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テレビの勢力図はすでに変わった。2026年6月、65インチスマートテレビを買うなら何を選ぶべきか?

仕事でヘトヘトになって帰宅。
ようやくソファに沈み込んで、DAZNでサッカーを見る。

この瞬間のために働いていると言っても、あながち間違いではありません。
どうも、社畜ガジェットブロガーのカーミーです。

最近、65インチクラスの大型テレビを買おうと思っていろいろ調べていたのですが、あらためて驚きました。

テレビ業界、昔のイメージと全然違います。

「テレビといえば日本メーカー」
「REGZA、BRAVIA、AQUOSを選んでおけば安心」

そんな時代を知っている人ほど、今のテレビ市場を見ると少しびっくりするはずです。

テレビ市場の主役はかなり変わっている

まず、世界のテレビ市場をざっくり見てみます。

世界シェアは調査会社や集計期間によって多少変わりますが、2025年1〜11月累計の出荷台数ベースでは、おおむね以下のような勢力図です。

Samsungは今も世界トップクラスの存在です。
ただ、そのすぐ後ろをTCL、Hisenseといった中国メーカーがかなりの勢いで追い上げています。

テレビ市場は、もはや「日本・韓国メーカーだけの戦い」ではありません。
むしろ、量販ゾーンでは中国メーカーの存在感がかなり大きくなっています。

では、日本国内はどうでしょうか。

2025年の日本国内における液晶テレビのメーカー別販売台数シェアを見ると、こちらもかなり印象的です。

REGZA、Hisense、TCLだけで、日本国内の販売台数シェアの過半数に届く勢いです。

しかもREGZAは現在、Hisense系のブランドです。
もともと東芝のテレビ事業でしたが、テレビ事業会社の大半の株式がHisense側に譲渡されています。

さらにソニーも、BRAVIAを含むホームエンタテインメント事業をTCL主導の合弁会社へ移す予定です。

ここまで見ると、正直ちょっと寂しさもあります。

かつて日本は「モノづくり大国」と呼ばれ、テレビや家電はその象徴のような存在でした。
リビングに置かれたテレビは、日本メーカーの技術力を感じられる身近なプロダクトだったと思います。

それが今では、世界市場でも日本メーカーの存在感はかなり小さくなり、日本国内ですら中国・台湾系資本のブランドが大きなシェアを持つようになっています。

技術が完全になくなったわけではありません。
今も日本ブランドの画づくりや映像処理には魅力があります。

それでも、かつての主役が少しずつ舞台袖に下がっていくような感覚があって、ガジェット好きとしては少し切ないところです。

まるで、かつての名門サッカークラブが、ユニフォームの名前はそのままに、オーナーも監督も戦術も変わってしまったような感じですかね?(ちょっと違うか?苦笑)

じゃあ、今テレビを選ぶなら何を見るべき?

では、こんな時代にテレビを買うなら何を基準にすればいいのか。

大事なのは、ブランド名だけで決めないことです。

もちろんブランドの安心感は大事です。

でも、それ以上に重要なのが画面方式です。

今のテレビは、同じ65インチでも中身がかなり違います。

車は車でもガソリン車とEV、水素動力なんかは大きく違いますよね。

テレビも映像をつくる方式が随分と異なるので、その辺はおさえておきたいですね。

主な方式を整理すると、こうなります。

かなり簡単に言うと、「液晶テレビ」は後ろからライトを当てて映像を作る方式です。
そして、「有機EL」は画素そのものが光る方式ですね。

有機ELは黒い部分は発光しないので「黒」が本当に美しく表現されます。
映画の暗いシーンなどには定評がありますね。

一方で、明るいリビングでの視聴、長時間のサッカー観戦、焼き付きリスク、価格まで考えると、Mini LED量子ドット液晶がかなり現実的な選択肢になります。

サッカーを見るなら「動き」と「明るさ」が大事

自分の場合、かなりDAZNでサッカーを見ます。

サッカー観戦でテレビに求めるものは、映画とは少し違います。
黒がきれいなだけでは足りません。

サッカーは、画面全体が横に大きく動きます。
選手も動く。ボールも動く。カメラも動く。
テレビからすると、なかなかのブラック企業案件です(笑)

特に大事なのはこのあたりです。

サッカー観戦向きテレビで見るべきポイント

最近はリフレッシュノート144Hz対応を売りにするテレビもあります。

リフレッシュノートは簡単に言うと画面の書き換え頻度のことですね。高いほど高頻度で書き変わりますのでよりなめらかな映像を体感できます。

ただ、144Hzが一番生きるのはゲームやPC接続です。

DAZNのサッカーを見る場合、144Hzそのものよりも、50fpsや60fps系の映像をどれだけ自然に表示できるかの方が大事です。

つまり、ゲームをしない人なら、

「144Hzだから絶対に正義!」

というより、

「120Hz以上あって、映像処理がうまいテレビを選ぶ」

くらいの考え方で十分です。

映画やドラマを見るなら黒の締まりもほしい

一方で、映画やドラマを見るなら、黒の表現も大事です。

暗いシーンで黒がグレーっぽく浮いてしまうと、ちょっと安っぽく見えます。
高級レストランで出てきたステーキが給食のトレーに乗ってしまうと残念ですもんね(苦笑)

この点では有機ELがかなり強いです。
黒がしっかりと沈むので、映画の雰囲気が出やすいです。

ただし、最近のMini LED液晶もかなり優秀です。

Mini LEDは、バックライトを細かく分けて制御します。
明るいところは明るく、暗いところは暗くする。
言ってみれば、テレビの裏側に大量の照明スタッフがいて、シーンごとにライトを細かく調整してくれるようなものです。

もちろん完全な黒では有機ELに負けます。
でも、明るさ、耐久性、価格、スポーツ視聴まで含めると、Mini LED量子ドット液晶はかなりバランスが良いです。

65インチで候補になるテレビ

2026年6月時点で、65インチの大型スマートテレビを検討するなら、個人的には以下のあたりが候補になります。

この中で僕の用途である「サッカー観戦&ドラマ鑑賞中心でコスパの良いもの」で検討すると以下の3機種が浮かび上がってきました。

Hisense 65U8RとTCL 65C8Kならどっち?

個人的にたどり着いたのは、Hisense 65U8RとTCL 65C8Kの二択です。

どちらも65インチのMini LED量子ドット系としてかなり魅力があります。

ざっくり比較すると、こんな感じです。

スペックだけ見ると、TCL 65C8Kはかなり強いです。
特に高輝度や144Hz対応は魅力です。

ただ、自分のようにゲームをしない、DAZNでサッカー、映画、ドラマが中心という使い方なら、144Hzの優先度は少し下がります。

その場合、価格差まで含めるとHisense 65U8Rの方が現実的に選びやすいです。

TCLは「ハイスペックな筋肉質タイプ」。
Hisenseは「必要な筋肉をちゃんと付けつつ、財布にも優しいタイプ」。
そんな印象でした。

結論:今65インチを買うならMini LED量子ドットがかなり現実的

2026年6月に65インチの大型スマートテレビを買うなら、個人的にはMini LED量子ドット液晶を第一候補にします。

有機ELの黒は本当に魅力的です。
映画好きとしては、かなり惹かれます。

ただ、サッカーを長時間見る。
明るいリビングでも見る。
焼き付きの心配はできるだけ減らしたい。
価格もできれば現実的に抑えたい。

そう考えると、Mini LED量子ドット液晶がかなりちょうどいいですね。

ただ、65インチは一度買うと長く使うものです。
テレビは毎日見る“家の中の窓”みたいな存在なので、少し背伸びしても自分の満足度の高いモデルを選んだ方が後悔は少ないと思います。

テレビ市場の勢力図は、すでに大きく変わっています。
だからこそ、昔のブランドイメージだけで選ぶのではなく、方式、用途、価格のバランスで選ぶのが大事です。

モノづくり大国だった日本のテレビが、かつてほどの主役ではなくなっているのは、正直少し寂しい。
でも、選ぶ側としては感傷だけではなく、今の市場で本当に満足できる一台を冷静に見極めたいところです。

とりあえず僕の第一候補としてはTCLさんのMIni LED量子ドットとなっています。

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