Apple Vision Proが登場してからも、さまざまなタイプのAR/XRグラスが現れて、ずいぶん一般化してきました。
しかし、Apple Vision Proクラスとなるとお値段的に中々手が伸びません。
僕もずっと気になっていたAR/VRグラスを手頃な価格で導入したい方にはVITURE Luma Ultra XR/ARグラスはちょうど良い選択肢になりそうです。
気になっていたAR/XRグラスの世界をじっくりと味わってレビューしましたので、気になっている方は是非最後まで読んでみてください。
目 次
VITURE Luma Ultra XR/ARグラスのメリット・デメリット
VITURE Luma Ultra XR/ARグラスのメリットデメリットをまとめてみました。
- 挿すだけでミラーリング開始
- 高い拡張性
- 明るく見やすいスクリーン
- サングラスタイプで着脱が楽
- ハンドジェスチャーによる操作可能
- Proネックバンド使用時は最初の設定がやや大変
- 拡張性が高い分、機能の把握が容易ではない
このレビューはメーカーさんに製品をご提供頂き、Studio Kamix(スタジオ・カミックス)の「メーカーさんに忖度しない」レビュー・ポリシーにご同意いただいて制作しております。m(>o<)m
VITURE Luma Ultra XR/ARグラスの開封
それでは開封していきます。

パッケージはとてもしっかりと作られていて高級感とワクワク感があって期待が高まりました。

デザインもクール・ポップでカッコかわいい感じです。

色使いもとても素敵ですね。ワクワクします。

付属品一式
VITURE Luma Ultra XR/ARグラスの付属品は以下の通りでした。

- VITURE Luma XRグラス本体
- 交換可能なノーズパッド
- USB-C端子マグネットケーブル
- 専用グラスケース
- アンチクリップヘアカバー
- グラスクロス
- クイックスタートガイド
- 安全ガイドライン
続いてProネックバンドも開封していきます。
Proネックバンドの付属品は以下の通りです。

中を開けるとブルーの中箱が現れます。
POPで素敵なデザイン。

付属品も個別に箱に入っていてワクワクさせる梱包です。

- VITURE Proネックバンド本体
- ポーチバッグ
- マグネット式USB-Cアダプター
- クイックスタートガイド
- 安全ガイドライン
VITURE Luma Ultra XR/ARグラスの見た目
それでは本体を見ていきます。

本体はブラックで統一されたシンプルなデザインです。

見た目はゴツいサングラスと言えなくもないですね。
上部に視力に合わせて調節するダイヤルがあります。

グラスの左右のつるの下部にボタンが配置されています。

右のつるの端っこに機器類と接続するマグネットインターフェイスが備わっています。

左のつるにはLEDインジケーターが備わっていて端末が繋がると点灯します。

▼LEDが点灯した様子

スピーカーがつるの下側に備わっていて、耳の近くで鳴る様になっています。

前部にはカメラも搭載している様で、おそらくジェスチャー操作などの際に機能するものと思われます。

未来的なデザインでとてもカッコ良いですね。
続いてProネックバンドです。

こちらも同じくブラックのデザインで統一されています。

VITURE Luma Ultra XR/ARグラスと接続するための専用ケーブルが付いています。

このケーブルをVITURE Luma Ultra XR/ARグラスに繋ぐと使える様になります。

前部にはカメラも搭載されていて手の動きを捉えてジェスチャーで操作できる様になっています。

右側に操作ボタンが備わっています。

VITURE Luma Ultra XR/ARグラスのセットアップ・使用方法
利用する際にVITURE Luma Ultra XR/ARグラスの画面を見ながらグラス上部にあるダイヤルを回してピントが会う様に調節します。

ダイヤルを回しながら一番ハッキリと像を結ぶところに調節すると綺麗に見える様になります。
ミラーリング利用
MacやiPhone,iPadなどの画面をミラーリングして使う場合は、挿すだけで利用可能です。

どの端末でも基本的にUSB Type-Cで繋いだらすぐにミラーリング端末として使える様になります。
Proネックバンドと一緒に利用
専用Proネックバンドで使う場合は、最初に少しセットアップが必要です。
まず最初に専用をアプリをスマホに入れます。
その後、アプリの指示に従ってProネックバンドの電源を入れるとBluetoothでスマホと接続ができます。
アプリとの接続が終わるとアプリのトラックパッドから操作や入力ができる様になります。

アプリからの入力を使いながらProネックバンド本体をWiFiに繋げる作業も行います。
ProネックバンドのOSはAndoridなので、その後「Googleアカウント」の入力を求められます。
アカウントの入力を終えて認証が完了するとProネックバンド端末でさまざまなアプリを楽しむ事ができる様になります。
セットアップまとめ
ミラーリングでの利用はつなぐだけで至極簡単でした。
ただし、Proネックバンドの初期設定はアプリの導入、WiFi接続、Googleアカウントでの認証などなど、結構手間がかかります。
ただ、ガジェット好きの方ならば問題ない程度の難易度ですので、超絶難しいわけではありません。
WiFiへの接続やGoogleアカウントの認証などに抵抗のない程度のITリテラシーがあれば十分だと思われます。
専用アプリ
専用アプリもあるので、アプリから接続すると色々な使い方が可能となります。
VITURE Luma Ultra XR/ARグラスを使ってみた
実際に使ってみたレビューをまとめました。
手軽にミラーリング
Macの場合
まずはMacで試しましたが、すぐにミラーリングがはじまって、さまざまな作業ができます。

専用ケーブルでつなぐとすぐに目の前にMacのデスクトップが広がります。

ただ、タイピングとはかブラインドタッチが出来ないと厳しいですね。
タッチパッドを使った作業は快適に出来ました。
コンテンツを観るにはとても良いと思いますが、作業となるとブラインドタッチ必須ですね。
僕は半分ブラインドタッチな感じなので割と問題なく作業できました。
完全ブラインドタッチが必要になるので「ブラインドタッチ修行」には良いかもですね(笑)
iPhoneの場合
iPhone 17でも試しましたが、こちらもUSB Type-Cで繋いだ途端につながりました。

繋いだ途端、繋がってiPhoneの縦型画面が表示されます。

見慣れた画面がVITURE Luma AR/XRグラスのセンターに表示されます。
YouTube動画などで画面を最大化して横にするとVITURE Luma Ultra XR/ARグラス状の画面も横になりますので、出先で休憩する時の動画視聴なんかにも使えそうです。
▼動画閲覧画面のイメージ

没入感も上がるし、つなぐだけですぐに大画面が現れるのはありがたいですね。
サウンドもVITURE Luma Ultra XR/ARグラスに搭載しているスピーカーから聞こえますので動画の市長などはたいへん快適でした。
iPadの場合
iPad Airでも試してみました。

こちらは最初、USB Type-Cでつないでも正常に表示されずに困りましたが、iOSを最新版にアップデートして再起動しましたが、正常には表示されませんでした。
残念。(T ^ T)
色々と調べてみるとオプションのモバイルドックを経由すると正常に動作するという事だったので、モバイルドック経由で繋いでみました。

モバイルドック経由でiPad AirとVITURE Luma AR/XRグラスをつなぐとあっさりと画面が表示されました。
メーカーさんによると『現在、開発チームにて緊急修正対応を進めております。今後のOTAアップデートにて改善予定ですので、今しばらくお待ちください』との事でした。
Proネックバンドに搭載のAndroidを使う
Proネックバンドを使うと目の前に作業空間が現れる感動を味わえました。
起動が終わるとアプリのランチャーが画面内に表示されます。

画面の中で手を前に出すと自分の手が認識されます。(※ジェスチャー機能はベータ版)
手を使ったジェスチャーに対応しているので、選択してタップやスクロール、画面サイズをピンチしてコントロールなどの操作が手で行えます。
やはりこれぞ「XR体験」という感じで興奮しますね。
Apple Visionのデモ映像などはよく見ていたのですが、実際に自分で体験するとXRが本当に実用的でとてもエキサイティングな体験だというのがよく分かりました。
慣れるまでに少し時間はかかりますが、慣れるとクセになる楽しさですね。
XR/VR/AR対応のあらゆるコンテンツを色々試したくなって時間がどんどん溶けていきます(笑)
YouTubeなど動画視聴
動画視聴が主な用途になるか?と考えてかなり色々試聴してみました。
試聴してみて感じたのは、とにかく「没入感が高い」って事ですね。

いつもは家でタブレットやスマートテレビでの動画視聴が多いのですが、VITURE Luma Ultra XR/ARグラスで視聴すると外界からほぼ遮断されるのでコンテンツへの集中がすごいな〜と感じました。
より没入したい場合はサッとVITURE Luma Ultra XR/ARグラスをつけて視聴するのはアリですね。
また、移動中の車の中や飛行機の中なんかは、あまり人目を気にしなくて良いのでVITURE Luma Ultra XR/ARグラスで動画を試聴しながらなんてのはとても良いですね。
エクササイズ
エクササイズでの利用をしてみました。

YouTube動画でエクササイズ動画を見ながら運動をしてみましたが、ProネックバンドとVITURE Luma Ultra XR/ARグラスの組み合わせなら、かなり色んな運動ができるのでエクササイズが捗ります。

運動不足解消に一役買ってくれるのはとても良いですね。
運動のモチベーションも上がります。
ハンドジェスチャーによる操作について
Proネックバンドを使うとAndroid上でハンドジェスチャーを使った操作ができます。

ジェスチャーを覚えて慣れるまでは少しだけ時間がかかりましたが、新しい体験でとても楽しいです。
操作自体も予想していたよりも快適でサクサクと操作できました。
ただ、アプリの中の細かいUIをタップするなどの操作は難しく、タイピングも結構大変でしたのでその辺りは今後のアップデートでの改善に期待したいですね。

サウンド
VITURE Luma AR/XRグラスには左右のつるの部分にスピーカーが付いています。

思ってたよりも、なかなか品質の高いサウンドを楽しむ事ができました。
iPhoneのスピーカーと比較してみるとVITURE Luma AR/XRグラスのスピーカーの方がふくよかで繊細な音です。
映画や音楽コンテンツの再生時も満足できる音質が楽しめるのは良いですね。
「HARMAN」のスピーカーを搭載しているので音質へのこだわりが伝わってきました。
ただし、低音はあまり出ないのと、オープンイヤースピーカーのためか?あまり音量も大きくできません。
良い音のなの大きい音で聴きたいところでしたが、まわりにも漏れ聞こえるオープンタイプなので仕方がないですね。
メーカー
VITUREは、米国カリフォルニア発のXRグラスメーカー/ブランドです。
会社は VITURE Inc.、代表は David Jiang氏、設立は 2021年と比較的新しい企業さんですね。
XRグラスおよび関連アクセサリーの開発・製造・販売を中心に事業を行われているようです。
VITURE Luma Ultra XR/ARグラスのスペック
VITURE Luma Ultra XR/ARグラスのスペックをまとめました。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 製品名 | VITURE Luma Ultra XR/AR グラス |
| 製品カテゴリ | XR/ARグラス、スマートグラス、サングラス型ディスプレイ |
| 主な用途 | 映像視聴、ゲーム、モバイルワーク、AR操作 |
| ディスプレイ | Sony製 Micro-OLED |
| 解像度 | 1200p、片目あたり 1920 × 1200 |
| 仮想画面サイズ | 152インチ相当 |
| 視野角 / FOV | 52° |
| 最大輝度 | 最大1500nits |
| リフレッシュレート | 最大120Hz |
| AR機能 | 6DoF対応、ハンドジェスチャー対応 |
| 6DoF利用条件 | VITURE Proネックバンド接続時、またはMac / Windows上のSpaceWalker利用時 ※ Pro ネックバンド、または macOS / Windows版SpaceWalker経由で、6DoFをご利用いただけます。 |
| カメラ | フロントRGBカメラ + デュアル深度カメラ |
| 音響 | HARMANオーディオシステム / HARMAN AudioEFX |
| マイク | 内蔵 |
| 近視調整 | 0D 〜 -4.0D |
| レンズ調光 | 電子調光フィルム搭載 |
| チルト調整 | 多段階チルト機構 |
| ライト演出 | ダイナミックライトエフェクト搭載 |
| IPD / 瞳孔間距離 | レギュラー:58〜70mm |
| 接続方式 | USB-C to マグネット式コネクター |
| 対応機器 | USB-C映像出力対応のスマホ、PC、Mac、ゲーム機など |
| 本体サイズ | 折りたたみ時:155.0 × 50.1 × 56.5mm |
| 本体重量 | 83g |
| ケースサイズ | 191 × 85 × 85mm |
| ケース重量 | 290g |
| 注意点 | iPad Air第4世代・第10世代との接続不具合について、公式ページでOTAアップデートによる修正予定が案内されています |
続いてProネックバンドのスペックをまとめました。
▼Proネックバンドのスペック
| 項目 | スペック・内容 |
|---|---|
| 製品名 | VITURE Pro ネックバンド |
| 製品カテゴリ | XRグラス用のネックバンド型スマートデバイス/ウェアラブルAndroid端末 |
| 主な用途 | 動画視聴、リモートプレイ、クラウドゲーミング、モバイルワーク |
| 対応グラス | VITURE XRグラス系。Luma XRグラスにも接続可能。Proネックバンドにはマグネット式USB-Cアダプターが同梱されているため、Luma接続用に別途購入は不要と案内されています。(Viture) |
| RAM | 8GB / 12GB |
| ストレージ | 128GB / 256GB |
| OS | Android 13 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E、802.11ax |
| Bluetooth | Bluetooth 5.2 |
| USB-C入力 | 電源ON時:10W、5V/2A。電源OFF時:18W、9V/2A。USB 2.0 Hi-Speed |
| ワイヤレス投影 | DLNA、Miracast |
| マイク | 搭載 |
| バッテリー容量 | 3,280mAh |
| バッテリー駆動時間 | 日本公式:動画再生/リモートプレイ/クラウドゲーミングで約2.5〜3.5時間。海外公式では4時間以上表記もあり、地域ページで表記差があります。(Viture) |
| ハンドトラッキング | 対応、ベータ版 |
| 音声コマンド | 英語、日本語ベータ版 |
| AIアシスタント | Vizard AI搭載 |
| Google Play | 対応 |
| マルチスクリーン | 対応 |
| 3DoF / スムーズフォロー | 対応 |
| アンビエントモード | 対応 |
| 折りたたみ時サイズ | 158.8 × 123.8 × 45.6mm |
| 展開時サイズ | 225.3 × 158.8 × 37.6mm |
| 重量 | 170g |
| 同梱物 | VITURE Pro ネックバンド、ポーチバッグ、マグネット式USB-Cアダプター、クイックスタートガイド、安全ガイドライン |
| 保証 | 1年間の製品保証、無期限ファームウェアアップデート対応 |
VITURE Luma Ultra XR/ARグラスのよくある質問Q&A
VITURE Luma Ultra XR/ARグラスのよくある質問Q&Aをまとめました。
- VITURE Luma Ultra XR/ARグラスには端末が内蔵されていますか?
- いいえ、VITURE Luma Ultra XR/ARグラス自体はスクリーン機能とスピーカー機能を搭載していますので、端末は別途必要です。
- 普段はサングラスとして使えますか?
- 上部が見えづらいのと、普通のサングラスと比較するとゴツいので見た目の違和感を感じるかもしれません。無理やり使えない事もないとは思いますが、おすすめではないです。(ビーチで寝っ転がって使うのは良いと思います。)
- 誰でも簡単に使えますか?
- ミラーリング利用に関しては特に難しくありません。Proネックバンドで利用する場合などは一定の設定が必要になるので、そういった設定作業が極端に苦手な方には向いていないかもしれません。
まとめ
しばらく使ってみた感想としては、まだまだ色々試したい事が山積みのガジェットです。
一旦は普段の作業で使うのと、動画視聴などのエンタメで使う事がメインになりそうです。
どこでも没入感を得られるというのは、かなり強い要素ですね。
作業に関しても余計なものが視野に入らないのでとても集中できます。
近くに家族が居ても自分は一人の空間に居るような感覚になるのは面白い体験でした。
ただ、没入しすぎて家族に呆れられたりするので、やり過ぎには注意が必要ですね(笑)僕も奥さんに冷ややかな目で見られる事が何度かありました(笑)
Apple Visionなどの高価なガジェットはなかなか手が出ませんが、VITURE Luma Ultra XR/ARグラスであれば装着も楽だし、価格帯も比較的手が出しやすい価格帯ですね。
僕自身もかなり色々と試しましたが、まだまだあれもやってみたい、これもやってみたいと試してみたい事が山積み状態です。
VITURE Luma Ultra XR/ARグラスは、これからまだまだ発展しそうなAR/XR分野に興味のある人の入門機としてはとても良い選択肢ですね。
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