広告が得意な事について思いついたので備忘録的に記録。
広告の効果が出ない時に誤っているかもしれないポイントはいくつもあると思う。
例えば、広告量、広告メディア、広告の表現、そもそも商品に魅力がない・・・・などなど数え上げれば枚挙に遑がないほど。
しかし、少しだけ俯瞰して・・・メタ的に広告というものを捉えた時に、
そもそも広告が得意な事は何?広告が活きるのってどういう場面?と考えてみると・・・・。
ずばり「繁忙期」だと思う。
繁忙期にしっかりと照準をあてて手厚く広告をする事がとても重要だと思う。
要は、繁忙期って放っておいても売り上げが上がるところだけれど、実は案外大事にされていないケースが多いのでは?って事だ。
イメージとしては「出来る子は放って置かれる」的な扱い。放っておいても繁忙期は大丈夫って事で、ついつい悪い時期の底上げ、つまり「出来ない子をなんとかしよう」的なところにエネルギーや資源を投入するのだ。
結果、悪い時期の広告って効果が出にくいので、「色々やったけど何だか広告がうまくいかないな・・・」となってしまう。広告って難しいな・・・・効果が出ないな・・・・という様なネガティブ状態に陥ってしまう。
果たしてそうだろうか?おそらく違うと思う。
広告は伸びる時期にこそ最大の効果を発揮するはずだ。つまり100売れるところを110以上に出来る可能性を広告は秘めているのだ。でも気づくと50売れるところをなんとか55にしたいと頑張ってしまうから成果があまりでないのではなかろうか?
出来る子、出来ない子の喩えで行くと、「広告」は家庭教師みたいなもんで親はついつい出来る子には家庭教師をつけずに、出来ない子に家庭教師をつけてしまう。本当はどっちも必要なんだけど、出来る子を放置してしまうのだ。
本来は出来る子の伸び代を最大限伸ばしてあげるのが最も効率が良いはず。なぜなら家庭教師も出来る子を教える方が得意だからだ。
同じ様に「広告は繁忙期という名の出来る子の売り上げを伸ばすのが得意なのだ。」
広告がうまくいかない・・・・って時は、ひょっとしたら売り上げ低迷期、悪い時期に広告をたくさんうって、繁忙期には適正に広告を打てていない・・・なんて事があるのかも知れない・・・とふと思ったので備忘録的に書いてみた。
案外、これは当たっている様な気がする。