モニターアームは今や選択肢も増えて、さまざまなタイプが見られます。
しかし、モニターアームに求める第一の条件はなんといっても「安定性」そして第二に「可動性」ではないでしょうか?
「COFO無重力モニターアームPro」は名前に「無重力」と付いているのでモニターを好きな様に動かせて安定させられる様な性能が期待できそうですが、実際のところどうなのか?
しばらく使ってみた実体験をもとにレビューしていますので気になっている方は是非最後まで読んでみて下さい。
目 次
COFO無重力モニターアームProのメリット・デメリット
COFO無重力モニターアームProをしばらくの間、使ってみてメリットデメリットをまとめてみました。
- 圧倒的に簡単な設置
- 圧倒的なクランプ部の安定性
- アームの安定性と自由度
- 無重力感
- デザインの美しさ
- お値段やや高め
このレビューはメーカーさんに製品をご提供頂き、Studio Kamix(スタジオ・カミックス)の「メーカーさんに忖度しない」レビュー・ポリシーにご同意いただいて制作しております。m(>o<)m
COFO無重力モニターアームProの開封
それでは開封していきます。
パッケージはシンプルですがしっかりとしたパッケージでした。デザインも素敵ですね。
メーカーであるCOFOさんのロゴが印刷されていて期待感が高まります。
中は3段になっていて本体と付属品一色が固定された状態で収納されています。
これだけしっかりと収納されていると運搬時も安心ですね。大変好感の持てるパッケージでした。
付属品一式
本体一式と付属品が以下の写真の様になります。
- 本体
- マニュアル
- 工具セット
▼工具セットの中身
設置時に使用するレンチ類とモニター固定用のネジ、固定用の穴がある場合のパーツ類が一式入っています。
COFO無重力モニターアームProの見た目
それでは本体を見ていきます。
本体は3つのパーツに別れています。
モニターに付くパーツがメインのアームになります。
色は白と黒の2種類ですが、僕は白を選びました。
本体のメインアーム部分にロゴが入っています。
ヘッド部分がモニターをマウントするパーツになります。
続いて大事な根元にあたるクランプ部分です。
デスクに固定する大事なパーツですね。
メインアームとクランプ部分を繋ぐパーツ。
以上3つのパーツで構成されています。
全体的にシンプルで丸みを帯びたデザインがとても素敵です。
モニターアームは決して主役になるツールではありませんが、美しいデザインはやはり大事ですね。
デスクが引き締まるのでテンションが上がります。
COFO無重力モニターアームProのセットアップ・使用方法
まずは、要となるクランプ部分を固定していきます。
クランプ幅は付属のレンチで調整できます。
▼幅を調整している様子
任意の位置にクランプ部分を固定します。
レンチで締めて固定します。
最後に付属の金属パーツを中に組み込めばOKです。
続いてアーム下部を取り付けます。
こちらはスポッとはめるだけでです。
仕上げにレンチでパーツが抜けない様に固定すれば完了です。
最後にメインアームを取り付けます。
こちらもスポッとはめるだけです。
下部アームと同じくレンチで固定したら完了です。
以上でアーム部分は準備できました。
続いてモニターにブラケットを取り付けます。
4つのネジで固定していきます。
ネジでVESA規格のブラケットをマウントできたらモニター側も準備完了です。
最後はブラケットをアームの頭にガチャリとドッキングさせればOKです。
あとは、アームの支え具合をモニターに合わせて好みで調整するだけですね。
組み上がったらモニターの稼働部分の力加減を調整します。
最後にケーブル類を収納すればOKです。
二箇所あるケーブルカバーを開けてケーブルを収納させます。
カバーは上にスライドさせるだけで外れますのでケーブルを簡単に収納できます。
▼ケーブル仕上がり
以上で完成です。
組み立て所要時間約15分でした。
組み立ての工具も全て付いているし、セットアップは全く難しくありませんでした。
慣れると1分以内で組み立てはできる様になりました。
▼組み立て動画
構成がシンプルで安定性が高いのでしっかりとしているのに簡単に組み上げられるのがスゴイですね。
COFO無重力モニターアームProの使ってみた
さっそくCOFO無重力モニターアームProを使ってみます。
クランプ部分
まず最初に感じるのが、アーム根元のクランプ部分の安定感です。
ココがネジを1箇所締めるだけでサクッと安定してくれるのは本当にすごいですね。
ちょっと揺らしてみましたがズレる様なこともなく、安定感がハンパなくてめちゃくちゃ頼もしいですね。
▼クランプ部分安定性テスト動画
大事な部分なので結構強く揺らしてみましたが、しっかりと安定してくれていました。
アーム部分
アームの動きはスムースで快適です。
可動領域はかなり広いのでたいていの使い方には対応できそうですね。
しばらく動かし続けてみました。
▼アームに負担をかけてみる動画
かなり長いコト動かしていたにも関わらず、特段緩むこともなく当初の動きをキープしてくれているのが印象的でした。
アーム部分の作りがとても良いですね。
通常の使い方
デスクの正面でメインモニターとして使ってみました。
高さも好みの位置に柔軟に合わせられるのでとても使いやすかったです。
モニターの角度も変えられるので、スタンディングデスクで立ったり座ったりする場合もベストポジションを作るのがとても快適に行えます。
縦使い
縦使いにも対応、必要な時だけ動かして見るという様な使い方にも向いていますね。
サイドモニターとして資料を映したりする使い方なんかには抜群によさそうですね。
撮影モニター
無重力について
「COFO無重力モニターアームPro」は「無重力」という言葉が使われていますが、アームの無重力感はどうか?検証してみました。
好きな様にグイグイと動く無重力感を出すには、アームの稼働部分のセッティングを結構追い込む必要があります。
僕も好みの無重力感まで稼働部分のセッティングを追い込んでみました。
その結果が下の動画です。
▼セッティングを追い込んだ無重力感
ここまでセッティングをすると確かに「無重力」といっても遜色ない感じに仕上がります。
普段使いでグイグイと動かして使いたいという方には、うってつけですね。まさに「無重力モニターアーム」です。
メーカー
メーカーである「COFO(コフォ)」さんは2016年に日本の千葉県山武市にて設立された企業さんです。
20年以上リラクゼーション・セルフケア製品に携わるプロダクトデザイナーを筆頭に、「最高水準の品質をリーズナブルな価格で」を開発理念としてデスクやチェアーなどをはじめ、さまざまなプロダクトを生み出しているのだそうです。
COFO無重力モニターアームProのスペック
COFO無重力モニターアームProのスペックをまとめました。
品名 | COFO 無重力モニターアーム Pro(シングル) |
対応機・モニター | CM-AP1B, CM-AP1W |
カラー | ブラック, ホワイト |
対応サイズ | 天板厚さ:クランプ10-50mm, グロメット10-55mm VESA規格:75x75mm / 100x100mm |
素材 | スチール、アルミ合金、ABS樹脂、POM樹脂 |
全体の寸法 | 567x115x592mm |
重量 | 約3.5kg |
耐荷重 | 2.5〜14kg 推奨対応モニターサイズ:17〜40インチ |
チルト(縦) | プラス80°〜マイナス80° |
パン(横) | プラス 90°〜マイナス 90° |
回転 | プラス 180°〜マイナス 180° |
梱包重量 | 約4.6kg |
梱包寸法 | 437x262x148mm |
商品企画 | 日本 |
製造 | 中国 |
COFO無重力モニターアームProのよくある質問Q&A
COFO無重力モニターアームProのよくある質問Q&Aをまとめました。
- 設置は誰でもできますか?
- 設置はそんなに難しくありませんのでマニュアルを見て手順に従えば、簡単な工作作業などができる方であれば設置は可能です。
- 工具など何か準備が事前に必要ですか?
- ネジや工具類に至るまで全て付属しているので特に事前に準備する必要はありません。
- どんなデスクでも使えますか?
- 厚さが10〜50mmまでのデスクやテーブルなら設置可能です。
まとめ
しばらくの間、COFO無重力モニターアームProを使ってみました。
モニターアームにとって重要な「安定性」と「自由度」を中心に少し負荷のかかるな使い方(参考動画参照)もしてみましたが、とにかく「簡単に設置」できるのに「安定感」が半端なく高くて丈夫なのが印象的でした。
また、「無重力」の名の通り、アームが自由自在に動いて必要に応じてモニターを支えてくれるのは、日々のワークスタイルを拡張してくれて効率化を推進してくれます。
モニターアームはモニターの裏で地味に活躍するガジェットですが、まさに縁の下の力持ちといった頼もしい存在だということに気づくことができました。
COFO無重力モニターアームProが気になっている方には是非実際に試してみてもらいたいと感じました。
今回使った「COFO無重力モニターアームPro(シングル)」は定価¥21,999(税込)ですが、Makuakeの30名限定20%OFF価格で「¥17,599(税込)」でした。
この機能で2万円を切るのは「買い」だな!と正直に感じることができました。