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「初心者向け」dB(デシベル)とは?〜つかみどころのない「dB(デシベル)」を初心者向けにまとめた記事。

こんにちは、

スタジオ・カミックス管理人のカーミー@StudioKamixです。

(➡︎プロフィールはこちら

 

この記事は音の単位「dB(デシベル)」についての記事です。

 

音の大きさを表すのに

頻繁に使われる「dB(デシベル)」ですが、

けっこう捉え方が難しいんですよね・・・、

だから、「この音は60デシベルくらいかな〜?」

とか云いませんよね?

「ここは80dBくらいうるさいですね〜」

とかも云いませんよね(笑)

 

でも、ちょっとコツを覚えると

「dB(デシベル)」が分かってきて

比較をしたり説明をするのに役立ちますよ。

 

この記事は初心者向け記事でしたので

今まで「dB(デシベル)」の説明を聞いても

ピンと来なかった僕の様な方に読んでもらえると

「dB(デシベル)」の事がだいたい把握できて日常的にも使える様になります。

注意

この記事は初心者向け記事です。専門的な知識をお求めの方には物足りないと思いますのでご注意下さい。

「dB(デシベル)」とは?

「dB(デシベル)」は音の大きさの単位ですね。

当然ですが、数字が大きくなるほど、

「音」も「大きい」と云うことになります。

 

ただ、ここでよく間違われがちなのが

「20dB は 10dB の 2倍 ではない!」

と云う事です。

「え?」となりますよね?

だいたいこの辺から迷宮入りするんですよね。

「dB(デシベル)」は「対数」?

「dB(デシベル)」は「対数」と呼ばれる数値で、

「小さな音」と「大きな音」の「差があり過ぎる」ので

複雑な計算をへて、

「分かりやすい扱いやすい小さな数値」で表されています。

MEMO

この記事では難しい計算は説明しませんので、もっと詳しく知りたい方はググって下さい(笑)

なのでだいたい「0〜120dB」で表現されていますよね。

本当は最小値と最大値がかなり差がある数値ですが、

対数を用いる事で「0〜120」と云う扱いやすい数字に

なっているというワケですね。

 

とは云え、この「デシベルdB」

馴染みがないので「0〜120」がどのくらいなのか?

見当がつかないですよね?

これに関しては、

かなり乱暴になってしまいますが、

10dBはこのくらい

40dBはこのくらい

と云う風に覚えるのが一番の近道ですね。

dB計測アプリを使おう!

最近はスマホのdB計測アプリがたくさん出ています。

スマホのマイクで周辺の音を拾って

「dB」を教えてくれるアプリですね。

無料のモノもたくさんあって、

めちゃ簡単に扱えますので、

是非一個は入れておきたいアプリですね。

▼ちなみに僕はこちらを使っています。

デシベル X - dBA デシベルテスター

デシベル X – dBA デシベルテスター
開発元:SkyPaw Co. Ltd
無料
posted withアプリーチ

立ち上げるとその場の音を録音しながら

「dB(デシベル)」を計測してくれます。

以下は僕が自宅で計測した時の画面です。

▼デシベルXの計測画面

アプリ デシベルX

だいたい50〜60dBくらいですね。

今はアプリを使えば簡単にdBが測れるので

便利な世の中ですね〜(笑)

「dB(デシベル)」目安を知ろう!

例えば、「静かな図書館」は

だいたい「40dB」くらいと云われています。

これを基準にしておくと

職場はどれくらいなのか?

自宅はどれくらいなのか?などの想像がついてきます。

 

「掃除機」が約70dB

掃除機って結構うるさいですよね。

下手したら会話がかき消されるくらい・・・、

なので会話が聞き取りにくいな・・・と思ったら

その場の騒音は少なくとも70dB以上はあるかもしれません。

 

「ジェット機のエンジンの近く」は?

「120dB」くらいと言われてます。

ジェット機のエンジンの音なんて、もはや耳がやばいレベルですよね?

なので、思わず耳を塞ぎたくなるほどの音だったら

120dBくらい行ってるかもしれないって事ですね。

 

120dBはもはや「肉体的苦痛の限界」と表現されたりもします。

おそらく鼓膜が音を捉える限界あたりなのでしょうね。

これ以上だと鼓膜に支障きたすのだと思います。

 

「dB(デシベル)」の目安

「dB(デシベル)」の目安をまとめましたので参考にしてください。

実際には「今、何dB(デシベル)かな?」って時に

アプリで測ってみると

「あ〜このくらいで〇〇dBなんだな・・・」と

「dB(デシベル)」がよくつかめます。

デシベルの正体

デシベルは対数を使った数値ですが、

とても大きな差を数値で見た時に

分かりやすくしてくれているワケですね。

倍数で見ると分かりやすいです。

▼デシベルの差とその倍率

デシベルの差 倍率
0デシベル 1倍
6デシベル 2倍
10デシベル 3倍
20デシベル 10倍
40デシベル 100倍
60デシベル 1,000倍
80デシベル 10,000倍
100デシベル 100,000倍
120デシベル 1,000,000倍

この表を見ると

「20dB」は0dBの「10倍」

「40dB」は「100倍」

「60dB」は「1000倍」

「80dB」は「10000倍」

「100dB」は「100000倍」

「120dB」は「1000000倍」

という風に20dB上がるごとに

倍率は1桁ずつ上がっていっているのが分かります。

この様に、あまりにも数値に差が出るので

対数を用いて表現するワケですね。

「120dB」は0dBの「百万倍」ってすごいですよね。

「dB(デシベル)」を理解する上で知っておいてもらいたい

0dBとは?

0dBと云うのは「無音」を意味しますが、

これは言い換えると「人間の耳の能力の限界」とも云えます。

つまり実際はもっと小さな音がしているのかもしれないけれど

人間に聞き取れるのは「0dB」が限界なので

そこを「0」としているって事ですよね。

例えば、人間の5倍の聴力を持つと言われているネズミだったら

もっと小さい音を感知できるはずなので

0dBはもっと低いところにあるのでしょう。

つまり我々が用いている「dB」は人間のためのものであって

「絶対的」な単位ではないってことですよね。

そう考えるとちょっと哲学的で面白いですね。

0dB以下はない?

そうなると0dB以下は無い様に思えますが、

実は「マイナス」の世界もある様ですね。

Microsoft社の「無響室」と呼ばれる極限まで音を抑えた部屋は

(マイクなどのテスト用に作られたらしい)

なんと「-20dB」と云う数字を叩き出したらしく

ギネスに認定されているそうです。

もはやよく分かりませんね(笑)

ちなみに「無響室」には長時間居られないそうです。

無音なんだから居心地良さそうに思うんですが、

そうでは無いのですね・・・奥が深い。

▼参考動画

「dB(デシベル)」名前の由来

名前の由来についてまとめました。

d(デシ)とは?

小学校で習う「量」の単位で「ℓ(リットル)」が

あったと思いますが、

さらに「dℓ(デシリットル)」があったのを覚えてますか?

「1ℓ=10dℓ」

デシベル(dB)の「デシ」はこの「dℓ(デシリットル)」と

同じ意味なのでB(ベル)を小さくしたと云うことから

「d (デシ)」がついているみたいですね。

B(ベル)とは?

「デシベル」のベルは、

電話を発明したアレキサンダー・グラハム・ベルの名前から

由来しているそうです。

デシ(d)とベル(B)が合わさって「デシベル」って事ですね。

「dB(デシベル)」まとめ

と云うわけで、

「dB(デシベル)」について初心者向けにまとめました。

音の大きさって、結局その人の聴力にもよるので

現し方が難しいですよね。

動物によっても聴力が異なるので・・・。

そう考えると音と云うのは、とこまで行っても

「相対的」

つまり、それぞれによって異なっていて比較しづらい。

「絶対的」なものではないんですよね。

有名な「哲学の問い」で

「誰も居ない森の中で、木が倒れた時、音はするのか?」

と云う問いがあります。

一瞬「そりゃ、するでしょ?」って思ったんだけど、

誰も居ないって事は、その音を感じとる人が居ないって事なんで

「音はしない」とも云える?

とっても悩ましい「問い」ですね。

僕はこの問いが好きで、時々考えます。

「音」ってとても哲学的ですね。

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