住処を追われるまでのお話(1)〜不要な都市計画に巻き込まれ住居を奪われる僕ら
予想以上に読んでいただけて
コメントやリプ、DMなどもいただけて
「こう云う話、結構ニーズがあるのかな?(笑)」
と驚いた次第でした。
そんなわけで、
自分の備忘録や
これから都市計画・区画整理に巻き込まれるかもしれない方々
のお役に立てれば・・・と云うコトで、
このシリーズを続けて書いていこうと思ってます。
エンタメ・一般教養としても面白いと思いますので、
今回シリーズ四作目になります。
ぜひお読みください。
目 次
闇だらけの家屋調査
と云うわけで、
いろいろな「闇」を魅せられながら
我が家の家屋調査は進みました。
とにかく「嘘だろ?」みたいなことばかりの都市計画・区画整理!
もう何が起こっても驚かないぜ!
っていう感じに仕上がってきました。
家屋調査では調査員の方々の測ったり、記録したりと云う
作業が一通り終了したら、軽いヒアリングがあります。
んで、ヒアリングがあらかた終わって、さあもう終わりかな?
と思っていると、調査会社の担当者Mさんから驚きの・・・・
「あの〜確認用に家の中の写真を撮っても良いですか?」
・・・・・・
え?・・・・写真・・・?
え〜〜〜〜っと・・・ん〜〜〜?
あ?・・・・ん〜ま〜〜いいか?
もう家の中に入られて測りまくられて調べられて・・・・
もう・・・なんでも良いか・・・
もう、今更どうでも良いか・・・?
みたいな自暴自棄状態なので
半ば諦めムードで
「う〜〜〜ん、いいですよ・・・」と答えた。
家屋調査の写真撮影は拒否できる?
んで、しばらくダイニングで座ってたんだけど
家の中をパシャパシャと撮られる音が聞こえてくると、
そのうち、なんだか心地よくなくなってきて・・・
思い切って聞いてみた。
僕「Mさん、それって(撮影)・・・僕らは拒否できるんですか?」
Mさん「いや〜・・・・できると・・・・思うんですけど・・・・・」
僕「そもそも、その写真ってなんのために使うんですか?」
Mさん「え〜と・・・、家屋の評価の裏付けとして市役所に撮影する様に云われてます。」
僕「え〜と、じゃあ撮影を拒否したら裏付けがなくなるってことですか?」
Mさん「そうですね・・・裏付けがない状態になります。」
僕「それって、市役所側が困るってことですよね?」
Mさん「そうです。」
僕「ちなみに撮影を断った事例ってありますか?」
Mさん「ありません・・・。」
僕「え〜〜ないんだ〜〜〜?意外・・・・、
でもよく考えるとプライバシーもへったくれもないですね?」
Mさん「そうですね・・・・(苦笑)」
僕「ウチが拒否すると、Mさんは困りますか?」
Mさん「はい、市役所に云われてるので困ります・・・」
僕「でも、僕が嫌だって云ったらそれはMさんのせいではなくて、
どうしようもないことですよね?」
Mさん「そうですね・・・・(苦笑)」
・・・・・・
・・・・
・・・・(沈黙)
・・・・
僕「分かりました。Mさんを困らせるのは本望ではないので撮影して下さい。」
Mさん「ありがとうございます。」
僕「いえいえ、すみません。面倒くさいこと言って」
と云う様なやりとりをした。
結局よく分からない写真撮影
写真が絶対的に必要なのか?
法律的に撮らせないといけない義務が僕らにあるのか?
市役所のTさんを呼んでハッキリさせようか?・・・とも思ったけど
ここで一悶着したところで、
得られるモノも少ない・・・・、
そして、せっかくの数少ない日曜日の時間を
市役所の人と言い合いをして嫌な気分で過ごす事になりそう・・・、
ってんでグッと押し殺して呑み込んだ・・・・。
哀れなカーミー(笑)
ただ、この写真のことは事前説明もなくて
撮られる側のプライバシーの問題とか、
そもそも撮影の拒否は拒否できないモノなのか?
というなんとも腹立たしい部分が多いので、
後日、市役所の方に聞いてハッキリさせておこうと思う。
なんか・・・・こういうの許せないタチなんですよね・・・。
正義感とかじゃなくて・・・・
ケチ根性?(笑)
ずるいやり方に屈したくない!
全然関係ないけど、
昔、免許センターで免許を更新する時に
安全なんとか協会費とかってやつを
支払い義務があるかの様に
「安全なんとか費、2500円です!」みたいに
無愛想に徴収されていて
そういうズルイやり方にからめとられる自分が許せなくて
「任意なのであれば、払いません!」
と小さく戦っていたコトを思い出しました。
なので、この調査の写真撮影のことも、
写真くらいどうでも良いと云えば、どうでも良いのですが、
このまま泣き寝入りするのは性分にあわない!
今後の都市計画に巻き込まれるかもしれない方のためにも
ハッキリとさせておこうと思います。
区画整理で立ち退きと云う住んでいるモノにとっては一大事!
どさくさまぎれに都合の良い様にやられる訳にはいかないぜ!
結果はまた後日、ご報告しますね。
家屋調査の中は終了
そんなこんなで結局、家の中をしっかりと撮影されて
我が家の「家屋調査」の「中」編は終了しました。
調査員の方々には恨みはないので
お帰りの際には、
わが家の自慢の美味しい「珈琲」を淹れて
せっかくなので珈琲を呑みながら
調査員の皆さんと少しお話しさせてもらいました。
皆さん、礼儀正しくて好感のもてる方々でした。
もう何百件とこういうお仕事をされてるという事で、
市役所さんから仕事をもらってるのだとの事でした。
彼らは都市計画・区画整理という事業にあやかっている方々ですが、
住人の敵と云うわけではないのでお互いに気持ちよい関係性を築かねばですね。
調査会社さんとの付き合い方
調査会社の方にしてみれば、
市役所は大事なお仕事のクライアントなのだけれど・・・、
僕にとってみれば市役所は愛する我が家を奪う敵でしかない!
という相違れない構図になります。
しかし、
基本的に評価額を算出するのはもちろん
調査会社の方なので、
「市役所への怒り」を間違っても調査会社の方に向けるのはやめましょう(笑)
それは「お門違い!」というやつで
さらに、調査会社の方の印象が悪くなってしまい、
自分にとってマイナスになる可能性が増えるかもしれません。
なので、調査会社の方とは冷静に話をして
良い関係を築いてください。
調査会社の方々は敵ではありません。良好な関係を築きましょう。
都市計画・区画整理と云う事業を俯瞰して見て
市役所、調査会社、われわれ住民の関係性を
正確に理解しておいた方が良いでしょう。
まとめ
こんな流れで、家屋調査は一旦終了しました。
あとは、どんな提示額を出してくるのやら?
しかし、そもそも提示額の根拠が示されないから、
こちらとしては、どういう対応をすることになるのやら?
まだまだ戦わなければならないコトが山積みっぽいです。
先が思いやられるな・・・・・・。
と云うワケで、「家屋調査編」はこの辺で。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
[都市計画/区画整理]補償は?対策は?〜理不尽に住処を追われるお話[1]
【実録】「都市計画・区画整理」で住処を追われるまでのお話(2)〜立ち退き補償金を決めるために家を調査される「家屋調査編」
【実録】「都市計画・区画整理」立ち退きで住処を追われるまでのお話(3)〜調査の間いつもの様にしていてって・・・出来るか〜〜〜っ(笑)「家屋調査編」