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【書評】日本をクールにする可能性を秘めた「変人」先生方の 眼から鱗がボロボロ剥がれ落ちる話「京大変人講座」

京大変人講座 本

この記事を書いた人
カーミー
社畜ブロガー

雑記ブログ『Studio Kamix』管理人の社畜ブロガー「カーミー」です。無意識に良い人を演じますが、ゲスで小狡いスケベ野郎が内に潜んでます。写真・音楽・ガジェット・物書きが好きという無節操が未だ止まらないアラフィフ男子です。プロフィール

本大好きブロガー

スタジオ・カミックスのカーミー@StudioKamixです。

そう云えば、久々かな?

書評を書いたので投稿。

 

奥さんの友だちが、奥さんに貸してくれたのを

目ざとく見つけてこっそり横取りして読んでみたら・・・、

ものすごく面白くてどハマりしてしまった・・・(汗

その名も「京大変人講座」

変人とか、変態とかってワードにはとても惹かれる(笑)


 

結論から云うと・・・

これね・・・・、結論から云うと・・・、

読んだ方が良いよ。

「僕はこんな大事な事も知らんかったのか・・・?」

って云う驚きに出会えるのと

「もっともっと知りたい!」

って云う知的好奇心に火をつけられる感じが新鮮で

めちゃおすすめ!

 

あと、文章がうまいんだな・・・きっと。

僕みたいな一般庶民にも分かる様に難しい事を

丁寧に距離をとって書いてくれてるので理解しやすい。

 

めっちゃ面白い先生の話がすごく近くで聴ける感じ・・・。

読み終わって振り返ってみると、

すごく読みやすくてスイスイと進めたもんな。

難しくなりすぎない様に読み手側に配慮されてるのがよく分かる。

かなり頑張って丁寧に作られている本だと思う。

すごい!

「京大変人講座」はどんな本?

この本は巻頭の

「変人がいるから人類は繁栄してきた」

という京大の変人を育む校風なんかに関する

京大総長とこの本のナビゲーターさんの軽い対談からはじまり、

その後は、六人の京大の先生の、

それぞれのお話が繰り広げられると云う構成。

学業 アカデミック

京都大学の自由な学風、「変人はホメ言葉」という文化は

とても親しみが持てて面白いなあと思った。

六人それぞれの先生のお話もイチイチ面白くて

飽きる暇がなかったほど、あっという間に読んでしまう。

僕は一番最初に載っていた「宇宙の話」でほぼノックアウト!

変人先生の話に夢中になってしまった・・・。

 

僕は宇宙とか科学とか、物理とか、学校では得意でなかったけれど

その手の話を聞くのがとても好き。

京大変人講座第1章の

【地球の教室】

「毒ガスに満ちた奇妙な惑星へようこそ」

地球岩石学の小木曽 哲先生によるもの。

このお話一つとっても

僕は自分の持っていた浅〜〜〜い常識をあっさりと粉々にされてしまう。

その後はページをめくる度に、いちいち胸ぐらをつかまれて

眼から鱗をボロボロと落っことすハメになった。

もう足元が鱗まみれ(笑)

地球 宇宙

学校では教えてくれない!恐怖の地球46億年史

少しだけ紹介させてもらうと・・・、

この章では

僕らが住んでる地球という惑星について

あらためて教えてくれる。

太陽系の惑星の中で地球だけが水と大気に恵まれ

多種多様な生物が繁栄してる訳だけれど、

「それはなぜか?」

といった様な根源的な話を上手に紐解いてくれる。

 

地球は太陽の周りをまわってるのは最早当たり前の話だけれど

太陽の影響をものすごく受けている。

でもって地球だけが、水を大量に湛えている訳だけど、

なぜ?火星や水星、木星なんかには水がないのか?

惑星 太陽系

それは地球が「ハビタブルゾーン」と云われる

水が液体として存在できる太陽からの一定距離内にあるからだ。

ハビタブルゾーンより手前の太陽に近い位置にある惑星では

水が液体では存在できず、水蒸気か?

もしくは失われてしまっているのだ。

 

そして、ハビタブルゾーンの外側では

こちらも液体としては存在できず、

固体である氷となってしまうのだ。

 

つまり、地球は水が液体として存在できるベストポジションに居る!

という訳だ。

それを聞くと・・・、

なんてすごい偶然の上に成り立っちゃってんだ?

そこに生まれた自分って・・・

奇跡の上にさらに奇跡が起こって自分が存在してるんだな・・・

・・・なんてちょっと感慨深くなった・・・。

本当にこれはもう奇跡としか云いようがない。

太陽 サンセット

さらに太陽からは「太陽風」というモノが吹いてきているのだけれど、

この太陽風は本来惑星にとてつもない影響を与えるシロモノ!

でも実は地球はこの太陽風の影響を最小限に食い止めている。

 

そして・・・、なんと・・・、

その太陽風から地球を守ってくれて

四六時中、太陽風を受け流しているのが・・・・・・

「磁力」!

そう、地球は磁力を帯びている訳だけれど

その磁力が太陽風の強烈な影響から地球を守ってくれている。

え〜〜〜〜〜?全く知らなかった・・・・。

「磁力」にお礼を云った事もなければ、恩義を感じた事もなかった・・・。

磁石 磁力

そして、その磁力ってなぜ地球に備わってるのか?

・・・ってのにも理由がある!

その理由は・・・・・・・

ってな感じで、ついつい人に云いたくなる知識が満載・・・。

もっと書きたいけど、ただのネタバレだけになってしまうのでこの辺で(笑)

面白過ぎる6つのお話

この他にも第二章は

「なぜ、寿司屋のおやじは怒っているのか?」

というサービス経営学の山内 裕先生のお話も興味深い・・・・。

なぜ?なんて考えた事もなかった・・・(笑)

 

回らない寿司屋のオヤジの存在とサービスの価値について

教えてくれている・・・。

「自分に従属している人からの承認に対する価値は低い」

っていう核心をついた話には

「はっ」とさせられてしまった。

だから偉そうな寿司屋のおやじに認められると嬉しいってことなんだ。

・・・という意外な発見があるお話とか・・・

 

第4章の

「不便なモノが社会を豊かにする!?」

っていうお話も思わず激しく同意するばかりで、すっかり感心してしまった。

便利な方が良いに決まっている!という常識が

ガラスの様に粉々に打ち砕かれたのだった・・・・・。

 

兎に角、どのお話も

眼から鱗

激しく同意

の連発で

あっという間に読了してしまう感じで、

思わず「おかわりぃぃ」と叫びたくなってしまった。

まとめ

 全編読んでみて思った事が・・・、

こんな面白い授業をしてくれる大学へ行って勉強してみたい・・・だった。

もしも、十代の自分にアドバイス出来るとしたら

「勉強して京大へ行け!」

・・・・は無理でも

「面白い授業をしてくれる先生が居る大学へ行け!」

って事を云いたい!

後の人生を最大化したいと思うなら

やはり影響力のある人物(変人)から学ぶ事は

とても有効な手段ではないかと思う。

考えるキッカケをたくさんくれる人物に出会う事が

人生を豊かにしてくれるのではなかろうか?と思い至ったりした。

勢い余って教育について

あと、偉そうだけど本当の教育ってこういう事なんだろうな・・・

って思ったりもしたんだよね・・・。

 

つまり、学校の勉強って「つまらないモノ」

我慢しながら、「鼻をつまみ」ながら食べる食べ物の様な、

そんな代物に成り下がっている気がする。

 

本当はもっと楽しい、美味しい食べ物で

鼻をつまむ必要もないはずなんだよね。

そんな面白い学問がゴロゴロしていて「知る喜び」を味わえるはずなのだけれど

なぜか?そうはならない・・・

なぜか?

はてな 教育 Question

僕の非常に勝手な見立てでは、やはり教える人にあると思う。

僕は全くの教育の素人だけれど

誤解を恐れず云うと・・・・、

「人に教える能力が低い先生が多すぎる!」

いや・・・、

能力が低いというよりは

「教える能力をあげる努力をしていない先生が多い!」

要は怠けてる人が多い!んだと思う。

努力せずにつまらない授業を延々と垂れ流している人が多いのだ。

ちょっと教育批判になっちゃうけど、本当にそう感じるから仕方がない。

 

本来のお勉強って、

京大の先生みたいな面白い授業をする先生から学ばなくてはいけないはず!

問題は学ぶ事を諦めてしまっている先生か?

もしくはそれでOKになっちゃってる日本の教育システムに

あるんじゃないかな・・・?

本 

あれ?・・・おっとっとなんか難しい批判めいた話に・・・、

とあらぬ方向へ行ってるのでこの事はこの辺で。

 

話を戻して、まとめると・・・、

日本のつまらない授業をしている先生は

この本を読んでもっと「教える」事について気づいてもらいたいな・・・

と思ったりもした。

教育素人が色々批判して申し訳ないですが、

この本を読んで痛切にこの事を感じたので書かせてもらった。

 

なぜか?って云うと・・・、

もしも僕がこの本の先生方のお話を

もっと若い時に聞いてたら

多分、勉強が好きになって今とはまた違った方向に進んでいたかも・・・?

と思ったから。

環境のせいにすべきではないのだけれど・・・、

それぐらい学校や勉強と云うのは影響力の大きいモノだと思う。

勉強

日本の教育は京大の考え方を盛り込んで

「勉強=面白いモノ」

という図式に持っていく事が出来たら

最高にクールだな・・・と思った。

日本をクールにする可能性を秘めた先生方

眼から鱗がボロボロ剥がれ落ちる話が読める本、

「京大変人講座」

激おすすめです!


 

京大の先生の紹介が見られる京大先生図鑑も面白かったです。
参考 京大先生図鑑京都大学

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