今年の春にずっと念願だったレコードプレイヤーを買いました。
audio-technicaさんのここ最近の入門機ラインである「AT-LP120XBT-USB」
今時のBluetooth接続やUSB接続なんかができるタイプ。
そこからしばらくの間、レコードのある生活をしてみたのでこの記事でレビューします。
目 次
週末はレコード
レコードが来てからというもの週末の家で過ごす午後はほぼ毎回レコードをかける様になった。
珈琲を奥さんか僕が淹れて、香りを楽しみながら本を読んだりパソコン作業したりする時間にレコードをかけます。
かけるのはもっぱら「ながら聞き」ができるモノを選びます。
出ないと音楽に持って行かれて何もできないから(笑)
最近の「ながら聞き」でのお気に入りはチックコリアの中古やヌジャベスあたり、
最高に良い音楽だけれども「ながら聞き」もできてしまう素晴らしいレコード。
良い音楽を聴きながらおいしい珈琲を飲んで、ダラダラと何やら作業などをしながら過ごす時間と空間は格別です。
audio-technica AT-LP120XBT-USBのレコード・サウンド
肝心のサウンドです。
僕はCD世代だったのでCDにお世話になることが多かったせいでレコードはCDやデジタル音源からするとややサウンドクオリティが劣るのかな?と思っていました。

ところが実際に聴いてみると、意外にシャープな繊細さがあってしっかりとしたサウンドが再現されていて、意外にもCDやデジタル音源に劣る感じは全くありませんでした。
むしろ、さらにアナログの温かみで厚みを増している感じがして、聴いていてとても心地よいです。
アンプとスピーカーもサウンドに大きく影響するとは思われますが、少なくとも僕の環境ではかなり高品質なアナログサウンドが聴けて大満足でした。
▼使用したオーディオインターフェイス
▼使用したアクティブスピーカー
手間のかかるレコード
レコードはかけるのにも、ひと苦労。

僕の場合はアクティブスピーカー(アンプ内蔵タイプ)なのでスピーカーの電源を左右別々に入れて、オーディオインターフェイスの電源を入れてプレイヤーの蓋を開けて電源入れてから、レコードをジャケットとスリーブから出してセットし、ターンテーブルを回してからトーンアームののロックを外して針を慎重に落とす。
この作業でやっと音が出始める。
スマホを開いてエアポッズを耳に突っ込んで再生を押すだけの近代的な音楽再生とは程遠い作業量だ。
でも、その手間が楽しくてしょうがないことに気がついた。

ジャケットが愛おしいので眺めたり、ライナーノーツに目を通したり、レコードを並べてみたり、余計だけども楽しい作業がそこにはふんだんにあった。
中古レコード店
中古レコード店に足を運ぶ様になった。
地元の中古レコード屋さんが
— カーミー@Studio-Kamix(仮住まい中) (@StudioKamix) September 23, 2025
移転セールやってたので
レコード漁りに行ってました。
(・∀・)
欲しいものがズラリで
物欲抑制に苦労しました。
( ˘ω˘ ) pic.twitter.com/vR7kM1TWfq
当然だけれどもレコードを探して中古レコード店に足を運ぶ様になった。
そして、レコード店ではせっせとレコードを漁って目ぼしいものがないか?ハンターの様に目を光らせるのだ。
珍しいものや探していたものを見つけると嬉々としてテンションを上げて購入を検討する。
ツタヤで中国レコードコーナーが
— カーミー@Studio-Kamix(仮住まい中) (@StudioKamix) September 10, 2025
出来ていたので
欲しかったレコードを見つけて
即ゲット!!
( °o°)
購入品を厳しく
チェックするレオくん。
(ΦωΦ) pic.twitter.com/rFDJZnehtl
レコードを探す
ネットでレコードを探す事も増えました。
お気に入りの音源が必ずしもレコードになっているとも限りません。
ネットで探してお気に入りの音源のレコードがあると、これまた嬉しいですね。
お気に入りのアーティストが新譜をレコードで出すなんていうニュースもたまらないですね。

ライナーノーツを読む
ライナーノーツを読むのも楽しいですね。
サブスクにはライナーノーツはありませんよね。サブスク世代の方はその存在すら知らないでしょうね。
まあ、ネットが代替してるから要らないと言えば要らないんでしょうね。
でも、レコードに付属するライナーノーツを読むのはまた一味違いますね。
古いレコードれあればライナーノーツも当時のままなので、時代を感じます。
アーティストや楽曲により親しませてくれる乳化剤の様な役割を果たしてくれる、とても嬉しい存在です。
そのデザインなんかも楽しみの一つです。
レコードを楽しませてくれる名脇役である事は間違い無いですね。
DJプレイ
僕はDJではないのでプレイヤーも一台しか持っていませんが、レコードを変えるタイミングでは無音の時間がどうしても出来てしまいます。
そうした時にはもう一台プレイヤーがあってミキサーでつないだりできると良いな・・・と思うもの。

将来的にはもう一台購入して、ミキサーに繋ぎたいですね。
さらにaudio-technica AT-LP120XBT-USBはいわゆるターンテーブルを回すことのできる「ダイレクトドライブ方式」のプレイヤーでもあります。
このダイレクトドライブ方式であれば将来DJプレイをやりたくなってスクラッチをしたりとかも出来るという事ですね。
僕はいまのところスクラッチの様なDJプレイをする予定はありませんが、人生何が起こるか分かりませんのでダイレクトドライブ方式にしました。
お友だちにはスクラッチのできる人もいるので、家でプレイを披露してもらう時にも良いですね。
Bluetooth接続
audio-technica AT-LP120XBT-USBはBluetooth接続を持っていますので、手持ちのBluetoothスピーカーに繋げて楽しむことが出来ます。

僕も手持ちのBluetoothスピーカーと繋いでみましたが、手続きは至って簡単でしたのであっさり繋がりました。
普段からBluetoothスピーカーで音楽を楽しんでいる方にはとても嬉しい機能ですね。

アンプなどを経由しなくてもプレイヤーを買ったその日にBluetoothスピーカーで音楽が楽しめます。
僕のBluetoothは小型のものですが、それなりに音が鳴るのでレコードを楽しむことが出来ました。
▼こちらの記事で紹介
まとめ
ほしかったターンテーブルをやっとこさ手に入れて感じたのは、生活の変化でした。
週末の楽しみ方や日々に生活の中でレコードを探したり中古レコード屋さんに足を運んだりと、日々の暮らしの中に新しい楽しみが増えて豊かになった。
レコードは本当に良いですね。
僕のレコード・コレクションも少しずつですが増えてきて、今は10枚くらいになりました。
ほしいレコードはたくさんあるのですが、今は月に1〜2枚くらいのペースで買っています。
徐々にレコードが増えるとかける選択肢が広がって楽しいですね。

楽しみがひろがってつくづくプレイヤーを買って良かったな、と感じました。
僕の様にレコードライフに興味のある方は昨今増えていると思います。
気になっている方には早く足を踏み出してほしいな・・・と思うのでした。
特に僕の様な初心者の方には、audio-technica AT-LP120XBT-USBはいろんなユーザーの選択肢になりうる盤石さがある製品んですのでおすすめしたいですね。
レコードプレーヤーを購入するキッカケになったのは20代の時に大好きだったロックバンドのアナログ版が発売でした。
▼Blanky Jet City
当時そのバンドに夢中になるキッカケをくれたセカンドアルバムを記念にレコードで買ったのです。
レコードを買うとやはりかけてみたくなるのが人情で、レコードマニアのお友だちにも背中を押されてaudio-technica AT-LP120XBT-USBを買ったのでした。
ぜひ、多くの方にレコードライフを楽しんでもらいたいですね。






