時々セルフィーで撮りたい用途があって、三脚も必要、Webミーティングでも使いたいし、持ち歩きたいので折り畳めてコンパクトで軽め、でも安かろう悪かろうでは困るので耐久性もあって、しっかり使えるセルフィースティックがほしい・・・なんていう欲張りな方は多いのではないでしょうか?
Ulanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックは、それ全部叶えてくれる優れものです。一本カバンに忍ばせておくと活躍するシーンはかなり多そうですね。
しばらく使ってレビューをまとめてみたので、是非最後まで読んでみて下さい。
目 次
Ulanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックのメリット・デメリット
Ulanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックのメリットデメリットをまとめてみました。
- ポータビリティ(携帯性)
- コンパクト・軽量・手軽
- スマホがしっかりと安定
- 安定性
- ちょい高め
- 卓上での上から俯瞰撮影はできない
このレビューはメーカーさんに製品をご提供頂き、Studio Kamix(スタジオ・カミックス)の「メーカーさんに忖度しない」レビュー・ポリシーにご同意いただいて制作しております。m(>o<)m
Ulanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックの開封
それでは開封していきます。
パッケージは必要十分なシンプル・ベーシック・スタイルでした。
Ulanziさんの製品はコスパが良いと常々思っているのですが、パッケージにコストをかけすぎずシンプルに仕上げている点は個人的に気に入っています。
エコだし、その分コストが下がった方が嬉しいという現実主義なんですよね(笑)
付属品一式
付属品はMagSafe用のリングとUSB充電ケーブルにマニュアルというシンプル構成です。
- 本体
- USB充電ケーブル(C To A)
- MagSafe用リング
- マニュアル
▼USBケーブル
ケーブルはリモコンを充電するためのもので、本体側がUSB Type-Cで給電側がUSB Type-Aになっています。
MagSafe用リングは裏側に3M両面テープが貼られていてスマホ本体やスマホケースに貼れる様になっています。
Ulanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックの見た目
それでは本体を見ていきます。
ホワイトとシルバーのデザインがシンプルで美しいですね。女性にも喜ばれそうなデザインです。
グリップ部分にシャッターのリモコンが付いています。
全体的に樹脂製で手触りも悪くありませんでした。
また、可動部分が多いのですが、緩い箇所はなくてしっかり作られている様で安心感がありました。
先端の丸いパーツに磁石がマウントされていてMagSafeとくっつく事でスマホをホールドしてくれます。
重さは「276g」とそこそこの重さですね。
ただ、全長が24cmほどですが、伸ばすと最大136cmになる事を考えると軽く思えます。
足の部分は3つに開いて三脚になってくれます。
下から見るとこういう感じですね。
ボタンが底面にありますので押すと三脚に展開ができます。
立たせるとこんな感じですね。
そして、伸ばすとこんな感じ。
全長136cmまで伸びますのでかなりの高さになります。
▼以下は段階的に伸ばした画像です。
Ulanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックのセットアップ・使用方法
セットアップというセットアップはリモコンをスマホとBluetoothで接続するくらいですね。
付属のリモコンのボタンを長押しするとペアリング待ち状態になります。
スマホのBluetoothをONにして「Ulanzi」という端末が表示されたらタップしてペアリングします。
以上で接続できましたので、カメラアプリのシャッターボタンなどと連動する事ができます。
充電は付属のケーブルでリモコンに接続するだけです。
簡単ですね。
Ulanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックを使ってみた
さっそくスマホをとりつけて使ってみました。
MagSafeの部分はかなりしっかりとくっついてくれました。
色んな角度で試してみましたが、外れそうな気配はなくてがっしりと固定されていました。
縦でもしっかりと撮影できますね。
もちろん、横撮影でも問題ありませんでした。
磁力でしっかりと固定してくれるので安心ですね。
伸ばすとこんな感じですね。
少しスティックがしなっている様にみえますが、問題なく使用できました。
三脚を利用して立てた状態もすこぶる安定感がありました。
▼Webミーティング風
昨今需要の多いウェブミーティングでも十分活躍してくれそうです。
▼Live放送風
僕はしてませんが、Live放送をされている方にも良さそうですね。
▼卓上俯瞰撮影
卓上で上からの俯瞰撮影で使いたかったのですが、残念ながらスマホのホルダー部分が一方向にしか90度折れ曲がらないので、写真はホルダーの上に載せているだけでホールドされていません。
上記の写真の様にホールド部分はこれ以上手前には倒れません。
シャッターボタンも押しやすい位置にありますので使いやすそうです。
丸型のパーツを下にして置くと転がらず安定して置いておく事が出来るのも良いですね。
メーカー
メーカーである「ULANZI(ウランジ)」さんは
中国のハイテク都市・深圳のメーカーさんで2016年に設立されたスマホ・カメラ用三脚などを中心に扱っているブランドです。
世界100カ国以上で販売されているそうでグローバルな企業さんですね。
また、中国では企業の信用度をスコア化する「阿里巴巴企业诚信体系」というサービスが普及しているらしいですが、そのサービスの評価では「AAA」とランク付けされている企業さんなのでかなり信頼度は高そうです。
Ulanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックのスペック
Ulanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックのスペックをまとめました。
素材 | ABS+PC+アルミニウム合金 |
重量 | 275g ± 10g |
サイズ(収納時) | 60×49×243mm ± 10mm |
サイズ(展開時) | 1365mm ± 10mm(三脚を伸ばした状態) |
リモコン距離 | 10m |
バッテリー容量 | 50mAh |
Ulanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックのよくある質問Q&A
Ulanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックのよくある質問Q&Aをまとめました。
- iPhoneでMagSafe機能がついた端末でないと使えませんか?
- 付属の両面付きリングを使えばAndroid端末でも使う事ができます。
- リモコンはiPhone専用ですか?
- リモコンもBluetoothが使えるスマホであれば、たいていの機種がペアリング可能です。
- 卓上での撮影にも使えますか?
- 三脚を利用すれば卓上撮影にも使えます。
まとめ
しばらく使ってみると様々なケースで使えるセルフィースティックである事が分かりました。
自撮り棒(セルフィースティック)は様々な種類が取り扱われていて、僕も何度か他の製品を使った事があるのですが、安っぽい作りのモノが多くて、すぐに壊れたり可動部が緩くなったりする信頼性にかける製品が多かったです。
しかし、そんな中でUlanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックはUlanziさんが作っているだけあってしっかりとした作りに安心感が持てました。
価格的には正直安くはないですが、長く使えるしっかりしたモノを持ちたいと考えるとUlanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックは長い目で見た無難な選択と言えるでしょう。
しっかりとしたトラベル三脚を持ち歩くのはそれなりに重くて嵩張るのでどうしても億劫になってしまうのですが、Ulanzi MG-003MagSafe対応セルフィー・スティックなら旅先での撮影やアウトドアシーンでのあらゆる撮影でも活躍してくれる上に、サコッシュにも収まる程度の重さとコンパクトさは負担にならなくて良いですね。
記念写真なんかでも使えるので人が集まる場所に行くときには気軽にお供にすると良さそうです。